クマさんの強制退去を覆すために優香の周り人も徐々に協力を始める!「やさしい猫」第3話ネタバレと第4話予告

2023年07月09日08時20分ドラマ
©NHK

入管施設では分厚いアクリル板越しにしか会えない家族!ミユキ(優香)は弁護士の恵(滝藤賢一)とともに1%の希望に賭ける! NHK-総合「やさしい猫」の第4話を2週間後の2023年7月22日、22時から放送する。予告動画は番組公式サイトに掲載されている。



直木賞作家・中島京子原作の「やさしい猫」7月8日、第3話が放送された。幸せいっぱいの第1話、運命が急転直下した第2話を経て、第3話は入管施設に収容されたクマさんことクマラ(オミラ・シャクティ)と自由に会えなくなったミユキ(優香)、娘のマヤ(伊東蒼)の家族がバラバラになりそうになる姿が描かれた。

ミユキはクマラのことも心配だ。そんな風に、クマラの心配に夢中になっているミユキに反発してしまう娘のマヤの気持ちにも共感させられてしまう。第一志望の美術系の入試の日に試験を終えて自宅に戻っても母親はクマラの心配ばかりなのだ。そんなマヤの気持ちによりそってくれたのは入管施設であったクルド人の父親を持つハヤトだ。ハヤトの言葉でマヤも成長してゆく。そしてミユキもマヤの気持ちに気がつく。さらにミユキの母であるマツコ(余貴美子)もクマラのことを心配し始める。

第3話からはドラマも中盤に入り、周辺の人々も登場し始めた。入管施設の職員・上原(吉岡秀隆)は入管施設のあり方に疑問を持ち施設をやめる。そしてミユキに人権弁護士である恵(滝藤賢一)を紹介する。恵は入管の決定は99%だとしながらも、ミユキとクマラが偽装ではなく本当に家族となろうとしていたことが証明できれば1%の希望をあるとして裁判を始める。

第4話はウインブルドン中継のため1週間お休みをはさみ、7月22日に放送される。マヤの幼なじみのナオキもクマラのことになにか協力ができないかと考え始め、ミユキのアパートの大家である水上(池津祥子)も少しずつ考えを変え始める。ただ、予告動画ではクマラの体調が悪化して面会の際に倒れてしまう。このまま裁判を続けてゆくことが出来るのか?

■前回:第3話あらすじ
ミユキ(優香)は、オーバーステイで入管に収容されたクマラ(オミラ・シャクティ)の退去強制を覆そうと奔走する。口頭審理でミユキは訴えようとするが、事務官はミユキとクマラの結婚を偽装と疑うだけで、全く聞く耳を持たない。面会も分厚いアクリル越しに30分しかかなわなかった。

そして強制退去命令がだされる。ミユキは受け入れられず、入管職員の上原(吉岡秀隆)に訴えるも、上原は決定事項であることを淡々と告げる。その態度にはなんの感情もないようだった。

次にミユキは仮放免の依頼をするが、それも受け入れてもらえない。入管施設に行った時、マヤ(伊東蒼)はハヤトというクルド人を父に持ち、父親が入管施設にいる人物と出会った。

マヤは第一志望の美術系の学校には落ちたものの都立の普通科の高校に入学した。中学入学の時はクマラも一緒に祝ってくれたが、今はクマラは入管施設の中だ。さらに、東京の施設から茨城の施設に移されてしまう。そこでミユキは上原に再会する。上原は入管をやめて行政書士になっていた。そして、力になれることは力になるといってくれ、弁護士の恵(滝藤賢一)を紹介してくれた。

恵はクマラを救うためには、ミユキとの結婚が在留資格のための偽装などではなく、本当に3人が望んで家族になったのだと裁判で証明するしかないという。そのためには裁判を起こす必要があり、その期間はどれくらいかかるかわからず、さらに勝率は1%しかないという。ただ、ミユキとマヤがこれまでクマラと本当に家族のように生活したことを確信して、力を貸してくれることにした。

■第4話あらすじ
ミユキ(優香)とマヤ(伊東蒼)は、クマラ(オミラ・シャクティ)を助けるために裁判を起こした。そして在留特別許可を得ようとする。弁護士の恵(滝藤賢一)はその裁判を引き受けてくれることになった。マヤの幼なじみのナオキ(南出凌嘉)も協力してくれる。

しかし、クマラは施設の中で体調不良を訴えていた。対応してもらえないクマラはミユキたちと面会している途中で倒れてしまった。

NHK-総合 2023年6月24日放送開始、「やさしい猫」。出演:優香,伊東蒼,オミラ・シャクティ,滝藤賢一,サヘル・ローズ,山下容莉枝,麻生祐未,池津祥子,石川恋,山内圭哉,南出凌嘉,松本慎司,長尾卓磨,余貴美子,吉岡秀隆,ほか。NHKドラマTwitterアカウントは「@nhk_dramas」。

NHK-総合「やさしい猫」番組公式サイト

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