【最終回ネタバレ】福山雅治と大泉洋は本当の兄弟だった!「ラストマン-全盲の捜査官-」王林の正体にも驚きの声!
最終回視聴率13.4%でフィニッシュ!皆実(福山雅治)と心太朗(大泉洋)がたどり着いた真実は辛く切ないものだった!続編に期待!「ラストマン-全盲の捜査官-」(毎週日曜、22時、TBS)の最新話はTVerにて、全話はParaviでは配信中だ。
ミステリアスなストーリーが交錯する新時代の痛快バディドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」の最終回となる第10話が6月25日(日)に放送された。ビデオリサーチ社調べの世帯視聴率は、初回から14.7%、13.1%、12.0%、12.4%、12.8%、12.1%、12.9%、12.6%、12.7%とすべて2桁をキープしてすすみ、最終回は13.4%の好フィニッシュとなった。
最終回はすべての物語の回収が行われた。41年前の事件は皆実(福山雅治)の父親と思われていた誠(要潤)が企んだどうしようもない企みが発端であり、それを利用して自身の保身を図った泉(永瀬廉)の祖父であり、京吾(上川隆也)の実父である清二(寺尾聰)も殺人を犯していた。さらに陰で糸を引いていたのは、泉の母方の祖父になる政治家の弓塚敏也(石橋蓮司)だった。泉にしてみたら、父方の祖父も母方の祖父も逮捕され、警視庁長官を目指していた父・京吾も左遷されるという辛い結末になった。ただ、最終回の予告では、泉が死んでしまったかのように、永瀬廉が一切でていなかったため、心配する人も多かったが、無事に回復した。
皆実と心太朗(大泉洋)が異父兄弟と予想する人も多かった中、実際は、両親ともに鎌田(津田健次郎)と勢津子(相武紗季)であった。鎌田は清二に利用され、皆実と心太朗の将来を保証するというただそれだけのために、強盗殺人の罪を引き受けた。病身の鎌田が最後に「心太朗、腹、減ってないか」と力を振り絞って話すシーンに号泣したという意見が多数上がっていた。心太朗は何も知らずに、鎌田のことを憎んでいたため、真相を知り「ごめんね」と号泣してしまう。ラスト33分はノンストップで進み、その間に心太朗は、清二を逮捕、実不に謝罪、皆実との抱擁と感情を爆発させるシーンが続出した。
ラストのラストに、優秀なホテルスタッフと思われていた王林が実は、デボラ(木村多江)からの依頼で監視をしている人物だったことも視聴者を驚かせた。
最終回で、話をすべて回収させ、納得の結末で終わったことに視聴者からは「この春ドラマイチ納得の結末」といった声も多かった。そして、最後に、心太朗がFBIの交換研修制度でアメリカに行き、皆実とむこうでも再会することがわかると、「続編?」「映画化?」と言った声も聞かれた。
■DVD&Blu-ray発売記念プレゼント実施!
2024年2月7日に「ラストマン-全盲の捜査官-」のDVD&Blu-rayが発売になることが決定した。その発売を記念して視聴者20名にプレゼントを実施する。応募は番組公式サイトからとなる。
■最終回:第10話ネタバレあらすじ
泉(永瀬廉)が元捜査一課長の山藤(金田明夫)に刺され、予断を許さない状況に陥ってしまった。警察上層部から事件の調査をストップするよう指示が出る。しかし、佐久良(吉田羊)たちはその判断に納得がいかず、捜査を続行しようとする。ちょうどその時、暴力対策課が政治家の弓塚敏也(石橋蓮司)に目をつけていたため、そちらと協力する形で捜査を進めることになった。
一方、皆実(福山雅治)と心太朗(大泉洋)は、心太朗の実父・鎌田(津田健次郎)を調べていき、鎌田(津田健次郎)と勢津子(相武紗季)が働いていた店で同時期に働いていた人物を見つけ出す。その久恵(銀粉蝶)の話では、鎌田と勢津子は愛し合っていて、将来のために貯金をしていたという。そんな中、料亭を毎日のように使っていた皆実誠(要潤)が勢津子を見初める。店の女将からは莫大な資産がある誠との結婚を勧められるが、勢津子は鎌田と駆け落ちしようとする。しかし、勢津子の将来を思い、鎌田は別れを切り出す。そして、勢津子は誠の元へいった。
暴力対策課が弓塚を逮捕した。清二(寺尾聰)は弓塚から依頼され事件のもみ消しなどをしていたことを認める。そして、その資料は警察にも送ったという。しかしどれも古いものばかりだった。そして41年前の事件は弓塚が誠が持っている不正の資料を誠から盗むように池上(渡辺哲)に頼み、その実行役が鎌田だったという。しかし、皆実も心太朗も納得しない。
