最新作公開日に、長澤まさみ×岡田准一『コクリコ坂から』を本編ノーカット放送!あらすじと予告動画

2023年07月12日20時00分映画

宮﨑駿監督のスタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』公開日7月14日(金)の金曜ロードショー(日本テレビ、21時)では、「3週連続 夏はジブリ」第2弾として、長澤まさみと岡田准一が主人公の声を務め、10代の男女の淡い恋を描いた『コクリコ坂から』(11)を放送!予告動画は番組公式サイトで公開中だ。
※サッカー中継のため最大15分、放送開始時間が繰り下がる可能性がある。

『コクリコ坂から』は、1980年に少女マンガ雑誌『なかよし』で連載された同名漫画が原作で、宮崎駿が企画・脚本を担当、息子の宮崎吾朗が監督を務めた。宮崎吾朗にとって『ゲド戦士』(06)以来2作目の作品となる。1963年の横浜を舞台に、16歳の少女と17歳の少年との純愛を描いた作品。



少女マンガが原作のジブリ映画といえば、1995年の『耳をすませば』があるが、当時、もう一つ候補として挙げられていたのがこの『コクリコ坂』。16年の時を経て再度企画会議に挙がり、ようやく映画作品として世に出ることになった。

1963年の横浜を舞台に。学生運動に身を投じる若者たちと、16歳と17歳の淡い恋をノスタルジックに描き、これまでのジブリ作品とは違ったテイストの作品となっている。東京オリンピックの前年という設定で、古き日本に学べる部分が描き出されている。

主人公で留学中の母に代わってその下宿を切り盛りする高校生の海(うみ)の声を長澤まさみ、海が心惹かれる新聞部部長・俊の声を岡田准一が務める。他にも竹下景子、石田ゆり子、内藤剛志らジブリ作品常連の俳優が顔をそろえ、風吹ジュンと香川照之ら『ゲド戦士』に続いて参加し、大森南朋、風間俊介が初参加した。

主題歌は、『ゲド戦記』の挿入歌「テルーの歌」でデビューした手嶌葵が歌う「さよならの歌」。映画のキャッチコピーは「上を向いて歩こう」で、坂本九の同名の名曲が挿入歌として使用された。他の挿入歌は吾朗監督自らが作詞を担当した「朝ごはんの歌」「初恋の歌」など。

ジブリ作品の特徴であるファンタジーとは一線を画した『コクリコ坂』は、7月14日(金)よる9時~10時54分まで放送される。

■あらすじ
1963、東京オリンピックを翌年に控えた横浜。16歳の少女・海(長澤まさみ)は、仕事を持つ母・良子(風吹ジュン)に代わって下宿屋・コクリコ荘を切り盛りする女所帯の長女で高校生。彼女が通う高校では、古いクラブハウス“カルチェラタン”の取り壊しを巡って紛争が起きていた。
ある日、海は新聞部部長の風間俊(岡田准一)と出会う。彼は、学園が取り壊しを決定した古いクラブハウス“カルチェラタン”を守るため、存続活動に没頭中で…。

■声の出演
松崎海:長澤まさみ
風間俊:岡田准一
<海の母方の祖母>松崎花:竹下景子
<下宿人、女医>北斗美樹:石田ゆり子
<下宿人、美大生>広小路幸子:柊瑠美
<海・空・陸の母>松崎良子:風吹ジュン
<良子・明雄の知人>小野寺善雄:内藤剛志
<俊の親友>水沼史郎:風間俊介
<俊の養父>風間明雄:大森南朋
<高校の理事長>徳丸理事長:香川照之

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