【最終回前話】「医師チャ・ジョンスク」第15話 オム・ジョンファ、体調悪化でレジデント休職!最終回予告も。ネタバレ、感想、視聴率

2023年06月04日12時45分ドラマ
Netflix シリーズ「医師チャ・ジョンスク」独占配信中
画像出典元:JTBC

6月3日(土)韓国JTBCで放送された「医師チャ・ジョンスク」最終回前話、移植した肝臓に拒絶反応が現れたジョンスクは入院するためにレジデントを休職することに…Netflixでも独占配信開始した第15話のネタバレあらすじと見どころ、感想など紹介しよう。

第15話の視聴率は全国約14.68%、首都圏14.74%と前回(18.17%、17.92%)より2、3ポント数字を落しているが、土曜日は人気を二分している「浪漫ドクター キム・サブ3」が他局で放送されているためと考えられる。日曜日の視聴率は高くなる傾向で、本日の最終回がどこまで数字を伸ばせるのか期待が高まる。(ニールセンコリア調べ)

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「医師チャ・ジョンスク」は、20年目の専業主婦から1年目の研修医になったチャ・ジョンスクの人生を描くヒューマン・メディカル・コメディ。【「医者チャ・ジョンスク」を2倍楽しむ】では毎回のネタバレあらすじと、見どころなど紹介している。



■キャスト
チャ・ジョンスク役:オム・ジョンファ
ソ・イノ/ソ・インホ役:キム・ビョンチョル
チェ・スンヒ役:ミョン・セビン
ロイ・キム役:ミン・ウヒョク
ソン・ジョンミン役:ソン・ジホ
チョン・ソラ役:チョ・アラム(元gugudan/ヘヨン)
ミン・ジェユン役:キム・イェウン
ファン・ミラ役:チョ・ウンユ
イ・ドギョム:イム・ヒョンス
 ほか

第15話あらすじ


ロイの診断を受けたジョンスクは、免疫抑制剤の服用を数回忘れたこと、1週間ほど前から体調がよくなく、今日吐血したと話す。診断の結果、移植した肝臓の拒絶反応や急性肝不全の恐れもあし、すぐに入院する必要がある。今月の優秀医療者に選ばれ、やっとレジデントにも慣れてきたジョンスクは、整理する時間が欲しいとロイに頼む。

先日面会した家族がロイに会いに来た。父の骨髄移植のドナーになる決心はついたか、謝礼は弾むと身勝手な用件。ロイはこの後、ソラに「肝機能検査」を頼む。ソラは1ミリ幅のCT検査まで頼まれたことでロイのある決意に気づく。

エシムは警察からの連絡で、療養型病院建設の投資話が詐欺だと分かる。パク博士に連絡するが彼も被害者だと言い、修羅場を繰り広げた女性と結婚すると言う。投資のために3億ウォンの借金をしたエシムは焦り、ビルを売却して返済に充てようと考える。そこでイノを連れて弁護士事務所へ。離婚訴訟はイノが不利で最高50%の財産分与と言われ、さらにジョンスク名義のビルは、節税のためとバレると処罰の対象となる。ビルの売却には法的持ち主のジョンスクの許可が必要。エシムはイノに詐欺に遭ったことを打ち明け、ジョンスクからビル売却の承諾を貰ってほしいと頼む。

イノは、このことをジョンスクに打ち明け、ビルを売りたいと相談するが、ジョンスクは名義貸しの一件を知っており、ビルは財産分与として受け取るから転売に同意しないと言われてしまう。イノは憤慨し、ジョンスクに暴言を吐いて立ち去る。するとエシムは、ビルの転売が難しいならスンヒに3億ウォンを借りてほしいと言い出す。

入院治療を決心したジョンスクは歳の離れた同期たちに、これまで仲良くしてくれたことの礼を告げ、最後の担当患者を元気で退院させようと奮闘する。だが患者は100歳で家族たちは延命治療を望んでいなかった。家族はすでに葬儀の手続きも済ませており、勝手にCT検査をして病巣を発見したジョンスクに苦情を言う。患者自身も「長生きするのも罰。子供たちに惜しまれるうちに逝きたかった」と弱音を吐く。

