「どうする家康」“信康”細田佳央太の闇落ちに悲痛の声!次回広瀬アリスが登場!第22話ネタバレと第23話予告
NHK大河ドラマ「どうする家康」(総合午後8時~、BSP、BS4K午後6時~)6月11日に放送された第22話「設楽原の戦い」長篠の戦で“信康”細田佳央太のメンタル崩壊に悲痛の声殺到。6月18日放送の第23話「瀬名、覚醒」で沈黙を続ける“瀬名”有村架純が暗躍する!NHK公式サイトでは予告動画が公開中だ。
6月11日放送の第22話では、設楽原の戦いで織田・徳川連合軍が武田勝頼(眞栄田豪敦)率いる無敵の武田軍と激突した長篠の戦いが描かれた。信長の臣下に下ることを拒み続けた家康も、3000丁の鉄砲で武田軍を迎え撃つ信長を見て、配下につくことを決断。かたや心優しい信康(細田佳央太)が、戦場での惨劇に心を病んでいく様が描かれた。
小さい頃は虫も殺せなかった信康が、戦場で活躍するも、あまりの惨劇に次第に心が壊れてく様子を信康役の細田が繊細に演じ注目を集めた。SNSでは「信康のメンタルが壊れた」「完全にトラウマになっっちゃてるじゃん・・・不安定すぎる」「信康がかわいそうすぎる・・・」など信康の闇落ちを心配するコメントが寄せられた。そんな信康に不安を感じている瀬名には何か考えあるようで・・・。家康(松本潤/嵐)の気づかないところで、回を追うごとに家族の溝が深まっていく様子が不穏な空気を漂わせつつ、次回へと引き継がれた。
そして6月18日放送の第23話では、武田との一戦で人が変わってしまった信康がさらに戦闘的になる中、瀬名は五徳(久保史緒里)に見張られているとも知らず千代(古川琴音)と再び密会。瀬名を調略しようとする武田勢、心を壊していく信康、そして家康は新たに侍女・於愛に癒しを求めていく。そして瀬名が抱く夢が語られる。第二将軍・秀忠の母となる於愛役で広瀬アリスが登場し、ますます目が離せない展開となる。
■強烈な印象を残した眞栄田郷敦の武田勝頼
偉大な父・武田信玄を超えるために信長と真っ向勝負に出た勝頼。第22話では勝頼の「武田が天下をとる」という強い意思に、武田兵も雄叫びを上げて奮起した。勝頼を演じる眞栄田郷敦は今回が初の大河出演となるが、聡明な若武者を熱演。鮮烈な存在感を放っている。特に赤揃えの武田軍を前に行った「我が最強の兵どもよ!信長と家康の首を取って見せよ!」「お前たちの骨はこのわしが拾ってやる!」という演説、そしてそれに呼応する武田軍の雄叫びは胸が熱くなるものがあった。
大河初出演にも関わらずその堂々とした佇まいに、視聴者からは「格好良くて震えた」「迫力ある演技が凄い!」などコメントが寄せられた。そして、織田軍による3000丁の鉄砲の前に敗れた勝頼の、瞬きせず負けを直視する鋭い眼差しに、「悔しさが目に宿っている。」「素晴らしくて絶句した」などその称賛の声は止まらなかった。自身も千葉真一という偉大な父を持つ役者として、挑んだ勝頼役。血気盛んな若武者を見事演じた眞栄田郷敦が主役の大河ドラマも近い将来見られるかもしれない。
■前回(第22話)ネタバレあらすじ
天正3年5月(1575年)、長篠城では奥平信昌(白洲迅)が餓死寸前で援軍を待っていた。そこへ3万にものぼる織田・徳川連合軍が到着、武田勝頼率いる1万5千人の武田軍と対峙した。しかし、信長は動こうとせず、馬防柵を作るばかりで動こうとしなかった。しびれを切らした家康が信長に会いに行くと、信長は羽柴秀吉(ムロツヨシ)と碁を打ち、攻める気配を見せない。
