【最終回】裁判が始まる!ミユキ(優香)とマヤ(伊東蒼)の言葉は裁判官に届くのか?「やさしい猫」第4話ネタバレと第5話予告

体調が悪くなってしまったクマラ(オミラ・シャクティ)はなんとかミユキたちのもとへ戻れた!在留資格を得るため、ミユキ、クマラ、マヤを裁判が待ち受ける!NHK-総合「やさしい猫」の最終回・第5話を7月29日、22時から放送する。予告動画は番組公式サイトに掲載されている。
直木賞作家・中島京子原作の「やさしい猫」7月22日、第4話が放送された。第3話で入管施設に収容されたクマさんことクマラ(オミラ・シャクティ)と自由に会えなくなったミユキ(優香)、娘のマヤ(伊東蒼)だが、第4話では立ち上がり、徐々に回りの人を味方につけ始めた。最も力になってくれるのは人権弁護士である恵(滝藤賢一)、さらに入管施設でミユキがあった時には冷徹な態度に終始していた上原(吉岡秀隆)も入管施設を辞めた今、内情を知っているからこそできるアドバイスをミユキたちにくれる。
全5話からなる「やさしい猫」は7月29日の放送を持って最終回を迎える。オーバーステイしてしまったものの、それを出頭申告しようとした矢先に逮捕されたクマラが、「偽装結婚」などではなく、ミユキやマヤと「本当の家族」であることをどうやって裁判で証明できるのか?さらに、第1話の冒頭にでてきた「キミ」の正体も最終回で判明する。
第4話のラストでクマラがミユキたちのもとに戻ったが、これはあくまで「仮放免」だ。入管施設内で体調が悪くなったために治療を受けるために一時的に出られただけで、本当に日本に在住する資格を得るには、クマラの場合は裁判で退去命令の取り消しをしてもらう必要がある。それは1%か2%という非常に確率の低い裁判になるのだが、マヤたちのがんばりが裁判を左右する。最終回、ハッピーエンドが見られるのか?
■前回:第4話あらすじ
ミユキ(優香)とマヤ(伊東蒼)は、クマラ(オミラ・シャクティ)を助けるために裁判を起こした。そして在留特別許可を得ようとする。弁護士の恵(滝藤賢一)はその裁判を引き受けてくれることになった。しかし、裁判で退去命令の取り消しを勝ち取れる確率は低い。99%は国側の意見が通ることになる。クマラも入籍前にオーバーステイしているということもあり、偽装結婚と見なされる可能性が高い。
マヤの幼なじみのナオキ(南出凌嘉)も協力してくれることになった。二人がクマラがオーバーステイする前から「家族」として生活していたことを証明するために多くの証拠を集め始める。署名も頼む。ミユキのアパートの大家である水上(池津祥子)も以前はクマラのことを不安視していたが、事情を知ってミユキたちを助けてくれる。
そんな中、クマラは施設の中で体調不良を訴えていた。激しい頭痛があり、血圧は200を超えている。それでも、職員は「必要ない」と治療をさせてくれない。対応してもらえないクマラはミユキたちと面会している途中で倒れてしまった。
マヤは知り合ったハヤトと会うが、ハヤトは元気がない。マヤが将来の話をするのだが、ハヤトは現在「仮放免」の形で日本にいられるだけで、働き始めると不法就労と認定されてしまうのだ。そのため、将来を描くことはできない。
マヤやナオキは、裁判のために証拠を集めてゆく。署名を集めたりしていた。しかし、裁判は厳しいものなのでマヤにまでそんなことをさせたくないとミユキもクマラも思っていた。それでもマヤは証言したいという。
クマラはまた倒れてしまった。恵が猛烈に抗議したこともあって50万円の保釈金で仮放免されることになった。それでもひさしぶりに家族3人で抱き合える喜びに浸っていた。
■第5話あらすじ
ミユキ(優香)たちを助けようと山形から母・マツコ(余貴美子)もやってくる。裁判が始まり、国側の代理人・占部(麻生祐未)からの尋問を受けるミユキ。次に証言台に立ったマヤ(伊東蒼)の言葉で空気が変わる。クマラ(オミラ・シャクティ)も家族への愛を訴える。やがて迎えた判決の日。果たしてこの家族の願いは届くのか。
NHK-総合 2023年6月24日放送開始、「やさしい猫」。出演:優香,伊東蒼,オミラ・シャクティ,滝藤賢一,サヘル・ローズ,山下容莉枝,麻生祐未,池津祥子,石川恋,山内圭哉,南出凌嘉,松本慎司,長尾卓磨,余貴美子,吉岡秀隆,ほか。NHKドラマTwitterアカウントは「@nhk_dramas」。
◇NHK-総合「やさしい猫」番組公式サイト
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