ユ・ヨンソク、独断的な運営方針でトルダムファミリーの反感を買う!?ドラマ「浪漫ドクター キム・サブ3」第13話ネタバレ
9日(金)に韓国SBSで放送され、日本でもディズニープラスにて独占配信中の「浪漫ドクター キム・サブ3」第13話では、ユ・ヨンソクの6年ぶりのカムバックを喜ぶ一方で、原則主義な彼のやり方が波紋を呼んだ。そんななか、ユ・ヨンソクの言葉を無視して手術に挑むイ・ソンギョン。しかしそこへ、多重追突事故の被害者たちが次々と運ばれてきて…。ネタバレあらすじと見どころ、感想、視聴率など紹介。
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「浪漫ドクター キム・サブ3」は、コサン大学病院の分院である、田舎の「トルダム病院」を舞台に、主人公である天才外科医のキム・サブと、彼のもとで働く医療への情熱ある若手医師たちが繰り広げるメディカルラブロマンスドラマシリーズの第3弾。【「浪漫ドクターキム・サブ3」を2倍楽しむ】で各話のネタバレあらすじと見どころ、場面写真などまとめて紹介している。
■キャスト
キム・サブ役:ハン・ソッキュ
ソ・ウジン役:アン・ヒョソプ
チャ・ウンジェ役:イ・ソンギョン
他
■第13話
久々にトルダム病院へ戻ったドンジュ(ユ・ヨンソク)を笑顔で迎え入れるトルダム病院の医療陣たち。再会をよろこぶ皆を見て、ドンジュは先ほどキム・サブ(ハン・ソッキュ)と交わした会話を思い出す。そして、「相変わらずおかしな先生、相変わらずおかしな人たち、相変わらずおかしな病院、そこに戻った僕」と心のなかでつぶやくドンジュ。その後、医局でウジン(アン・ヒョソプ)と顔を合わせたドンジュは、ウジンの左手を一瞥して「気を付けないと。外科医にとって大事なのはメスではなく手だ」と話した。
ドンジュが外傷センターのセンター長代理を務めると知ったホジュン(コ・サンホ)は、自分よりも後輩のドンジュが外傷センターの責任者となることに不満をあらわにする。そんなホジュンの不満をよそに、他の医師たちと同様に医局で過ごすというドンジュ。医局に現れたドンジュに自己紹介したウンジェ(イ・ソンギョン)は、過去の件を覚えていないのか、あえて知らないふりをしているのかと不安に思う。
さっそく外傷センターのスタッフを集めてミーテイングを行うドンジュ。するとドンジュは、これまでの2か月間にわたるシミュレーション期間で非効率な部分が目だったとし、さらに重症外傷患者と緊急外傷患者の区別が曖昧であったことを指摘。その上で今後外傷センターでは、非外傷患者は受け入れないと断言した。それではトルダム病院の負担が増えるだけではと意見を述べるウンジェだったが、ドンジュは「それはトルダム病院が解決すべき問題だ」と一蹴。
独断的なドンジュのやり方に不安を覚えたミョンシム(チン・ギョン)は、ドイル(ピョン・ウミン)、インス(ユン・ナム)と共にキム・サブのもとへ。しかしキム・サブは、反対に3人にドンジュがやろうとしていることをサポートしてやって欲しいと頼む。その後、本格的にドンジュの受け入れ患者選別が行われた。次々とトルダム病院へ運ばれていく患者たち。おかげでキム・サブ率いるトルダム病院では終始患者が絶えない状態となったが、一方の外傷センターでは3日間一件も手術が行われないという事態に。
塞栓症(血管などの中に、外部から血液を介して飛んできた血栓、脂肪、細菌、空気などが詰まる病態)患者の対応に当たったソンウン(イ・ホンネ)は、手術中のキム・サブではなくウンジェへ助けを求める。すぐさまドンジュに患者の受け入れを要請するウンジェだったが、キム・サブに任せるとだけ返すドンジュ。そんなドンジュにカッとなったウンジェは、ソンウンに患者をオペ室へ移動させるよう伝え、自らもトルダム病院へと向かった。
