「どうする家康」一夜限りの“強右衛門”岡崎体育の熱演にネット号泣!第21話ネタバレと第22話予告

2023年06月05日10時12分ドラマ
©NHK

NHK大河ドラマ「どうする家康」(総合午後8時~、BSP、BS4K午後6時~)6月4日に放送された第21話「長篠を救え!」岡崎体育が無名のヒーローを熱演、ネットが号泣!6月11日放送の第22話「設楽原の戦い」で徳川・織田連合軍が武田軍と激突!NHK公式サイトでは予告動画が公開中だ。



6月4日放送の第21話では、長篠城のピンチを伝えるため、鳥居強右衛門が岡崎を目指し疾走した。強右衛門は援軍が来ることを知らせるために走り続け、長篠城まであと一歩というところで武田軍に捕らえられてしまう。“援軍は来ない”と伝えるよう脅される強右衛門だが、自分の命と引き換えに城主・奥平信昌(白洲迅)に吉報を伝えた。

長篠城を救い、壮絶な最期を遂げた強右衛門役を岡崎体育が熱演し、ろくでなしと言われた強右衛門が最期に見せた忠義にネットが号泣、そして絶賛。「名演技で泣けた!」「岡崎体育に泣かされるなんて」など岡崎体育の一夜限りの登場回が大いに沸いた。

そして6月11日放送の第22話では、いよいよ長篠の戦いへ突入する。徳川・織田連合軍が武田勝頼(眞栄田豪敦)率いる無敵の武田軍と激突する裏では、信長と家康のパワーゲームが火花を散らす模様。かたや、武田の隠密、千代(古川琴音)を取り込もうとする瀬名(有村架純)の行動も気になるところ。戦で夫を失った千代、そして同盟のために奥平に嫁ぐことになった亀(當間あみ)など、瀬名を取り巻く女性たちが着実に戦争の犠牲者となっていく中、瀬名もまた、その運命に翻弄されることになりそうだ。

■忠義者・強右衛門
長篠城を救った鳥居強右衛門。5月14日の夜に長篠城を抜け出し、岡崎でピンチを伝えると、すぐに長篠城に戻り、16日朝には雁峰山で狼煙をあげたそう。長篠城から岡崎城まで約48キロの道のりを往復した上、豊川を4キロ下ったと言われているが、往復約100キロ、城を守るために走りぬいた強右衛門は忠義心には脱帽する。

この強右衛門の忠義を称え、長篠城主・奥平信昌は彼の息子に父の名を継がせ「鳥居強右衛門信商」と名乗らせた。この信商は、徳川が幕府を開き、信昌と亀の子・忠明が大名になると、家老として幕末まで主家を支えることとなる。第21話で磔になり、壮絶な最期を遂げた強右衛門だが、その忠義心は途絶えることなく子孫に受け継がれ、徳川の繁栄を支えていくこととなる。

■前回(第21話)ネタバレあらすじ
千代を築山に招いた瀬名。武田に信康と瀬名を引き入れようとする千代に対し、瀬名は戦がない未来のために手を組もうと切り出した。うっかり瀬名に丸め込まれることを恐れた千代は、その場を後にするが、入れ替わりで血相を変えた亀がやって来る。館の前に倒れている男がいるという亀に連れられて行って見ると、そこにいたのは助けを呼びに長篠からやって来た奥平信昌の家臣、強右衛門だった。強右衛門は武田軍の目をかいくぐり岡崎を目指すが、そのことを知った勝頼は何か策を思いつき、わざと強右衛門を見逃した。

長篠からの使いが来たという知らせを受けた家康は浜松へ行き、軍事会議が開かれた。武田は徳川の3倍の兵を擁し、到底太刀打ちできない。さらに長篠をおとりにおびき出そうとしていることは明白だった。その数日後、水野信元(寺島進)と佐久間信盛(立川談春)が岡崎城にやって来て、信長は天下取りで忙しいことを理由に援軍は送らないことを言って来た。これに怒った家康は、今すぐ来なければ手を切ると言い返し、「武田勝頼と組んで信長を攻める。そう伝えよ。」と強気な態度を取るがこれが仇となってしまう。

数日後、大軍を率いて信長が岡崎にやって来た。これで武田に勝てると喜ぶ家臣たちだったが、家康と面会した信長は膝をついて、援軍を送るのが遅くなったことを謝罪した。普段の傲慢な態度とは一変、瀬名や亀にまで一人一人に挨拶を交わす信長の様子に、家康たちは動揺を隠せなかった。さらに亀には「長篠が持ちこたえているのは姫のおかげ」と奥平への輿入れをほのめかした信長。「さっそく軍評定を」という石川数正(松重豊)の号令にも信長は上座に座ろうとせず家康に譲った。羽柴秀吉は家康を上座に座らせながら信長が怒っているから気をつけるよう耳打ちした。

重苦しい空気の、軍議は終了。そこで亀のことが気になる瀬名は家康に問いただした。家康は密かに進んでいた縁談の話を打ち明けると、信康はじめ家族はこれに猛反対。口々に長篠の悪口を言っているのを、影から強右衛門が聞いていた。家康が信長に進言することを約束するが、食事の席でなかなか言い出さない家康を見かねた信康が亀の縁談をなかったことにして欲しいと申し出た。すると信長はあっさりそれを承諾するが、代わりに清州以来の盟約を破棄し、織田に下らなければ手を切ると言い出した。

信長と対等だと思っていた家康は、このあまりに身勝手な取り決めに腹を立て信長と言い合いになってしまう。そして家康はこれまでの不満が爆発し「今まで織田が徳川に何をしてくれた。なんで今お前の家臣にならねばならんのだ。」と言ってしまう。それを聞いて出て行こうとする信長に、亀が追いかけて謝った。奥平に嫁ぐから仲直りして欲しいと頭を下げる亀に、瀬名も信長に手をついて、織田の家臣になるのには猶予が欲しい。まずは長篠を助けることが先決だと進言。信長は怒りを鎮め長篠は助けると約束してくれた。

長篠に援軍が来ることになり、強右衛門は喜んで長篠に帰っていった。しかし途中で武田軍に捕まってしまう。金を握らされ、徳川は来ないと嘘をつくよう言われる強右衛門は、迷いながらも信昌や仲間たちに「徳川は来ない」と伝えてしまう。しかし、亀のことを思い出した強右衛門は「徳川様はすぐにやって来るぞ。織田様の大軍勢と一緒じゃ、もう少しの辛抱じゃ。」と叫んだ。するとすぐに強右衛門は武田軍にとらえられ磔にされてしまう。危険を顧みず長篠のために援軍を呼んできてくれた強右衛門のことを思い、信昌は号泣。長篠勢からすすり泣く声が聞こえる中、強右衛門は殺されてしまった。

■第22話「設楽原の戦い」あらすじ
徳川・織田連合軍は長篠城の西・設楽原で武田軍と激突する。しかし信長は馬防柵を作るばかりで動こうとしない。しびれを切らした家康は、わずかな手勢で武田軍の背後から夜襲をかける危険な賭けに。それが功を奏し、勝頼が攻撃を仕掛けてくるが、その瞬間を待っていた信長は3000丁の鉄砲で武田軍を迎え撃つ。

NHK大河ドラマ「どうする家康」第22話は6月11日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:古沢良太、出演:松本潤、岡田准一、有村架純、ムロツヨシ、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、松重豊ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_ieyasu」。第22話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「どうする家康」番組公式サイト
NHKオンライン・NHK_PR

【大河ドラマ】【「どうする家康」関連記事】

【2023年春ドラマ紹介ページ】