「それってパクリじゃないですか?」芳根京子が“屁理屈も理屈”の理論で特許権侵害を無事回避!第3話ネタバレと第4話予告
芳根京子主演の日本テレビ系 新水曜ドラマ「それってパクリじゃないですか?」(毎週水曜、夜10時)第3話が4月26日に放送された。ドラマのネタバレあらすじと第4話の見どころを紹介しよう。予告動画やメイキングスペシャル動画などが番組公式サイトで公開されている。
「それってパクリじゃないですか?」は、会社の宝となりえる“権利(知的財産権)”をめぐる『知的財産バトル』をテーマにした、新時代の知的財産オフィスエンターテインメント。
4月26日に放送された第3話では、“ムーンライトプロジェクト”の目玉商品「カメレオンティー」の特許出願のため、亜季は北脇に「侵害予防調査」を命じられた。この「カメレオンティー」がすごい。瓶を開けて呑むのと、しばらくたってからでは味も色も変わるという商品なのだ。これだけで充分“特許”に値する発明だと思えるのだが、商品化されていなくても、誰かがすでに開発しているかもしれず、そこで特許出願前に「侵害予防調査」が必要になってくるのだ。
そんな中、亜季の先輩のさやか(朝倉あき)が開発したスムージーの「特許権侵害」が発覚。2人はなんとか、特許侵害を回避しようと苦戦する。最終的に“及び”に含まれていた材料を変えるという“違い”を考えだし、屁理屈のような抜け道で、無事にスムージーを完成させることができた。「屁理屈も理屈です」という北脇のヒントがあっての、亜季のひらめきだった。
北脇から責任重大な仕事を仰せつかった亜季は寝る間も惜しんで“調査”に取り組み、帰宅後も特許に関する勉強漬けの日々。これはこれで“働き方”として問題があるように思うのだが。亜季が北脇に学ぶたびに「知的財産」についての理解を深めることができ、Twitterには「面白いし、勉強になる」「好きな人の出てるドラマ見て、自然に勉強できてる」「それパクの影響で、知的財産管理技能検定の勉強を始めてみた」と、ドラマを楽しみながら知識も増やせることへの期待が寄せられている。
5月3日に放送される第4話のテーマは“イメージキャラクター”の「商標出願」。次回もしっかり学ばせていただこう。そして、親会社から送り込まれてきたスパイだと噂されている北脇が突如姿を消してしまい…。
■前回:第3話 あらすじ
全貌が明かされないまま開発が進められてきた、月夜野ドリンクの一大プロジェクト“ムーンナイトプロジェクト”の目玉商品「カメレオンティー」が、開発部の高梨部長(常盤貴子)の知財部にもお披露目された。時間を置くと色と味が変わるという特別な技術を特許出願すべく、知財部は動き出す。
自分も何か役に立ちたいという亜季(芳根京子)に北脇(重岡大毅)が命じたのは、新技術が他社の特許を侵害していないか調べる「侵害予防調査」だった。特許出願に欠かせない「侵害予防調査」は別名“悪魔の証明”とも称される、かなり時間を費やす大変な作業。亜季は寝る間も惜しんで調査に勤しむことに。
そんな中、先輩のさやか(朝倉あき)が担当する、カフェチェーンとの共同開発商品の試作品が完成。高梨のある思惑により「カメレオンティー」の開発から外れることになったさやかが、起死回生をかけた新商品のスムージーだった。
営業の相島らが知財部が予算を大幅に超えた経費を使っていると抗議しにくる。しかし、北脇は会社の財産を守るためにある知財部は、調査のために経費がかかると断言。経費を抑えろというなら、営業部が使っている無駄な接待や会社内の飲み会費用を削減すべきではと言い返す。北脇は前回の業務委託の件で社長の増田(赤井英和)に気に入られ、知財に関することを全面的に任せているとお墨付きをもらっていた。
亜季がスロージーの侵害予防調査をしてみると、特許権侵害が発覚してしまう。このままでは来週のプレゼンをすることができない。北脇は目前に控えたカフェチェーンへの最終プレゼンは中止するべきだと主張。高梨は、スムージーの開発を見合わせて、亜季の同期の窪地(豊田裕大)の企画を先方に提出すると決定してしまう。
