「unknown」第2話“白い巨塔”に“ナイトドクター”吉田鋼太郎&田中圭コンビは最高と話題に!ネタバレと第3話予告

2023年04月26日10時46分ドラマ
ⓒテレビ朝日

テレビ朝日 火曜9時ドラマ「unknown(アンノウン)」第2話が4月25日に放送され、“虎松”田中圭と吸血鬼である“こころ”高畑充希の両親とのほのぼのした家族団らんシーンが話題に!第3話で完璧な“当て馬男子”町田啓太が参戦!?予告動画は番組公式サイトで公開されている。

「unknown(アンノウン)」は、誰にも言えない秘密(unknown)を抱えて生きる主人公2人の究極の愛を描く本格ラブ・サスペンス。


4月25日に放送された第2話では、こころが現代を生きる「吸血鬼」という真実を虎松が受け入れるまでが描かれた。美容のためにも1日に2リットルは血を飲みたい。誰からかまわずガブリといくのではなく、専用サイトで低温殺菌とか、オーガニックとか、脂肪分カットとかを厳選し、紙ストローを使ってサステナブルに生きてると、理路整然と“血”の入手方法について説明するこころ。

それでもまだ信じられない虎松の質問に海造は、吸血鬼が不死身で鏡に映らないのは「ファンタジー」、血をのむというのは「リアリティー」、空を自由に飛べるというのは「ロマン」だと答えた。視聴者にとっても受け入れずらいトンデモ設定なのだが、ここまで勢いよく押し切られると、受け止めざる得なくなってくる。極めつけが、伊織の「吸血鬼に限らず、世の中まだまだ自分の知らないことで溢れてるじゃない?それを恐れて嫌って排除しようとするのか、歩み寄って知ろうとするのか」、そして、人の全部を知るなんてことはできないという説得力のある語りだ。

「吸血鬼」を受け入れたところで、残るのはただ愛する女性の家族を理解するということだけ。虎松は、ナイトドクターをしているという海造と棺桶制作をしながら打ち解け、愛情深い母の伊織が育んできた闇原家の食卓に癒されていた。丁寧に描かれた家族団らんのシーンは印象的。どこまでが脚本でどこからがアドリブなのかわからないほど自然な田中と吉田の息の合った掛け合いや、「アメトーーク」、「白い巨塔」、「踊る大捜査線」、「ポツンと一軒家」まで番組名が飛び出すコミカルな会話劇はTwwiterでも話題となり、サスペンスドラマなのにも関わらず今回も視聴者は大爆笑させられた。

次週5月2日に放送される第3話では、新生活に向けて動き出した2人に亀裂が…。「吸血鬼」という大きな秘密を打ち明けたこころに対し、虎松は自分の親や元妻のことなど何も明かしていないのだ。親に合わせようともしない虎松に不満を募らせるこころに、加賀美は「じゃぁ別れちゃえば?」と告げる。いままでのように、恋人をふらなかったこころを見て、加賀美がついに本格的にアプローチすることにしたようだ。SNSでは町田啓太が演じる“当て馬役”を熱愛するファンからは、こころにささやく気障なセリフ「泣いたあとはいつも甘えた声になる」などに歓喜のコメントが寄せられ、加賀美の参戦に注目が集まっている。

一方、春陽町で発生した殺人事件の捜査会議に出席することなった虎松は、「わっしょいクリーニング」に持ち込まれた血のついたハンカチが被害者の血液であることが判明したため、若手刑事・闇原漣(井上祐貴)とペアを組んで、ハンカチを預けた人物を特定するよう命じられる。

動き出す三角関係。ついに明かされる虎松の秘密。そしてこころに忍び寄る、怪しい影の正体とは…?

