「らんまん」神木隆之介を助けたい浜辺美波は渋谷の地で待合茶屋を開き繁盛させる!第23週ネタバレと第24週予告

2023年09月08日09時30分ドラマ
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万太郎(神木隆之介)と虎鉄(濱田龍臣)が東北へ採取旅行に行っている間に、寿恵子(浜辺美波)は渋谷の土地をじっくりと調べ、自分の店を開くことを決めた!NHK連続テレビ小説「らんまん」第24週「ツチトリモチ」(9月11日~9月15日)のあらすじと見どころをご紹介!関連動画は番組公式サイトで公開されている。

日本の植物学の父である言われる牧野富太郎をモデルとした「らんまん」の第23週目が9月4日から放送された。土佐から竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)が二人の子を連れて東京に出てきた。東京で屋台をやって金をため、新しい酒を造る夢を叶えるためだ。その夢に参加するのは、現在失業中の藤丸(前原瑞樹)だ。菌の研究をしているが、あまり目立たない研究のため就職先もない。綾と竹雄が酵母についての研究者を探しているときき、自分が立候補する。新しいスタートとなった。



今よりも学歴社会だった当時、画工出身の野宮(亀田佳明)に体する風当たりは強かった。せっかく波多野(前原滉)が共同研究としてくれたのに、大学の教授たちは波多野だけの研究にしろという。そんなことを波多野は許せない。ちなみに、波多野のモデルと考えられている池野成一郎は明治45年に帝国学士院恩賜賞を受賞する際、共同研究をした平瀬作五郎(野宮のモデルと考えられる人物)が共同受賞とならないのならば辞退するといって、共同での受賞にこぎつけたという逸話がある。6日に放送された第113話では、野宮と波多野が互いを心配するやさしいシーンが描かれた。

9月11日から放送される第24週の後半からは新しいメンバーが登場する。娘の千歳が大人になった姿を乃木坂46の遠藤さくらが演じ、海宝直人は実業家の小林一三として登場する。そしてなんと懐かしい宮野真守演じる逸馬も登場する。逸馬は万太郎の研究を資金面で支えることになる資産家の永守徹を紹介する。永森を演じるのは中川大志となる。

舞台は日露戦争の時代へ入り、徐々に神社合祀令など国の政策が厳しくなり、研究も自由さが失われてゆく。竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)は酒造を買い取り沼津へ移り、万太郎も永森からの投資を受けて新たな局面へと入ってゆく。

【第23週(2023/9/4-9/8)ネタバレあらすじ】
十徳長屋に住んでいた落語家の牛久(住田隆)がついに真打ちとなり、長屋を出ていくことになった。長屋のみんなに最後に一席もうけているところに竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)が高知を引き払い東京へやってきた。二人は屋台「土佐」を開業するという。峰屋をたたんだ後、二人は食事修行していたのだ。竹雄は“いつか新しい酒を造る”という綾の夢を、一緒にかなえたいと考えていた。万太郎(神木隆之介)、寿恵子(浜辺美波)、波多野(前原滉)、藤丸(前原瑞樹)もかけつけてにぎやかな夜になる。

竹雄と綾の屋台ではそばを中心に故郷の味が食べられるとあって、万太郎の弟子となった虎鉄(濱田龍臣)も大喜びだ。箸休めに出された高知のヤマモモの甘露煮に寿恵子(浜辺美波)も感動するのだった。竹雄は、波多野と藤丸に、いつか新しい酒を造るために醸造の研究をしている先生を探していると話す。しかし、まだその研究をしている教授はいないという。そのうち日本の学問が進めばでてくるだろうという。そして、話を聞いた藤丸は自分がその研究をしたいと言い出した。竹雄と綾とともに新しい酒作りのための研究を始めようと誓った。

帰り道、農科大学の教授に決まっている波多野が万太郎に話を始める。実は波多野と一緒に銀杏の研究をしていた野宮(亀田佳明)は大学を辞めるというのだ。野宮が第一発見者となった研究だが、海外、国内ともにその研究に対して疑惑を持たれているのだ。海外からの疑惑は後進国である日本に対してなので仕方ないが、国内からは画家だった野宮が見つけたとは考えられないといって、共同発見ではなく波多野だけの名前にしろと責められたのだ。波多野の優しい気持ちを十分に理解している野宮は謝ろうとする波多野をやさしく受け止めていた。

大学に辞表を提出した野宮は、東京を去る前に長屋を訪れ、生まれたばかりの千鶴を含む槙野家の肖像画を描く。その場で、野宮は油絵学会で聞いたといって、新しい印刷機のことを万太郎と寿恵子に話す。寿恵子は興味津々だ。しかし、なんといっても先立つ資金はない。そこで寿恵子は、図鑑作りの夢をかなえるため商いを始めたいと万太郎に話す。万太郎は、新しい冒険に出る寿恵子を応援するという。

