「どうする家康」松本潤が髭バージョンに!威厳を見せる“家康”ネクストレベルへ!第31話ネタバレと第32話予告
NHK大河ドラマ「どうする家康」(総合20時~、BSP、BS4K18時~)8月13日(日)に放送された第31話「史上最大の決戦」松本潤、今までとは違う存在感で“信雄”浜野謙太を圧倒!8月20日(日)放送の第32話「小牧長久手の激闘」でついに家康と秀吉が激突!NHK公式サイトでは予告動画が公開中だ。
8月13日放送の第31話では、関ケ原の戦いとならび、もう一つの天下分け目の大戦と言われる小牧長久手の戦いまでのビルドアップが描かれた。お市の死をきっかけに、天下人へ一気に駆け上る秀吉(ムロツヨシ)に対し、虎視眈々と秀吉を倒すチャンスを狙う家康の対照的な姿が次回へ繋がる小牧長久手の戦いへ期待が高まった。
当代きっての人たらしである秀吉が、家康の忠臣・石川数正(松重豊)にラブコールを送る中、秀吉は家康からの贈り物である「初花肩衝」を“もったいねぇ・・・”と驚いた。その姿が猿芝居のようであり、実直過ぎる反応のようにも思われ、ムロの得体の知れないさまがどこか不気味さを印象付けた。
そして8月20日放送の第32話では、徳川家康と羽柴秀吉が直接激突した激戦、小牧長久手の戦いへ突入する。秀吉包囲網を突破された家康が、次に仕掛ける相手は同盟を組むことを断られた池田恒興(徳重聡)。秀吉10万人の大軍に対し、家康・信雄(浜野謙太)軍は1万6000人から7000人。この圧倒的な兵力差がありながら、秀吉相手にどう立ち回るかが見どころとなる。
■松本潤、新たなフェーズへ
©NHKかつて家臣たちを前に狼狽する姿をさんざんさらけ出してきた家康だが、今や感情のままに行動することはなく、冷静沈着なリーダーとしてどしりと構えている。第30話では、今の秀吉と戦うことは並大抵のことではないと話し、うろたえる信雄に「刺し違える覚悟おありでございましょうや」と圧をかけていく。さらに味方につけるはずだった池田恒興の裏切りに合っても、家康の落ち着きは損なわれない。むしろうろたえる信雄に「総大将がうろたえるな」とカツを入れるなど、威厳を見せる。
また、ラストでは榊原康政(杉野遥亮)が堀作りに10日かかると進言したことに対し、間髪入れず「遅い!5日じゃ。」と語気を強める姿も。嵐のコンサートで演出を務めていた松本潤と重ねたファンからは「この殿はLIVE前の演出している殿」などの声も。髭もはえ、しっかりイケオジ家康となった姿に、今後待ち受ける秀吉との直接対決に期待したい。
■前回(第31話)ネタバレあらすじ
お市(北川景子)を死に追いやった秀吉に、家康は激怒し、打倒秀吉の決意を固める。天正11年(1583年)家康は秀吉に祝いの品として信長の形見である棗・初花肩衝を送るため、石川数正を大阪へ使わせた。秀吉は、家康からの贈り物に涙を流して喜んだが、数正にとってそれはまさに猿芝居のようで得体の知れない不気味さを感じさせた。
勢いに乗る秀吉は、信長次男・信雄を安土城から追放し、着々と天下人への道を進む。信雄からも助けを求められ、10万を超える秀吉軍と戦う方法を模索する家康は、正信が考えた全国を巻き込む壮大な作戦を採用する。それは、美濃・池田恒興(徳重聡)を調略すれば、丹羽、前田が徳川につくはず。さらに、未だ秀吉に抗う越中の佐々成正、土佐の長宗我部元親、あとは紀州を巻き込めば機内に秀吉を封じ込めるというものだった。
家康は、信雄に池田恒興の調略を依頼。そして信雄は秀吉方に通じていた家臣3人を誅殺し、家康につく姿勢を固めた。しかし、秀吉は池田に多くの領地を与えることを約束して味方につける。これにより池田は秀吉の命で尾張を攻め込もうとしていた。池田勢は、一気に犬山城を落とし、娘婿の森長可(城田優)は楽田城へ侵攻。清州城と目と鼻の先である楽田城への攻撃は脅威となる。
秀吉包囲網は崩れ、怯える信雄に家康は、「秀吉相手の戦、もとより思い通りにはいかん。総大将がうろたえるな。信長の息子であろう。しっかりせい。」と一喝。そして石川数正、本多忠勝(山田裕貴)、榊原康政(杉野遥亮)、井伊直政(板垣李光人)、が自ら名乗りを上げる中、酒井忠次(大森南朋)が出陣することが来ます。忠次は羽黒に陣を敷いて森長可の兵に奇襲をかけ、撃破する。
そこで康政は、兵を引かず、小牧山城で秀吉を迎え撃つ作戦を献上。図面を広げ、二重の土塁と空堀を張り巡らし古城を難攻不落の要塞に返る作戦だが、家康はこの案を採用し、10日かかるところを5日で仕上げるよう命じた。そして秀吉は犬山城に着陣し、一気に楽田城も制圧。家康の本陣である小牧城とわずか1里半(約5.8キロ)のところで両者は相まみえることになった。
■第32話「小牧長久手の激闘」あらすじ
家康は秀吉10万の大軍に対し、あえて前進し小牧山城に兵を集める。互いの動きを探り合いながら、康政は秀吉の悪口を書き連ねた札をばらまき秀吉を揺さぶりながら、城の周辺に謎の堀を作り始める。徳川軍が守りに入ったと考えた池田恒興は、秀吉に家康を引っ張り出すために岡崎を攻撃する策を献上。そして進軍を開始するが、それが家康の狙いだった。
NHK大河ドラマ「どうする家康」第32話は8月20日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:古沢良太、出演:松本潤、ムロツヨシ、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、松山ケンイチ、松重豊ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_ieyasu」。第32話予告動画が番組公式サイトで公開されている。
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