■前回:第2話 ネタバレあらすじ
誰にも言えなかった自らの秘密を虎松に告白したこころは、虎松(田中圭)がすべてを理解し、受け入れてくれたと思い込んでいたのだが、なんと虎松は「実は吸血鬼」という決死の告白を、冗談だと思っていたことが発覚する。「何のたとえ?」「そういうキャラで行きたいってこと?」など軽く笑い飛ばされ、全然伝わってねえ!とこころは絶望し、「婚約解消だよ!」と泣き叫び、こころはその場を後にする。こころは同僚の週刊誌カメラマン・加賀美圭介(町田啓太)に「結婚って難しい」と愚痴をこぼす。

虎松はこころの告白の真偽がわからず、混乱したまま「吸血鬼」について調べてみる。思えば、こころはいつも日傘をさして日光を避け、ニンニクを嫌がり、プレゼントした十字架のネックレスを拒絶し、なにより虎松を救い出せる怪力の持ち主だ。それでもまだ信じられない虎松のもとに、こころの母・伊織(麻生久美子)から電話が入り、「いきなりで悪いんだけど。家に来れない?私も吸血鬼だけど安心して。いきなりガブっていったりしないから」と、実家に招待される。

そんな中、春陽町の公園で首筋から血を抜かれた女性の遺体が発見される。現場に駆けつけた虎松に、先輩警察官・世々塚幸雄(小手伸也)は「5年前の未解決連続殺人事件と手口が似ている」と告げる。遺体を見つめるうち、別の殺害現場のフラッシュバックに襲わた虎松は呼吸を荒くする。

実家に身を寄せていたこころに、加賀美から女性の遺体発見のニュースが告げられる。こころの声をきいた加賀美は「泣いた?」と訊ね、「なんで?」と問うこころに「泣いたあとはいつも甘えた声になる」と告げた。こころはそれをごまかし、すぐに会社に向かった。

虎松が送られてきた住所をたよりにたどり着いた闇原家は、周囲を盛りに囲まれた、お城のような外観の豪奢な一軒家。恐る恐る足を踏み入れると、そこには床に広がる血、ぶら下がる蜘蛛、鎮座する棺桶…。あまりの恐怖に絶叫する虎松だが、更には棺桶から突然、クラシカルな吸血鬼スタイルのこころの父・海造(吉田鋼太郎)が出現し、虎松を怒鳴って追い出してしまう。

屋敷が飛び出した虎松を、伊織は自分の仕事場であるテレビ局に連れて行った。伊織が「ニュース9」のキャスターだと気づいて驚く虎松。伊織は、自分たち「吸血鬼」のことを知ってもらうために家に呼んだという。夜しか仕事ができないため、今の仕事に落ち着いたといい、海造はナイトドクターだと話す。そして、こころがこれまでいつも自分から恋人を振っていたこと、重大な秘密を打ち明けることにしたほど、虎松を信頼しているのだということを明かす。「吸血鬼に限らず、世の中まだまだ自分の知らないことで溢れてるじゃない?それを恐れて嫌って排除しようとするのか、歩み寄って知ろうとするのか、虎ちゃんはどっちの人?」と伊織に問われ、虎松は思案する。

弁当の醤油で大事な一張羅を汚してしまった虎松がクリーニング店に寄ると、まつり(ファーストサマーウイカ)からヘルメットをかぶった人物が置いて行ったものだと、血のついたハンドタオルを見せられた。虎松は不信に思い警察で預かると受け取った。

「週間熱波」の会議で、オカルト好きな編集長の曽我(石川禅)が今回の事件にからみ「吸血鬼は存在する」という特集を組むと言い出す。こころは呆れ顔で、別件の担当に名乗りを上げた。

張り込み中のこころと加賀美の横を虎松が通りかかった。加賀美は虎松に気づかせようとクラクションをならし、2人を会わせる。虎松に連れ出されたこころが「やっぱり結婚できないって話?別にいいよそれでも。だから婚約解消って言ったじゃん」と自虐すると、虎松は有無を言わせずキスをして、「ごめん、何もわかってないのに、勝手に勘違いしてドン引きしてこころを傷つけた。もっと、こころのこと知りたい」と歩み寄った。

改めてこころの実家に足を踏み入れた虎松は、伊織に温かく迎え入れられ、初めは拒絶していた海造とも、棺桶制作や餃子づくりで距離を縮めた。海造は「白い巨塔」に憧れてナイトドクターになったといい、虎松は「踊る大捜査線」に憧れてだと打ち明ける。

