植物学研究に邁進する神木隆之介!浜辺美波は無事に女の子を出産!「らんまん」第16週ネタバレと第17週予告

2023年07月21日08時26分ドラマ
©NHK

万太郎(神木隆之介)に対する嫉妬心はすごいものの、田邊(要潤)の妻・聡子(中田青渚)に対する愛情に視聴者安心!NHK連続テレビ小説「らんまん」第17週「ムジナモ」(7月24日~7月28日)のあらすじと見どころをご紹介!関連動画は番組公式サイトで公開されている。

日本の植物学の父である言われる牧野富太郎をモデルとした「らんまん」の第16週目が7月17日から放送された。第15週は、留学中の伊藤孝光(落合モトキ)が田邊(要潤)も研究しているトガクシソウについてイギリスの雑誌に新種として「Ito」の学名をつけて発表し、田邊が大きなショックを受けているところで終わった。第16週のスタートもその「トガクシソウ事件」からだ。助教授の徳永(田中哲司)はそれだけ厳しい世界だと言うが、4年生の藤丸(前原瑞樹)はその厳しさに耐えられなくなってくる。



これまで田邊の冷酷さなどが話題になっていたが、伊藤により自分の研究が一つ潰された悔しさを胸に自宅に帰るが、妻の聡子(中田青渚)には決して声を荒げない。さらにいつも自分を静かに見守ってくれる聡子のことを「シダ」のようだという。実は田邊が植物の中で最も好きなのがシダなのだ。最初は「暗い」ことを指摘されたのかと聡子は思うが、田邊は「いや…得難いと言っているんだよ。私はお前の静けさを愛しているんだ」と話した。これまでの田邊に対する評価とは違い、好意的な反響が多かった。

そして21日に放送になった80話で寿恵子は女の子を産んだ。万太郎もぎりぎりで間に合い、数ある草花の名前の中からどんな名前をつけるのかと思われたが、「すべて」の植物を愛おしいと思う万太郎が選んだのは「園子」だった。

らんまん©NHK7月24日から放送される第17週では生まれてきた女の子・園子に対する万太郎の愛情と新しい水生植物への興味が描かれる。園子の誕生の連絡をうける峰屋の竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)も久しぶりに登場!万太郎への嫉妬心が隠しきれない田邊だが、万太郎が採取してきた水生植物「ムジナモ」を新種ではないかといい、発表するようにというのだ。あれほど万太郎に嫉妬しているのに、心から応援しているのか?なにか魂胆があるのか?

【第16週(2023/7/17-7/21)ネタバレあらすじ】
田邊(要潤)が発表の準備をしていたトガクシソウを、留学中の伊藤孝光(落合モトキ)が、突如イギリスの雑誌に発表した。伊藤家の意地にかけても学名に「ITO」の名前をつけたいと思う孝光の苦肉の策だった。これで田邊の名を冠した学名は幻となる。田邊は悔しさに震える。家に帰るといつも通り妻の聡子(中田青渚)が帰りを待ってくれていた。聡子は田邊の様子がいつもと違うことを敏感に感じ取る。そんな聡子に田邊は「聡子はシダに似ている」という。聡子は花も実もないことを言われたのかと思うが、田邊にとってシダは一番好きな植物なのだ。「聡子の静けさを愛している」と静かに話した。

新種の発表は一刻を争うもので、一手負ければそれで終わり。それが学者の世界なのだと徳永(田中哲司)は言うが、藤丸(前原瑞樹)は、そこまでして新種発表や名付けを競うことに耐えられないと、教室を出て行ってしまう。万太郎(神木隆之介)は藤丸の言葉が心に深く刺さった。

つわりで食欲のない寿恵子(浜辺美波)。何か食べさせたいと、万太郎が困っていると、そこへ藤丸がやってくる。藤丸のすすめで揚げ芋を作ると、寿恵子は美味しく食べることができ、ひとまず安心する。藤丸の義理の姉がつわりの時に揚げ芋なら食べられたということで万太郎も作り方を教わる。

その後、丈之助(山脇辰哉)、ゆう(山谷花純)、福治(池田鉄洋)らも交えて井戸端で残りの揚げ芋を食べていると、突然、藤丸が、大学を辞めたいと言い出した。やはり研究者に耐えられないというのだ。研究室でも一人、自分だけが浮いていることを感じている。丈之助は留年を勧め、ゆうは言い訳を考えているようなら突き進めとそれぞれが助言する。万太郎は、大学を辞めるのではなく、少し休んで、自分に合ったやり方を探してみてはどうかと伝える。胸のつかえが取れた藤丸は、田邊に休学する旨を伝え、万太郎の植物採集や図譜の刊行の手伝いを始める。

田邊は図鑑を発行した万太郎に対して「学者として認める」とはいうものの、心の底にある嫉妬心は隠しきれない。自分のトガクシソウの研究が潰れたことも万太郎はほくそ笑んでいるのではと疑ってしまう。ただ、その植物画の才能は世界でたった一人だけしかもっていないものだと評価していた。

