イ・ソンミン主演「刑事ロク 最後の心理戦 シーズン2」第5−6話:遂に明かされる悪の組織の正体と意外すぎる敵の登場

2023年07月20日23時30分ドラマ
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7月5日からディズニープラス スターで配信を開始した「刑事ロク 最後の心理戦」シーズン2。第5話、第6話では遂にシーズン1から街にはびこる不正に関与してきた警察内の秘密組織の存在とその誕生のきっかけが明らかになり、怒涛のどんでん返しラッシュの末に意外な人物の正体が明らかになった。気になるあらすじをチェックしてみよう。
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「刑事ロク 最後の心理戦」は、スタジオドラゴン制作×イ・ソンミン主演で贈る、殺人容疑をかけられたベテラン刑事が、正体不明の脅迫者“友”を追い詰める極上刑事サスペンス。各話のあらすじや制作発表会レポートなどは【関連記事・各話のあらすじ】で一覧できる。



■第5話あらすじ
チャン会長(アン・ネサン)の下で「友」のひとりとしてテクロク(イ・ソンミン)を脅迫していたのはハンチーム長(キム・ミンジェ)だった。そのことを知られてペク署長(チョン・ヘギョン)の指示のもとウ代表を殺し、口封じに殺されそうになっていたハンチーム長をおびき寄せたテクロクとジュヒョン(キム・シンロク)。

しかし、ペク署長の指示のもと、現場には武装集団が乱入し、警察と衝突。尾行していた(キョン・スジン)、そして駆けつけたテクロクによって難を逃れるも、武装集団は逃走。秘密裏にハンチーム長の取り調べを進めるうちに「クムジョン(今靖会)」という警察内の秘密組織の存在を知る。

一方、イ議員(チュ・ジンモ)ではなく、別の知事選候補の陣営に入ったチェ理事長(チョン・ジニョン)は福祉施設での不正資金や児童虐待をでっち上げられ、ピンチに直面。クムジョン会を追いたいジュヒョンも捜査に動員され足止めされてしまう。

グァンス(キム・ホンパ)は遂にイ議員との会食に参加するが、そこにペク署長も現れ、テクロクが差し向けたスパイであることが明かされそうになるが、どうにかその場を切り抜けることに成功。そんな矢先にチェ理事長を陥れた検事長の疑惑がニュースで報道され、怒り狂ったイ議員はチェ理事長らの始末を命じた。

イ議員の周りの不正を一斉摘発しようと港で張り込んでいたテクロクは、ペク署長が仕組んだ罠だと気づき、ジュヒョンやハンチーム長のもとへ急ぐが、ジュヒョンは腹部を撃たれ、ハンチーム長は連れ去られていた。自身も武装集団のボスと格闘の末、意識を失ってしまう。

チャ室長(チェ・ビョンモ)はペク署長を伴ってチェ理事長を拉致し、廃工場へ連れてくるが、チェ理事長が隠していた本当の顔を知ることになる…。

■第6話あらすじ
チェ理事長こそが警察出身者からなる秘密組織クムジョン会を陰で牽引する人物だった。夜遅く訪ねてきたチェ理事長に驚くイ議員。かつて二人は警察と検察として敵対していたが、麻薬課が起こした事件をきっかけに、弱みを握られたチェ理事長は当時率いていたクムジョン会を政治的不正工作に利用するようになっていた。

密かにジュヒョンの過去を調べていたテクロクは、彼女の父もまた監査課の刑事としてクモ市の不正を暴こうとして不審死を遂げていたことを突き止め、彼女をこの仕事に駆り立てた理由を知ることになる。

そんな矢先に行方不明だったハンチーム長が自殺死体として川原で発見され、遺書には自らが犯した殺人と、それがイ議員の命令だったことが記されていた。黒幕だと思われていたイ議員が逮捕され、その背後に別の人物がいることに気づいたテクロク。

クムジョン会を探るうちにジュファンという男に行き着いたテクロクは、彼が所有する建物で焼肉店を営むかつての部下ジンソクを訪れる。捜査中に片足を失ったジンソクにジュファンのことを尋ねたテクロクは、ジュファンが自分がソウル勤務時代に立ち上げた警察内サークルのメンバーだったと聞いて驚き、更にテクロクがクモ市に異動したあと、サークル名が変わっていたことを知る。サークル名は「クムジョン会」、率いていたのは当時まだ刑事だったチェ理事長だった…。

■見どころ
第3−4話では怪しい人物のひとりだったジュヒョンがテクロクと組んだほか、グァンスの敵とも味方ともつかない絶妙な巧妙な立ち回りが視聴者をミスリードさせ、ペク署長が敵サイドの人間だと明らかになるなど、誰が敵で誰が味方なのか予測不可能な展開が続いたが、第5−6話ではそれに輪をかけてどんでん返しの連続が描かれた。

まずはジュヒョンの父がかつてジュヒョンのように監査課としてクモ市の警察にはびこる不正を暴こうとして不審死を遂げていたことが明らかになり、物語におけるジュヒョンの行動の動機が明らかになった。

テクロクを危険視するペク署長が橋渡し役になっていることで、テクロク側とイ議員の心理作戦が緊張感たっぷりに描かれ、結果、一枚上手だったイ議員によってジュヒョンらが襲撃に遭い、チェ理事長も殺されてしまうのか…と思いきや、実はチェ理事長こそが秘密組織を組織した張本人で、第6話からは彼の野望に満ちた本性が色濃く描かれ、黒幕だと思われていたイ議員はあっけなく逮捕されてしまったではないか。残す2話では正体に気づいたテクロクとチェ理事長の最終決戦になると予想されるが、更にどんでん返しの衝撃展開が待ち受けているのではないかと期待せずにはいられない。

今回始めて、警察内部でクモ市の不正に関与してきた秘密組織の名前がクムジョン会であると明かされたが、この組織の前身がテクロクが立ち上げた警察内サークル(当時は一日の無事に感謝して酒を交わす友好的な会だった模様)だった。このサークルをチェ理事長が引き継いだ後に秘密組織としてその存在目的を強力な権力や巨万の富のために邪魔者を秘密裏に処理する組織に変化させていったようだ。最終エピソードとなる第7−8話ではテクロクの「最後の心理作戦」がどのように描かれていくのか、今から待ちきれない。

シーズン1ファンを裏切らない緻密な心理戦が描かれる「刑事ロク 最後の心理戦」シーズン2は7月5日(水)からディズニープラス スターで配信され毎週水曜日に2話ずつエピソードが追加される予定だ。

■スタッフ
監督:ハン・ドンファ 「元カレは天才詐欺師~38 師機動隊~」「ナビレラ -それでも蝶は舞う-」

■キャスト
キム・テクロク:イ・ソンミン 「未成年裁判」「ミセン-未生-」
イ・ソンア:キョン・スジン 「マウス」「トレイン」
ソン・ギョンチャン:イ・ハクジュ「夫婦の世界」「マイネーム: 偽りと復讐」

公式サイト

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