最高視聴率7.8%「王様に捧ぐ薬指」第10話 山田涼介と橋本環奈のメリット婚は感動のハッピーエンドに!【最終回ネタバレ】

2023年06月21日10時42分ドラマ
ⓒTBS

TBS火曜ドラマ「王様に捧ぐ薬指」最終回の第10話が6月20日に放送され、“東郷”山田涼介と“綾華”橋本環奈は契約に囚われない事実婚を選び、陸(長尾謙杜)がタイトル回収!関連動画は番組公式サイトで視聴できる。


「王様に捧ぐ薬指」は、大好きな家族を守るべく結婚を選んだ絶世の美女 で“ド貧乏シンデレラ”の主人公・羽田綾華(橋本環奈)が、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女との結婚を選んだ“ツンデレ御曹司”新田東郷(山田涼介)とメリット結婚をしたことから繰り広げる胸キュンラブコメディ。

気になる視聴率は初回から、7.5%、6.1%、7.1%、6.9%、6.8%、7.4%、6.6%、6.7%、6.7%、と順調に推移し、最終回は最高視聴率7.8%を記録し、フィニッシュとなった。毎話キュンキュンエピソードが満載の王道ラブストーリーは、Twitterでも注目を集め“#王様に捧ぐ薬指”“#王ササ”は毎週トレンド入りし、最終回ではトレンド1位2位を独占、山田涼介、橋本環奈、北村匠海、そして松嶋菜々子ら主要メンバーも度々ランクインを果たした。

6月20日に放送された第10話は、綾華と東郷が正式に離婚してから10か月後が舞台。羽田家には末娘の笑子(エコ)が誕生し、相も変わらず平和でにぎやか。一方の新田家は、東郷の政略結婚が決まり、結婚式の準備が進められていた。綾華は神山とデートを重ねているようで、このまま2人はそれぞれ別の人生を歩んでいくかに思われたが…。

東郷が本当は綾華のことを大切に思い、静から守るために離婚を決意したことを知らされた綾華は、すぐさま行動を起こす。ハチと小夜の力を借りて東郷の別荘で待ち構え、東郷のいない人生はツライのだと本心を語り、東郷とともに人生を歩みたいのだと伝えた。東郷も綾華のいない10ヵ月がツラク堪えがたいものだったと明かす。一度離れたことにより、より一層互いへの思いが強まり、以前よりもより深い絆が結ばれたようだ。

2人の幸せを妨害していた静も、“家”への呪縛が解け、“家族”として2人の息子と、自分を想ってくれている夫、そして新たな“家族”である綾華を受け入れることで、やっと本当の笑顔を見せてくれるようになった。

ドラマ終盤、2人は二度目の結婚式をあげた。どうやら今回は契約に囚われない、「事実婚」を選ぶらしい。麗しい容姿のカップルの幸せな姿は、毎回視聴者を眼福させてくれただけでなく、「ラ・ブランシュ」で、様々な新しい「結婚式」が扱われるようになっていったように、新しい“家族”のかたちを考えるきっかけもつくってくれた。

そして、これまでナレーターを勤めていた綾華の弟・陸(長尾謙杜)が、2人の顛末を小説にするというモノローグで幕を閉じた。陸が書き出した小説のタイトルは、「王様に捧ぐ薬指」。ここでタイトル回収!陸の描いた小説も是非読んでみたい。

次回のTBS火曜ドラマは、7月11日より、福原遥×深田恭子W主演「18/40〜ふたりなら夢も恋も〜」が放送される。オトナ初心者で18歳の未婚妊婦と、恋愛素人でオトナ未満女子のアラフォー女性との年の差を超えたシスターフッド(女性の絆)と、彼女たちの訳あり男子との恋愛を描くラブストーリー。こちらもお楽しみに。

■最終回:第10話 ネタバレあらすじ
綾華(橋本環奈)と東郷(山田涼介)が正式に離婚して10ヵ月。働きづめの綾華を心配した桜庭(北村匠海)が有給を取らせたその日、「ラ・ブランシュ」では、東郷の新たな婚約者・栗山美玲(早見あかり)による衣装合わせが行われていた。綾華は神山とデートを重ねていた。

久しぶりに「ラ・ブランシュ」に顔を出しハチ(森永悠希)は、東郷が昔の東郷に戻ってしまい、笑わなくなったと告げる。動画配信をしていたときは、あんなに楽しそうに笑っていたのに…と。あの頃を懐かしむ。