寿恵子は、以前みえ(宮澤エマ)に勧められた地、渋谷へと向かう。渋谷についてみると、農村地帯が広がり、通りは汚く、居酒屋の店主・荒谷(芹澤興人)にここに来るのはやめた方がいい、と言われてしまう。しかし、荒谷の店で買ったお握りがとてもおいしく、りん(安藤玉恵)や子どもたちにも大好評。今住んでいるところはドブさらいなどを地域の人と協力してやっている。りんにどうやってそういう協力体制ができるようになったのかと聞いてみると、何度も何度も災害などにあって地域の人で協力しようということになったおちう。その夜、万太郎が植物と向き合う姿を思い出して、寿恵子は、渋谷をもっと観察しようと心に決める。

弘法湯で身を清めてお参りに行く人に出会ったり、茶屋で出されたボーロに感動したり、芸者たち(入山法子・実咲凜音)の話を聞いて、寿恵子は渋谷の町に魅了されていく。そして、弘法湯の佐藤(井上順)、荒谷(芹澤興人)らを座敷に呼んだ寿恵子は、この町で人と人をつなぐ待合茶屋を開きたいと伝える。渋谷の魅力は「誰でも受け入れる」ところだといい、立ち寄っただけの人も参加できるお祭りなどをしてもりあげていきたいと提案する。そして、寿恵子は渋谷のいいところを満載した待合茶屋が開店させた

【第24週(2023/9/11-9/15)あらすじ】
■第116話(月)
日本全国の植物を載せた図鑑がまもなく完成しようとしていた。しかし、未だに版元は見つからない。万太郎(神木隆之介)は、図鑑は本当に必要とされるのかと自信をなくしていた。そんな万太郎を虎鉄(濱田龍臣)は、きっと何百年も残り続けるものになると励ますのだった。一方、寿恵子(浜辺美波)の店には、相島(森岡龍)と小林一三(海宝直人)がやってきて…

■第117話(火)
寿恵子(浜辺美波)が待合茶屋を、竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)が屋台を始め5年。農科大学に通い、酵母菌の研究をしている藤丸(前原瑞樹)は、成果を竹雄と綾に発表する。一方、万太郎(神木隆之介)の元には、新種かどうか検定してほしいと標本が届く。送り主は南方熊楠。ただならぬ情熱に、虎鉄(濱田龍臣)は苦手意識をもつが、万太郎はいつか会ってみたいと喜ぶのだった。

■第118話(水)
熊楠から送られてきた標本の中には、120年に一度しか咲かないと言われているハチクの花の標本があった。翌年、日露戦争が勃発。渋谷は、電車の開通で交通の要所として発展を遂げ、寿恵子(浜辺美波)の店は、ますますにぎわうようになる。ある日、植物学教室にも熊楠から手紙が届く。万太郎(神木隆之介)が、熊楠から手紙をもらったことがあると徳永(田中哲司)に伝えると…

■第119話(木)
徳永(田中哲司)から、国が推し進める神社合祀令に反対している熊楠に深入りするなとくぎを刺された万太郎(神木隆之介)。しかし、野宮(亀田佳明)から神社の森の悲惨な現状を伝える手紙が届き、居ても立っても居られなくなる。一方、寿恵子の店には逸馬(宮野真守)がやってくる。逸馬は、万太郎に資産家の青年・永守徹(中川大志)を紹介する。

■第120話(金)
逸馬(宮野真守)が連れてきた資産家の永守(中川大志)は、万太郎(神木隆之介)の図鑑の出版や標本の保存に投資をしたいと申し出る。そして、季節は夏から秋へ―。竹雄(志尊淳)、綾(佐久間由衣)、藤丸(前原瑞樹)は酒蔵を買い取り沼津へと移ることに。万太郎もある決意を固める。

■スタッフ他
脚本:長田育恵
音楽:阿部海太郎
主題歌:あいみょん「愛の花」
語り:宮﨑あおい
出演:神木隆之介,浜辺美波,志尊淳,佐久間由衣,安藤玉恵,住田隆,濱田龍臣,前原滉,前原瑞樹,芹澤興人,海宝直人,入山法子,実咲凜音,井上順,亀田佳明,森岡龍,遠藤さくら,宮野真守,中川大志,田中哲司,ほか

 <総合>(月~土)8時~8時15分/12時45分~13時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)7時30分~7時45分/23時00分~23時30分[再]
   (土)9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「らんまん」番組公式サイト
NHK朝ドラ「らんまん」番組公式X(Twitter) @asadora_nhk
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