京吾がホテルに皆実と心太朗を尋ねてきた。清二の件は警察の中でもみ消されるだろうといい、自分が警視庁長官につく予定にかわりはないという。その京吾に、皆実は「護道家は正義の家ですよね?」と話した。
京吾は清二に、皆実と心太朗が入院している鎌田に会いに行く予定だと告げる。清二はその前に鎌田が入院している病院に行き、鎌田の耳元で「約束は守った」と言ってから点滴に何かの薬剤を入れようとした。その時、皆実と心太朗、京吾がやってきてそれを止めた。実は、京吾には、清二が池上殺害に関与していることを伝えてあった。心太朗が誕生日のプレゼントに渡したスマートウォッチについていたGPS機能で、池上殺害時に現場付近に清二がいたことが証明されていた。
その後、41年前の秘密もすべてが明らかになる。戸籍謄本には皆実の親は誠と勢津子、心太朗の親は鎌田と勢津子とかかれていた。異父兄弟だ。しかし、真実はそれではなかった。佐久良班に協力してもらって調べたところ、勢津子が誠もとに嫁いでからの事実が判明した。
誠は勢津子と結婚したというが、実際は別に妻がいて、愛人としていた。本妻が怒って勢津子のところへ乗り込んできた。勢津子は逃げ、鎌田がやっている店に助けを求めた。二人はそこで暮らし始める。二人の間に子どもも生まれ、平穏に生活していたところ、勢津子に心臓の病気が見付かる。多額の治療費がかかるため、鎌田は借金をした。そこに、誠が勢津子を取り戻しにやってきた。池上を使い嫌がらせをした。勢津子は仕方なく誠の元に戻ることになった。実は皆実は鎌田との子どもなのだが、それを誠にいえば皆実の身が危ないと思い、父親を偽っていた。そして、誠は勢津子と皆実だけを連れていった。しかし、年月がたつにつれ皆実を自分の子どもだと思えなくなった。誠は恐ろしい計画をたてた。
そのころ、誠は弓塚の汚い仕事を引き受けていて、清二にもみ消してもらっていた。しかし、商売がうまくいかなくなっていて、弓塚を脅していた。ちょうどその時、勢津子と皆実を殺して、鎌田のせいにしようと企んだ。勢津子はナイフで脅されて、皆実の父親が鎌田であることを認めた。それを聞いた誠は勢津子にナイフを突きつけた。父親を助けようと思って皆実ももみ合いに参加して3人は階段から落下した。意識をなくしたが、誠は一番に気がついた。そして、清二に助けを求めた。やってきた清二は誠を殺し、その罪を鎌田に着てもらうことにした。誠がいなくなれば、弓塚と一緒にグルになってやってきた悪事が世に出ることはなくなる。清二はそう考え、鎌田が一番心配している心太朗を自分が引き取り懸命に育てること、皆実は誠の両親に引き取らせることを約束した。鎌田は罪を引き受けた。
皆実は現場にやってきた清二の服から漂うお香の香りを覚えていたのだった。皆実は41年前の事件は許されることではないと言いながらも、清二に「自分を助けてくれてありがとう」と礼を言う。心太朗は同情だけで育てられたのだと怒りをぶつけるが、京吾が「それだけではないことを気がついていたはずだ」と諭す。そして、心太朗が清二に手錠をかけた。
息絶えだての鎌田は「心太朗」と呼ぶ。そして「お腹、すいていないか」と声を出した。何も言えなくなる心太朗の横で、皆実は「広見です」といって手を握った。二人に見守れてながら鎌田は息を引き取った。
葬儀にはデボラ(木村多江)も出席していた。そして、皆実と心太朗に会話がなくなっていることを指摘する。佐久良も「私の好きな心太朗はそんなふぬけじゃない」といって、皆実を空港に見送るように言う。
京吾は秋田県警本部長に左遷され、泉に一人の力で警官としてやって行くように言う。吾妻(今田美桜)に泉はご飯に行こうとさそう。ホテルスタッフとして皆実の世話をしていた望海(王林)はデボラに頼まれて心太朗をチェックしていた。
そして、心太朗はなぜ自分と兄弟だと思ったのかと皆実に聞く。皆実は母親の肉じゃがの味だとはなした。そして、心太朗が来週からFBIの交換留学制度でアメリカに来ることをいい、「また」といって飛行機に乗っていった。
4月23日スタート、「ラストマン-全盲の捜査官-」。出演:福山雅治、大泉洋、吉田羊、寺尾聰、永瀬廉 (King & Prince)、今田美桜、上川隆也、松尾論、今井朋彦、奥智哉、王林、津田健次郎ほか。番組公式Twitterアカウントは「@LASTMAN_tbs」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇TBS日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」番組公式サイト
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