これからは自分のために生きようと考えたジョンスクは、他の医師たちにしわ寄せが行くのを承知で、イム科長に辞職ではなく休職を願い出る。ジョンスクのお陰で大きな寄付を得ている病院としては強く言えず、イム科長は、「レジデントが休職後復帰するのは難しい」と退職を勧めるが、ジョンスクは入院治療を打ち明け、「戻って来れる場所が欲しい」と休職扱いを請う。

ロイは、ジョンスクを呼び出し「君は僕の患者で、親友で、同僚だからドナーになる」と話す。驚くジョンスクに、移植が嫌なら一刻も早く入院治療をするよう忠告する。その夜、ジョンスクは母ドンネの家に子供たちを呼んで、久々に手作り料理をふるまい、再入院することを伝える。

エシムが借金した相手が病院までやって来たことに慌てるイノは、スンヒに借金の申し出を頼もうとするが、さすがに言い出せない。するとスンヒからジョンスクの体調が悪化し、最悪の場合再移植も必要なために休職して入院治療を受ける聞く。イノは、これまで自分がしてきた妻ジョンスクへの仕打ちを振り返り、罪の意識に打ちひしがれる。

ロイから診断結果が深刻だと聞いたイノは、「自分がドナーになる」と言うが、ロイは「今さら」と返す。ジョンスクの病室にも駆け付けドナーになると言うイノの申し出を断るジョンスク。どうせビルのためだろうが、すでにビルの転売を了承したと言い捨てる。最後に1度だけでも償うチャンスが欲しいと跪くイノ。「今さら遅い。こうなったのは私の運命で、自分の健康を守れなかった私自身の責任。きっぱりと離婚しよう」と冷たく言い放つジョンスク。

病室の窓から斎場を見下ろすジョンスク。様子を見に来たロイに、今の気持ちはとても穏やかと言い、あるお願いをする。その後、ジョンスクはスンヒと屋上へ。早く治って復帰しろと言うスンヒは、初めてジョンスクに謝る。実はジョンスクは大学時代、富豪の娘でありながら偉ぶらないスンヒと友達になりたいと思っていたことを打ち明け、こんな関係になっていなければ、今も友人としていられたかもしれない。これまで2人とも十分苦しんだ。これからは楽に生きるので、スンヒもそうしろと話す。

「ロイがジョンスクの肝移植のドナーになるつもりだ」と噂話を聞きつけたイノは、ロイを探してバイク店へ。「でしゃばるな。俺がドナーになる」と言うイノに、「また、直前で拒否したら…」と言い返すロイ。またもや喧嘩が勃発すると、ライダースジャケットにレザーパンツをカッコよく着こなしたジョンスクが現れ…。

15話見どころ、感想


第15話は、健康悪化によりレジデント生活を整理するジョンスクの姿が描かれた。移植した肝臓の拒否反応と急性肝不全で急いで入院するよう勧められたジョンスク。エンディングでは、イノとロイのどちらの肝移植を受けるかを選ぶ姿が描かれ、最終回の行方が気になる。

そんな15話ではジョンスクが入院前最後の担当患者を通して、終末医療についても考えさせられた。100歳を超えた祖母の延命治療を拒む家族。患者自身の「長生きは罰」の言葉が、長寿国日本に暮らす我々にも重くのしかかる。病院が舞台だけに入院患者を通して、誕生から最期の時まで、さまざまなエピソードで考えさせられた本作。最終回でどんな結末を迎えるのか?

なお、入院したジョンスクが見下ろした先には斎場への入り口がみえた。韓国では一般的に大きな病院が葬儀場を経営していることが多いらしい。ご遺体の運搬の手間もかからず、合理的と言えるが、何とも切ないと思うのは日本的な考えなのか?この病院と併設された葬儀場が舞台となるドラマに「百人力執事~願い、かなえます」がある。とても素敵なおすすめの作品。Prime Videoで独占配信中だ。

「医師チャ・ジョンスク」最終回は今日(4日)午後10時30分にJTBCにて放送され、Netflixでも独占配信開始する。予告動画は以下で観ることができる。

YouTube第16話(最終回)予告

■スタッフ
原題:닥터 차정숙
韓国放送:2023年4月15日~6月4日(土・日22:30~)JTBC
配信:2023年4月16日スタート Netflixシリーズ
制作:SLL(旧JTBCスタジオ)


Netflix
JTBC「닥터 차정숙」番組サイト
YouTube「医師チャ・ジョンスク」オフィシャル予告編 | Netflix

kandoratop【作品詳細】【「医師チャジョンスク」を2倍楽しむ】