高畑充希×田中圭「unknown」第7話で“世々塚”小手伸也が七番目の犠牲者に!ネタバレと第8話予告

2023年05月31日10時27分ドラマ
ⓒテレビ朝日

テレビ朝日 火曜9時ドラマ「unknown(アンノウン)」第7話が5月30日に放送され、一条彪牙(井浦新)が一家連続殺人に至った悲しい理由が明かされた。次回第8話でついに殺人鬼の正体が明かされる!?予告動画は番組公式サイトで公開されている。

「unknown(アンノウン)」は、誰にも言えない秘密(unknown)を抱えて生きる主人公2人の究極の愛を描く本格ラブ・サスペンス。



5月30日に放送された第7話では、こころが凶器を握りしめていたことで一条殺害の容疑者になってしまう。前回同様SNSでは「吸血鬼殺人が女だった」と、まだ容疑が固まる前から拡散され、伊織はニュースキャスターを降板させられてしまう事態に。ところがその後、新たな証拠がクリーニング店に持ち込まれ、こころの容疑は晴れて釈放された。

警察署にいるこころを助けることができない春陽町の面々は、こころがどうして一条殺害に至ったのかを考察。各自が神妙な論議を交わす中、海造と虎松の抱腹絶倒ドダバタシュミレーションは、凄惨な事件の唯一の清涼剤に。

そして今回、20年前の事件の背景が初めて明かされた。実は一条の元同僚だった源治から、あの当時、サッカー部の顧問をとしてた一条が殺害された夫婦から息子の怪我を理由に過剰な謝罪を要求され、挙句「家族をめちゃくちゃにしてやる」と脅され悩んでいたと知らされる。一条が虎松に向けて「もう大丈夫だ」と微笑んだ理由は、息子に危害が及ぶことを心配して語った言葉だったのだ。

だからといって、その罪がなくなるわけではないし、まだ本当の意味で事件は解決していない。ただ、一条が虎松の幸せを願っていたことだけは間違いないなく、そう考えると、今回一条が殺害されたのは、命を狙われたこころをかばったからではないかと結論づけられた。

ドラマラストで屋上から落下した世々塚が語った「犯人は吸血鬼を狙っている」のが本当ならば、犯人はこころが吸血鬼だということを知っており、これまでの被害者も吸血鬼だったのかもしれない。だとすると…突き落とされた世々塚の正体も…。

次週6月6日に放送される第8話で、物語はついに最終章へ。“血を抜かれた連続殺人事件”に隠された、予測不能な衝撃の真相とは?ついに、殺人鬼の正体が明かされる!?

■前回:第7話 ネタバレあらすじ
降りしきる雨、地面に広がる赤い血。血に塗れたウエディングドレス姿で倒れていた闇原こころ(高畑充希)が目を覚まし、悲鳴を上げる。次々に駆けつける目撃者たち、そして最後に現れた人物は、朝田虎松(田中圭)だった。
 
こころと虎松の結婚式当日、虎松の父親・一条彪牙(井浦新)が刺殺され、凶器のアイスピックを握りしめていたこころは容疑者として連行されてしまう。無数に焚かれるフラッシュの中、警察に連行されていくこころ。一体、結婚式で何があったのか。真相を確かめようとする虎松だが、被疑者の身内ゆえにこころの弟・漣刑事(井上祐貴)とともに捜査から外されてしまう。

そんな中、世々塚幸雄(小手伸也)に説得され、死亡した一条と霊安室で対面する虎松。なぜ20年前に一家惨殺事件を起こしたのか、なぜ今になって姿を現し、なぜ結婚式場で死んだのか…わからないことだらけの状況に憤りと憎悪を噛みしめる。すると、そこに居酒屋どんぞこの店主・庭月源治(酒向芳)が現れた。実は源治は高校教師だったころ、一条と同僚だったことを明かす。

源治は一条は良い教師だったといい、20年前のある出来事を語った。当時一条が顧問をしていたサッカー部で、生徒が試合中に怪我をした。その生徒の両親はモンスターペアレントだったらしく執拗に一条を追い詰め、挙句の果てに「家族をめちゃくちゃにしてやる」と脅され一条は悩んでいた。その家族こそが、被害者の一家だった。虎松は殺人現場で一条が微笑みながら「もう大丈夫だ」とつぶやいた意味がわかった気がした。

一方、取調室のこころは、占い師を名乗っていたジム友が、警視庁捜査一課未解決事件捜査班・暁凛(MEGUMI)だと知りおののく。凛は率直にこころに一条を殺したのかと問いただすが、こころは何も語らない。

梅ばあからご祝儀袋を受け取った虎松。その中にひとつだけ名前の書いていないものがあると告げられ、自宅に戻って調べることに。そこには、こころの母・伊織(麻生久美子)と父の海造(吉田鋼太郎)も心配して訪ねてきていた。

名前の書いていない祝儀袋の中にはは「虎松 結婚おめでとう そうか幸せになってほしい」というメッセージが入っていた。何人も殺しておいて今更…と虎松は怒りを募らせるが、伊織と海造は一条がただ虎松の幸せだけを願っていたのだと考える。だとすると、一条がこころを襲い、正当防衛で殺してしまったというのは考えにくい…、あそこには第三者がいたのではないか?