相手のことを全部知るのは難しいと伊織は語り、こころだって虎松のことを全て知っているわけではないだろうと指摘する。そういわれれば、虎松の前の妻との話は何も聞かされていない。ニンニクなしとニンニク入りが混ざってしまった餃子を囲み、家族団らんのひとときを楽しむ四人。そんな家庭的の雰囲気に、幼い頃の楽しかった父親との思い出がよみがえる虎松。しかし、それと同時に、殺害現場でのフラッシュバックと同じ、血の惨劇のシーンも思い出す。真っ青になった虎松を心配する吸血鬼家族。

虎松は、こころが吸血鬼だということが信じられなかったこと、本当なら怖いと思ったことを話す。「でも、それはネットや人の噂で吸血鬼のことをわかった気になっていただけで、目の前にいるこころはこころだし、お父さんもお母さんも素敵な人で、暖かい家族だと思いました。だから、吸血鬼とか、人間とか、そんなのは関係なく、俺はみなさんと家族になりたいです。こころさんと結婚させてください」と立ち上がり、海造に頭を下げた。伊織はにこやかにうなづき、海造は…「いやだ、いやだ、いやだ」と駄々をこねだした。

帰りの道。また改めて挨拶に行くという虎松に、こころは「今度弟も紹介する」という。あの家に居たのだが、いつも引きこもってゲームしてるから顔を合わせないのだという。日航が差し込み、日傘をこころに差し出す虎松。「私と結婚したらさ、天気のいい日に海も行けないよ」「じゃあ屋内プール行こう」「新婚旅行もハワイのビーチとか行けないよ」「じゃあヨーロッパにオーロラ見に行こう」「普段も夜のデートしか出来ないよ」「共働きだし、そんもんだろ」「ニンニク増し増しのラーメン食べられないよ」「キスしない日に食べるわ」「ケンカしたら怪力でぶっ飛ばしちゃうかも」「それはやめて」「虎ちゃんも何か言って」「俺は…クモだけじゃなくてホラー映画とかも無理」「ダッサ」「あと、車の運転めっちゃ下手」「ダッサ」「あと、パソコンとか機械は全然だめ」たわいもない会話を続けながら、2人はまたキスを交わした。

虎松のモノローグ。
「だけど、ごめんこころ。俺にはまだ君に言えない秘密がある」…。

エピローグ
雨の中、誰かが走っている。石畳にはウエディングドレス姿の闇原こころ(高畑充希)が血を流して倒れている。彼女は左手の薬指には指輪。気を失っていたこころが息を吹き返す、上体を起こすと、自分の状況にきづき、もう一人倒れている人物を認めて叫び声をあげる。その人物の左手にも同じ指輪がはめられており…。

■次回:第3話 あらすじ
こころの実家訪問を経て、改めて“夫婦”となることを決意したこころと虎松。早速2人は、指輪選び、式場の予約、新居探し…など、新生活に向けて動き出す。そんな中、「虎松の親に挨拶したい」と伊織と海造が言い出すも、虎松はなぜかそれを拒否し、こころに「しつこいな」と声を荒げて気まずい空気になってしまう。考えてみれば、自分は全てを告白したのに、虎松の父親のことも、前妻との離婚の理由も、なにも知らない。秘密を抱えたままなにも教えてくれない虎松に、不満を募らせてゆくこころ。そんな様子を見た加賀美は、こころに「じゃぁ別れちゃえば?」と言い放ち…。

テレビ朝日「unknown(アンノウン)」は4月18日夜9時スタート。/高畑充希、田中圭、町田啓太、麻生久美子、吉田鋼太郎、小手伸也、井上祐貴、 新納慎也、ファーストサマーウイカ、曽田陵介、長田成哉、石川禅、酒向芳、木野花 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@unknown_ex2023 」。番組公式Instagramアカウントは「unknown_ex2023 」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「unknown(アンノウン)」番組公式サイト

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