「武田を追い払うわけでも長篠を助けに来たのではない」という信長に対して、秀吉は「向こうから、攻めてくる手立てがあればいいんですがなぁ」何か企んでいる様子。すると酒井忠次(大森南朋)が危険な案を思いつき、それは3000ほどの手勢で長篠城の裏手にある鳶ヶ須山を攻めると進言。忠次が言い終わる前に秀吉は「そりゃ妙案」と笑ってみせた。佐久間信盛(立川談春)や、秀吉までもがその役目を買って出る様子を見て、家康は嫌な予感がしていた。信康にせかされるように、しぶしぶ名乗り出た家康は、「わが徳川勢に・・・」と言ってしまう。それを見た信長はニヤリと笑い、その役目を徳川に命じた。
信長にはめられた家康は、腹の虫がおさまらない。しかし、自陣に戻って誰がおとりとなるかを話し合い、土地勘に詳しい忠次がこの役目を引き受けることになった。そしてその晩、勝頼は別兵が動き出した報告を受ける。背後に回られれば退路が断たれ絶体絶命となるため、山県昌景(橋本さとし)や穴山信君(田辺誠一)から退陣を迫られる。同じ頃、信長の陣では勝頼の次の一手を見守っていた。苦戦していた忠次だったが鳶ヶ巣山が落ちると、いよいよ武田軍も焦り出した。
信玄公は勝ち目のない戦はしなかった。しかし、100の手堅い勝利より、1の神業に天下取りの道があると信じる勝頼は、退陣ではなく信長軍と正面対決することを選択。勝頼は兵士たちを鼓舞し、熱くなった兵たちは織田・徳川連合軍へ攻撃を開始する。驚きの眼差しでその様子を見ていた家康だが、間近で戦を見物するため信長たちがやって来る。武田を滅ぼしに来たと話す信長に、信康と家康は息を飲んだ。すると、織田軍が準備した3000丁の鉄砲が鳴り響き、先陣を切った山県昌景はじめ、最強とうたわれた武田の兵士たちは死んでいった。
家康と信康は信長の戦術に言葉を失った。戦場に武田軍の死体が並ぶ中、勝頼は信君と共に戦地を後にし、織田・徳川軍は勝利をおさめた。岡崎城へ戻った徳川家では、信長の臣下に下ることを選択せざるを得ない状況だ。今川出身の瀬名にとって、織田に下ることは耐えがたいことと考える家康は、瀬名に詫びた。「お家のため」と受け入れる瀬名だったが、信康の様子がおかしいことに気づいていた。こうして家康と信康は正式に信長の家臣となった。それから信康は人が変わったように好戦的になり、武田にとられた遠江の二股城を奪取。家康は信康の活躍をほめたたえるが、瀬名は浮かない顔をしていた。
ある晩、信康は悪夢を見てうなされていた。それは何度倒しても起き上がって来る武田の兵士たちが突撃してくる夢。そっと部屋を出ていく信康の隣では、父・信長から“徳川の家族を見張れ”と言われている五徳が目を覚ます。不安を抱える信康は、築山にいる瀬名の元を訪れ、泣きながら助けを求める。
■第23話「瀬名、覚醒」あらすじ
瀬名が武田の使者・千代(古川琴音)と密会していることをしった五徳は、信長にこれを密告する。信長は水野(寺島進)が武田と内通していると言いがかりをつけ、家康に処分を迫る。苦渋の末、水野を手にかけた家康は、侍女・於愛(広瀬アリス)に癒しを求めるようになる。一方、設楽原の戦い依頼、心のバランスを失った信康に、瀬名は秘めていた大きな夢を打ち明けるのだが・・・。
NHK大河ドラマ「どうする家康」第23話は6月18日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:古沢良太、出演:松本潤、岡田准一、有村架純、ムロツヨシ、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、松重豊ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_ieyasu」。第23話予告動画が番組公式サイトで公開されている。
◇ NHK大河ドラマ「どうする家康」番組公式サイト
◇ NHKオンライン・NHK_PR
【大河ドラマ】【「どうする家康」関連記事】
【2023年春ドラマ紹介ページ】