東郷の披露宴の座席表を確認していた桜庭は、家族席に自分の名前がないのを確認して気落ちする。静(松嶋菜々子)は、双方の家にとって利のある東郷の結婚を心から喜んでいた。一方、父の智宏(利重剛)は自分たち夫婦が“家”のために愛する人と結婚せず、そのために不幸が生まれてしまったことを詫び、「これでいいのか」と東郷に訊ねる。東郷は自分は家のためになる相手と結婚すべきだと父に告げる。

桜庭に呼び出された東郷。桜庭は自分の父から母を救ってほしいと頼まれたことを明かし、東郷は、自分が桜庭と静が過ごすはずの時間を奪ってしまったことを詫び、自分も父から静を救ってほしいとたのまれたことを明かす。桜庭は「僕に力を貸して欲しい」と告げ…。

マネジャーの佐々木(小林きな子)ら同僚たちは、なんとか、東郷と綾華が顔を会わせないよう必至に綾華と東郷のバッティングを避けようと画策していたが、忘れ物を取りに来た綾華は、式の打ち合わせに来ていた東郷と美玲、そして静にあってしまう。綾華は泣きたい気持ちをこらえ、2人に祝福の言葉を送る。

綾華し映画を約束していた神山(坂東龍汰に、東郷の結婚話を愚痴ると、神山から意外な真実を知らされる。2人が離婚する前に、神山は東郷から綾華に寄り添って欲しいと告げられたのだという。神山は綾華がまだ東郷を想っていることを知り、「彼はまだ君のことを大切に思っている」と、そばにいるべきなのは自分ではないと綾華に告げた。

綾華は、母・桃子(りょう)と父・金太郎(塚地武雅)に自分の正直な気持ちを打ち明ける。「東郷のことがまだ好き」。しかし金太郎は「別れてよかったんだ。それが東郷さんの望みだった」といい、離婚前に東郷が綾華を静から守るためには離婚しかないのだと、頭を下げに来たことを明かす。「このままだと綾華に危害を加えるかもしれない…」東郷はそれを何より恐れていたのだと。

父がそんな大事なことを黙っていたことに綾華は憤るが、金太郎は「お前を守りたかった」と訴える。それでも綾華は東郷と2人で乗り越えたいと決意、桃子も自分も同じことをすると綾華に賛同する。話を聴いていた羽田家の兄妹たちも綾華を応援する。

東郷がハチと小夜(小林涼子)に連れられて別荘に行くと、そこに綾華がいた。ハチと小夜は早々に退散し、残された2人でバーベキューをする。最初こそぎこちなかった東郷だったが、綾華のくったくない態度に軟化し、「東郷が好き。大好き…お互いが好きなら関係ない。私が東郷を守る。東郷がいない人生はツライ」と打ち明けられたことで、やっと自分も綾華なしでは生きていけないと吐露。2人はもう離れないことを誓いあった。

翌朝。2人は東郷の実家へおもむき、静に美玲との結婚を取りやめ、会社同士の話し合いはついていること、そして綾華と共に人生を歩んでいくことを告げた。「私を捨てるのね。あなただけが私の全てなの。私のそばにいて、ひとりにしないで」と泣き崩れる静に、「すてるわけじゃない」と説得。そこに、桜庭をつれた智宏が現れる。何故桜庭を連れてきたのかと問う静に、智宏は「家族だからだ」と断言する。

東郷は「あなたをひとりにするわけじゃない。あなたは、ひとりじゃない。私と新さんがいる。僕たちはあなたの息子です。母さん」と優しく静に告げた。

改めて桜庭と2人きりで向き合った静に「僕は生まれてこれて幸せでした。ありがとう。母さん」と桜庭。静は桜庭をそっと抱き寄せ「大きくなったわね。ずっとあなたに会いたかった…」と安堵の涙をうかべた。

そして、東郷と綾華の二度目の結婚式。そこには、羽田家と新田家(もちろん桜庭も)が集っていた。今回2人は契約に縛られない事実婚を選んだ。

日本テレビ水曜ドラマ「王様に捧ぐ薬指」は4月18日スタート。原作:わたなべ志穂『王様に捧ぐ薬指』(小学館プチコミックフラワーコミックスα)/主題歌:Hey! Say! JUMP「DEAR MY LOVER」/出演:橋本環奈、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、坂東龍汰、長尾謙杜(なにわ男子)、松嶋菜々子、りょう、塚地武雅、森永悠希、小林きな子、若月佑美、三浦獠太、小林涼子 利重剛、田仲陽成(ジャニーズJr.「Go!Go!kids」)、高橋奏琉(ジャニーズJr.)、宮崎莉里沙 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@ousama_tbs」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「王様に捧ぐ薬指」番組公式サイト

【2023春ドラマ】
【関連記事・各話のあらすじ】