一度は落ち込んださやかだったが、特許を侵害しない製法をプレゼンまでに見つけ出そうと決意。亜季も「カメレオンティー」の侵害予防調査と並行して、さやかを手伝おうとするが2つの仕事の両立は簡単なことではなく。亜季はスムージーの味見をする時間もとらず、数値ばかり気にするように。
そんな中、北脇は「カメレオンティー」の事業にも関わっている会社が、月夜野の特許を無断使用していることを指摘。高梨は穏便にすべきと主張するが、北脇は割り切って突き進もうとする。社内他部署の事情も考慮しない北脇の独善的なやり方に亜季は反発。しかし、さやかから「最近の亜季は北脇さんと同じ」と指摘された亜季は、自分の余裕のなさに気付かされ反省する。
さやかから、アレルギーに苦しむ子どもたちへの思いも込めて、スムージーを開発していると聞かされた亜季。特許侵害回避の答えが見つからずに詰まっていることもあり、気分転換に、さやかがスムージーの材料を仕入れている有機農園へ行くことを提案する。
農園で作っている玄米を使ったライスミルクを飲んだ亜季は、牛乳ではなくライスミルクを使えば特許を侵害することなく理想の味のスムージーを作れることに気がつき、北脇がさかんに言っていた「特許にとっては“屁理屈”も“理屈”」を利用することに。
北脇のお墨付きも得て、さやかのスムージーは無事に完成。チェーン店へのプレゼンにも参加できたが、残念ながら不採用になってしまった。そんなさやかに、高梨は自分はスムージーの方が推せたと話し、さやかを「カメレオンティー」の開発から外したのは、自分と似ていたからだと告げる。自分と似ているからこそ、他の商品の開発を任せられたと高梨から激励され、さやかは感極まる。
一方、提出予定時間ギリギリまで「カメレオンティー」の侵害予防調査に時間を費やしていた亜季は、調査をまとめあげるまえに、北脇がすでに調査を終えて正式な報告書を提出していたことを知る。北脇から自分のやっていた作業が「ただの練習」だと告げられた亜季。練習だと初めに伝えていたら真剣にやらなかったのではないかと言われた亜季は北脇への不信感を募らせる。
そんな中、社内では北脇が月夜野の特許を盗むために親会社から送り込まれてきたスパイだという噂が流れ…。
■次回:第4話 あらすじ
高梨率いる“ムーンナイトプロジェクト運営チーム”が発足し、亜季と北脇も運営チームに参加することになった。プロジェクトのイメージキャラクターに選ばれたのは、縄文土器マニアのインフルエンサー・ドキドキ土器子(北香那)によってひそかなブームを起こしていた「ツキヨン」。亜季は「ツキヨン」の商標出願を担当することになる。
一方、親会社から送り込まれたスパイだという噂が流れる北脇が、親会社に行くと言って姿を消し、連絡がつかなくなる。又坂(ともさかりえ)の指導の元、順調に「ツキヨン」の商標出願の準備を進めていた亜季は土器子にも、商標出願について事前に話しておきたいと思い、五木(渡辺大知)と一緒に土器子のもとへ向かう。土器子と意気投合し、商標出願についても応援してもらった亜季。しかし、親会社の知財部から、「ツキヨン」を新商品のシリーズ名として使用するため、月夜野が商標出願するのは中止するよう命じられ…。
日本テレビ水曜ドラマ「それってパクリじゃないですか?」は4月12日夜10時よりスタート。原作: 奥乃桜子『それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~』(集英社オレンジ文庫)/主題歌:AARON「ユニーク」(ユニバーサル シグマ)/オープニング曲:ジャニーズWEST「パロディ」/出演: 芳根京子、重岡大毅(ジャニーズWEST)、常盤貴子、秋元真夏、渡辺大知、福地桃子、朝倉あき、豊田裕大、諏訪雅、高橋努、相島一之、赤井英和、野間口徹、ともさかりえ、田辺誠一 ほか。ハッシュタグ:#それパク。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
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