SNSでは「連続殺人の吸血鬼は女だった」と、こころの連行画像とともに憶測が飛び交っていた。そこへ漣から連絡が入る。自宅前に警察がやってきたというのだ。家宅捜索が入るかもしれないと慌てた面々は、吸血鬼の証拠を隠そうと必至になる。

ところが、捜査一課の訪問はただの聞き込みで、海造のコスプレは南十字(新納慎也)に怪訝に思われたものの、大事には至らなかった。自宅に戻った虎松を加賀美(町田啓太)が車で待ち受けていた。加賀美はこころのことも虎松のことも心底心配していると告げる。するとそこにまつり(ファーストサマーウイカ)の息子・大五郎(曽田陵介)がクリーニング店の前に置いてあったと血まみれのレインコートを持ってやってきた。

そんな中、世々塚は「俺、結婚式の日に見たんですよ。血まみれのレインコートを着て逃げ去る奴を。一度ふたりで話せませんか?」と何者かに電話をしていた。同じころ、神妙な顔で伊織が通話を切る。

凛に取り調べを受けているこころ。そこへ南十字から、大五郎が発見したレインコートから一条の血液が検出されたと連絡が入り、こころは嫌疑不十分で釈放される。凜は「私はまだあなたのこと疑ってるけどね」と告げ、次いで虎松の元妻だということも明かした。

釈放されたこころを虎松は署まで迎え来た。しかし、こころは結婚式後に裏庭に呼び出したのが虎松だったため、夫に疑いをもっていた。こころは凛が自分の取り調べを担当していたこと、少し前にジム友になったことことを明かし、その偶然も疑う。結婚式の後のことを覚えているかとたずねる虎松にさらに疑問を感じて「覚えてない」と答えてしまうこころ。一方、虎松もこころに疑いの目を向けていた。

出社したこころに編集長は「自分で犯人を捕まえろ」と発破をかける。こころは加賀美に、虎松からラインで呼び出されたことを告白。警察に何も話さなかったのは、虎松が一条を殺したのではないかと考えたからだった。加賀美に話したことで気持ちの整理がついたこころは、意を決して虎松に話をすることに。

一方、虎松は凛に呼び出され、ふたりで会っていた。そこにこころが通りかかり、二人の姿を目撃してしまう。足早に通り過ぎようとするこころを追いかける虎松。路地裏まで足を止めた2人は、互いの思いをぶつけあう。こころは虎松を、虎松は吸血鬼であるこころを疑っていたのだ。「じゃあなんで結婚式の後私を呼び出したの?」とこころに言われ、メッセージを確認した虎松は「俺はこんなの送ってない」と否定した。

その時。ふたりのそばに世々塚が落下。頭から血を流し…息も絶え絶えの世々塚は、駆け寄ってきた虎松に。「犯人は吸血鬼…を狙ってる」と告げ…。

■次回:第8話 あらすじ
ビルの屋上から落ちてきた世々塚は「犯人は、吸血鬼を狙ってる」と“謎の言葉”を残したまま息絶えた。屋上には、吸血鬼のイラストと今日の日付を示す殺害予告が描き残されていた。7人目の犠牲者となった世々塚の“最期の言葉”の意味を知るべく、加賀美と共に動き始めるこころ。そんな中、元報道記者でもある伊織は、密かに事件を調べていたことを告白する。彼女が辿りついた衝撃の真実に海造は絶叫。“血を抜かれた”連続殺人事件の謎が、ひとつひとつ繋がりはじめる。
 
一方、虎松は漣とともに、世々塚の自宅へ向かう。すると、そこには虎松に宛てた手紙が残されていた。“次の犠牲者が出るまでに何とかしないと…”父親の代わりに自分を育ててくれた、最愛の先輩の死を背負いながら、警察官として奔走する虎松。一方こころは、なぜか「ごめん、私行かなきゃいけないところがあって」という言葉を残し、虎松の前から姿を消してしまう。

テレビ朝日「unknown(アンノウン)」は4月18日夜9時スタート。/高畑充希、田中圭、町田啓太、麻生久美子、吉田鋼太郎、小手伸也、井上祐貴、 新納慎也、ファーストサマーウイカ、曽田陵介、長田成哉、石川禅、酒向芳、木野花、 井浦新 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@unknown_ex2023 」。番組公式Instagramアカウントは「unknown_ex2023 」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「unknown(アンノウン)」番組公式サイト

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