そんな中、万太郎はヤマザクラの画が載った『日本植物志図譜 第二集』の制作を進める。つわりも収まった寿恵子や藤丸も協力してくれた。そして第二集も発行された。万太郎は第三集の発行に向けて植物収集を計画している。身重の寿恵子はそんな万太郎を快く送り出す。

寿恵子に見送られ、万太郎と藤丸は、植物採集の旅へと出かけた。その頃、ヤマザクラの画が載った『日本植物志図譜 第二集』が、野田(田辺誠一)や里中(いとうせいこう)、そして、田邊の元に届く。田邊は、画工の野宮(亀田佳明)に万太郎のような植物画を描くよう命じる。途方に暮れる野宮は波多野(前原滉)に顕微鏡での観察法を教えてほしいと相談する。波多野は顕微鏡で「見えないもの」を見ているのだという。それは、受粉した後、植物の中で見えない何かが起こっていると思われるが、それは目では見えない。観察眼が優れた万太郎でも無理だろうという。二人はともに助け合ってゆくことを決めた。

寿恵子は、万太郎から送られてくる植物標本を乾燥させる作業や、イチ(鶴田真由)から預かった内職をしながら、万太郎の帰りをお腹の子と待っていた。

季節は秋に―。ついに寿恵子は、えい(成海璃子)、りん(安藤玉恵)らの協力の元、無事に女の子を出産した。帰ってきた万太郎も生まれたてのわが子と対面を果たす。この子の人生にありとあらゆる草花が咲き誇るようにと「園子」という名前をつけた。植物採集の旅で「新種」と思われる蘭の一種を採取してきた万太郎はその植物を園子の横に置き、幸せそうに園子と寿恵子を見守っていた。

【第17週(2023/7/31-8/4)あらすじ】
■第81話(月)
万太郎(神木隆之介)が植物採集の旅から帰ってきた日、寿恵子(浜辺美波)は無事に長女の園子を出産。新しい家族が増え、幸せな日々を送っていた。ある日、万太郎、波多野(前原滉)、藤丸(前原瑞樹)の3人は、久しぶりに集まり牛鍋を囲んでいた。植物採集旅行の話や、園子の話で大盛り上がり。一方田邊(要潤)は、万太郎の作った図譜を見ていて…

■第82話(火)
竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)の元に園子誕生の知らせが届き、二人は大喜び。園子は、寿恵子(浜辺美波)、万太郎(神木隆之介)、そして長屋の面々にも可愛がられ、すくすくと成長していった。ある日、ゆう(山谷花純)に誘われて、万太郎と倉木(大東駿介)、福治(池田鉄洋)らは4人で出かけることに…。道中、大きな池を見つけた万太郎は大興奮で植物採集を始める。

■第83話(水)
楽しそうに植物採集をする万太郎(神木隆之介)を見た福治(池田鉄洋)は、ゆう(山谷花純)に自分の胸の内を明かす。二人が話し込んでいると、倉木(大東駿介)の肩に乗って柳の実を採っていた万太郎が、バランスを崩し池に!!!と、その時、偶然にも不思議な水生植物を見つける。一方田邊(要潤)は、画工の野宮(亀田佳明)から植物画家として万太郎を雇ってほしいと言われる。

■第84話(木)
万太郎(神木隆之介)は水生植物「ムジナモ」を、植物学教室へ持っていく。徳永(田中哲司)、大窪(今野浩喜)たちが興味津々で見ていると、そこへ田邊(要潤)がやってくる。すると田邊は、それが日本でまだ発見されたことのない食虫植物であることを万太郎に教え、論文と植物図を書いて世界に向けて報告をするよう命じる。万太郎は、田邊に認められたい一心で夢中になってムジナモの研究を始める。そんなある日、ムジナモが!?

■第85話(金)
ムジナモの開花から4か月―。徳永(田中哲司)はドイツへと旅立ち、大窪(今野浩喜)は助教授となった。田邊(要潤)は、恩人である森有礼(橋本さとし)が文部大臣になったことで、女学校の校長に就任。槙野家では、寿恵子(浜辺美波)が第2子を授かり、園子が元気に動き回る中、万太郎(神木隆之介)はムジナモの研究に没頭。そしてついに、精密に描かれた植物画と論文が完成。それを見た田邊(要潤)は…

■スタッフ他
脚本:長田育恵
音楽:阿部海太郎
主題歌:あいみょん「愛の花」
語り:宮﨑あおい
出演:神木隆之介,浜辺美波,志尊淳,佐久間由衣,大東駿介,成海璃子,池田鉄洋,安藤玉恵,前原滉,前原瑞樹,中田青渚,要潤,他

 <総合>(月~土)8時~8時15分/12時45分~13時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)7時30分~7時45分/23時00分~23時30分[再]
   (土)9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「らんまん」番組公式サイト
NHK朝ドラ「らんまん」番組公式Twitter @asadora_nhk
NHK朝ドラ「らんまん」NHK-PRサイト

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