「どうする家康」“瀬名”有村架純が命を懸けたクーデターがついに始動!第23話ネタバレと第24話予告
NHK大河ドラマ「どうする家康」(総合午後8時~、BSP、BS4K午後6時~)6月18日に放送された第23話「瀬名、覚醒」覚悟を決めた“瀬名”有村架純が始動!6月25日放送の第24話「築山へ集え!」“家康”松本潤(嵐)が築山へ踏み込む!NHK公式サイトでは予告動画が公開中だ。
6月18日放送の第23話では、武田軍に兵糧を送ったとして、家康のおじである水野信元(寺島進)が家康の手により処罰された。これは信長(岡田准一)による武田側の千代(古川琴音)と通じる瀬名(有村架純)への警告だったが、戦続きにより息子・信康(細田佳央太)の豹変ぶりが、揺れ動く瀬名の背中を押す。門番、侍女を全て入れ替え、瀬名が迎えたのは武田きっての戦略家・穴山梅雪(田辺誠一)だった。
そして6月25日放送の第24話では、瀬名と信康の働きかけで身元のわからない者達が築山に集う。不審な動きを怪しむ家康は、信長に知られる前に、妻と子を救うため、戦略の砦となる築山へ向かう。いよいよ来週から瀬名によるクーデターが幕を開けるのか?次週も見逃せない展開になりそうだ。
■“瀬名”有村架純が命を懸けた賭けに出る!
「草花が好きな」今川のお姫様だった瀬名が、長引く戦国時代を終わらせようと、武田と通じ、危険で壮大な計画をはじめようとしている。振り返ると、心から慕う家康に嫁ぐも、その代償として両親を失った瀬名。終わらない戦で大事な長男・信康は心身ともに疲弊し、長女・亀は同盟の証として奥平に嫁ぐことに。夫は常に戦へ向かい、上司となる信長の独裁は止まらず、悲惨な状況は続いている。
瀬名を演じる有村架純は今回が大河初出演ながら、凛としたヒロイン・瀬名を演じ特別な存在感を放っている。第23話でついに「ずっと心に秘めた考え」を打ち明け、穴山と会談することになった瀬名。謀反への準備が動き出す中、思い出されるのは、母・巴の「大切なものを守るためにおなごは生きる」という言葉、そしてお万の「男には戦のない世を作れない」という言葉だ。瀬名の命を懸けた作戦がどう描かれるのか、有村架純の演技も含めて期待したい。
■前回(第23話)ネタバレあらすじ
天正3年(1575年)長篠・設楽原の戦いで勝利をおさめた織田・徳川軍。信長による銃弾戦を見た信康はそれ以降、狂気を帯びるように血気盛んになっていった。しかし侵略の手を緩めない武田と徳川の戦は長く続き、両者は激突。家康は、遠江・小山城を攻撃し、陥落まであと一歩まで追い込むが、武田本軍が来るとなり引くことになっても、信康は殿を務めると言っては、攻撃の手を緩めなかった。そんな中、千代は築山にいる瀬名を訪ね、武田につくよう調略しようと試みるが、なかなかうまくいかない。
家康の不安をよそに、信康は勝頼軍を蹴散らし、意気揚々と岡崎に帰って来た。気性が荒くなった信康を見て、石川数正(松重豊)はじめ周囲の家臣も心配していたが、五徳(久保史緒里)はそんな信康に頼もしさを感じていた。その頃、浜松に戻った家康は、お葉(北香那)に肩をもんでもらっていた。お葉は夜の営みを免除され、家康の身の回りの世話をする側室として仕える側室。お葉はそんな家康を見て、「殿の慰みになる側女をお持ちになられては?」と心配した。
小腹が空いた家康は、台所へ行き干しイチジクをほおばっていると、そこへ侍女の於愛(広瀬アリス)がやって来て家康の尻を叩き、周囲を驚かせた。さらに「つまみ食いして。どうせ若い女子をかどわかしに来たんじゃろ。この女たらしが。」という暴言にお葉も焦り、小声で家康であることを知らせた。近くで家康の顔を見て、やっと自分がとんでもなく無礼な振舞をしたことに気づいた於愛は、ひれ伏して謝った。於愛は目が悪く人違いをしてしまったが、家康は於愛をとがめることはしなかった。
一方、瀬名は千代と密会を重ね、その様子を門番が見ていて五徳に告げ口をしていた。五徳はこれを信長に報告。翌日、信長は水野信元(寺島進)を呼びつけ、武田軍に兵糧を送っていることを理由に、岡崎で処分を待つよう言いつけた。浜松を訪れた佐久間信盛(立川談春)から信元の処分を任された家康は、呆然とした。おじを成敗することを命じられた家康に、信康が反発。殴り合いになりそうなところ、瀬名に止められるが、信康は怒って出て行ってしまった。
翌朝、水野信元は大樹寺の墓地を散歩しているところで周囲を家康の家臣たちに囲まれてしまう。そこへ家康も姿をあらわたした。信長の誤解が解けたかと笑う信元だが、信長の意図をわかったように、「これは裏でこそこそやっているとこういう目にあうという忠告じゃ。」と天を仰いだ。信元は、家康の身内に裏切り者がいるから、その見せしめに自分を殺すのだと説明。往生際の悪い信元だったが、平岩親吉(岡部大)にとどめを刺され息絶えた。信康らは信元の最期を聞き、五徳は瀬名に「わが父は裏切りを許しませんので。母上、我らも気をつけないといけませんね。」とつぶやいた。
それから、於愛を側室に勧めたいお葉が於愛を連れて築山を訪れた。おおらかな性格の於愛に好感を持った瀬名は、側室にすることを認める。同じ頃、鷹狩に行っていた信康が僧を斬り捨て、返り血を浴びて帰って来た。瀬名の制止で我に返った信康は、瀬名からずっと胸に秘めた考えを聞くことになる。瀬名は門番と侍女を全て入れ替え、千代を呼びつけると上の者を連れて来るよう命じた。そして、唐の薬師を装って、武田家臣・穴山梅雪(田辺誠一)が築山にやって来た。
■第24話「築山へ集え!」あらすじ
瀬名と信康が各地に密書を送り、武田方をはじめ多くの者が築山を訪ねていることを知った家康。信長が知れば大事な妻と子を失うことになると、家康は数正と共に築山へと踏み込む。そんな家康を待ち構えていた瀬名は、内々に進めていた途方もない計画を明かすのだが・・・。
NHK大河ドラマ「どうする家康」第24話は6月25日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:古沢良太、出演:松本潤、岡田准一、有村架純、ムロツヨシ、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、松重豊ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_ieyasu」。第24話予告動画が番組公式サイトで公開されている。
◇ NHK大河ドラマ「どうする家康」番組公式サイト
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