そんななか、近隣のトンネルで多重追突事故が発生。患者の中には、シートベルトによって負傷した幼い少女も含まれているという。キム・サブと相談し、重症患者2名と少女の計3名の患者を受け入れることにしたドンジュ。しかし、ミョンシムからウンジェが手術中だと聞いたドンジュは、思わず頭を抱えた。同じく手術を終えて手術室を後にしたキム・サブは、隣の部屋で手術を行うウンジェの姿を見てハッとする。
ひとまず骨折患者のCTを撮影する間、インスに少女のケアを任せ、自ら腹膜内出血の患者を担当するドンジュ。ドイルはトルダム病院側に応援を要請してはどうかと聞くが、ドンジュは受け入れようとしない。そこへ、事態を知ったウジンが駆けつける。右手だけでも十分アシストは可能だとし、ドンジュと共に処置に加わるウジン。しかし、ドンジュの必死の処置も虚しく、患者は心停止を起こしてそのまま息を引き取ってしまう。
その頃、外傷センターの人手不足を心配したキム・サブはドンジュへ連絡しようとするが、最後まで自分を信じて欲しいと言ったドンジュの言葉を思い出し、思いとどまる。悲しむ暇もなく、今度はもう一人の患者がCTの結果、フレイルチェスト(肋骨などの損傷によって正常な呼吸ができない状態)を起こしていると知ったドンジュは、すかさずウンジェに電話をかけ、「CS(胸部外科)が必要な患者が今ここ外傷センターにいる。君は外傷専任の専門医じゃないのか?」と責め立てた。隣でそれを聞いていたウジンはドンジュから携帯を奪い取り、今は目の前の患者に集中するよう告げて電話を切る。そして、「僕たちはキム・サブに教えてもらった通りにしているだけです」とウジン。そんなウジンに向かって、「この世でキム・サブのようにできるのはキム・サブ一人だ」とドンジュは吐き捨て、処置室を後にする。
■感想・見どころ
©SBS本格的にセンター長代理として外傷センターの運営に乗り出したドンジュ。しかし、そのスタートは多難なものとなった。“原則”に従って、外傷センターでの受け入れを重症外傷、多発性損傷、出血患者にのみ限定するというドンジュだったが、これにはスタッフから不満が相次いだ。さらに目の前の患者を救うことに集中するあまり、ドンジュの言葉を無視して手術に向かうウンジェ。結局、CS不在のまま、外傷センターでは交通事故で重傷を負った患者の受け入れが行われることに。
これまでのシーズンを通して、初代の教え子となるドンジュらはキム・サブを師匠として尊敬しながらも、自らのやり方で成功してきたように見える。一方でシーズン2から登場したウジンとウンジェは、「キム・サブのような医師」を目指してここまでやってきた。しかし、ドンジュの言葉を借りれば、決してキム・サブのように振舞ったからといってキム・サブになれるわけではなく、むしろそれは自分たちの成功を邪魔する要素になり得るというもの。もしかするとキム・サブが外傷センターにドンジュを投入させたのには、こういった意図があったのかもしれない。自分のようになりたいと無茶をする弟子たちの、ストッパーとしての役割をドンジュに任せたのではないだろうか。
この回の視聴率は、ニールセンコリアによると、全国14.8%と首都圏15.1%の自己最高を記録した。
次回予告では、より一層深刻化するドンジュと既存スタッフの対立が描かれた。さらに道議員との一件で予算確保が危ぶまれるなか、ドンジュは無事に外傷センターの予算を確保し、センターの運営を軌道に乗せることができるだろうか。「浪漫ドクターキム・サブ3」はディズニープラスで独占配信中。さらに公式HPにて、予告動画やメイキング映像なども公開されている。
【作品詳細】【「浪漫ドクターキム・サブ3」を2倍楽しむ】
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