「どうする家康」“家康”松本潤と"三成”中村七之助、天体観測で意気投合する姿にネット沸く!第35話あらすじと第36話予告
NHK大河ドラマ「どうする家康」(総合20時~、BSP、BS4K18時~)9月17日(日)に放送された第35話「欲望の怪物」家康と三成が天体観測で意気投合!ロマンチスト三成に“斬新”の声。9月24日(日)放送の第36話「於愛日記」で“於愛”広瀬アリスの秘密が明らかに。NHK公式サイトでは予告動画が公開中だ。(ネタバレ)
9月17日放送の第35話では、中村七之助演じる初登場の石田三成と、松本潤演じる家康との出会いが描かれ、仲良く天体観測する姿が話題を呼んだ。「星と星を、さまざまにつないで、いろいろなものを形作るのです」と、西洋の天文学を家康に教える三成がロマンチストぶりを発揮。それに目を輝かせる家康の姿にネットでは「ロマンチック三成像が斬新すぎる」「趣味が合う最高の友をゲットしたね!2人に幸あれ!」「ダメだ・・・見えないものを見ようとしている家康・三成の2人が頭から離れない」などの声が寄せられ、BUMP OF CHICKENの名曲『天体観測』の歌詞を彷彿とさせる友情シーンに視聴者が沸いた。
七之助と松本潤は学生時代からの親友であることが知られており、そんな間柄も影響してか、三成と家康の間にはリラックスした雰囲気が。三成が“徳川中納言”であることに気づかず気さくに家康に話しかける様子に、家康も屈託のない笑顔を向ける。三成から「気が合いそうでござるなぁ」という言葉も出るほど打ち解けた2人だが、後に関ケ原の戦いで敵対する関係になっていく。親友となってもおかしくない2人の姿にネットでは「今年、関ケ原中止にしない?」「今年の関ケ原は違った辛さが待ってるわ・・・」などの声も持ち上がった。
そして、9月24日放送の第36話では、真田との関係に頭を悩ます家康に加え、“武田の女”をかくまっていた鳥居元忠(音尾琢真)の恋が波乱を呼ぶ。そして不穏なのが予告で映し出された於愛の「殿はお慕いするお方ではない」と言って首に刃を当てる言動。すでに視聴者からは「次回予告・・・どうなっちゃうの?於愛さまが心配」「於愛日記めちゃめちゃ気になる」「於愛さま、退場フラグ?」などのコメントが寄せられ、次週への期待が高まった。
■終盤ビジュアル公開!タイトルバックも一新し物語も佳境へ
©NHK数々の死闘を潜り抜け、天下人への道を突き進む徳川家康の生涯を描いた「どうする家康」。物語がいよいよ戦国乱世の総決算、クライマックスへ向かうにあたり、終盤ビジュアルが公開された。制作統括の村山峻平は「家康は何を見つめているのか、瞳の奥には何が映っているのか。そして、この家康自身もまた、人間なのか怪物なのか。ポスタービジュアルの前に立つ私もまた、『どうする』という思考の選択を迫られる。不思議な表情の家康です」とコメント。その言葉通り、喜びや憂い、憎しみや覚悟など様々な感情が内包された表情をこちらに向ける家康。戦無き世を目指す家康は円熟期を迎え、白兎から狸親父への変貌を遂げたビジュアルに出来上がった。
また、第35話からタイトルバック映像も一新。大らかでシンプルな第1弾、華々しくも荒ぶる戦国を象徴した第2弾、そして第3弾は森羅万象が豊かに満ちる家康の理想が感じられる。アートディレクターの菱川勢一は「三つ目は抽象から具象へ、つまり夢や思想が形になっていくことを表現しました」とコメント。うねる波のように激動の時代を経て見えて来る町や人々。それを見守る富士山と、これから迎える太平の世を歓迎するような桜吹雪。家康が目指した戦無き世までのカウントダウンを感じさせる、希望溢れるタイトルバックとなった。タイトルバック第1弾から第3弾は現在、番組公式サイトで公開されている。
■前回(第35話)ネタバレあらすじ
家康が上洛を決意したことを知った秀吉(ムロツヨシ)は、母・大政所(高畑淳子)を岡崎に人質として送ってきた。岡崎城に到着した大政所は旭(山田真歩)と再会を喜び、迎えてくれた大久保忠世(小手伸也)には目もくれず、美しい直政(板垣李光人)に釘付けになる。
一方、秀吉との会見前夜、家康は秀長(佐藤隆太)の歓迎を受けていた。そこへ突然秀吉が現れ、家康の手を取って「よう来てくれたのぉ」と涙ぐむ。「左様な芝居はなしにしましょう」という家康の言葉にニヤリと笑みを浮かべ、部屋の中に寧々(和久井映見)を招き入れた。そのまま大宴会が始まり、終始上機嫌の秀吉。その席で、家康がふいに口にした「もう殿下に陣羽織を着させぬ覚悟。」言葉が気に入った秀吉は、次の日の祝いの席でもその言葉を皆の前で披露するよう頼むのだった。
そして迎えた秀吉との会見の日。大坂城の広間に大名たちが集まる中、正装に身を包んだ家康は秀吉の前にひれ伏し、秀吉のため、天下統一に励むと誓い、さらに陣羽織を所望した。家康が“二度と秀吉を戦に出ずにする”と約束、それに大げさに驚く秀吉との芝居は周りをわかし、大坂城での祝いの義はつつがなく進んだ。しかし、秀吉は不機嫌になり「ここに来なかった大名がおる」と家康の配下にある北条のことを指摘した。北条を説き伏せるには、北条に与えた沼田に居座る真田を説得する必要があるのだが・・・。
それから数日が過ぎ、家康が帰る前夜。家康は星を見上げる不思議な人物と出会う。秀長に話を聞くと、豊臣家の家臣・石田三成(中村七之助)だった。一緒に星座談義を交わす中で、家康は三成と意気投合。楽しそうに話す家康の姿を見て、忠次(大森南朋)は、「殿は戦の話ではなくああいう話がしたかった人なんじゃな。戦泣き世がそこまできている。そんな気がするわい。」とつぶやくのだった。
そして翌朝、家康は秀吉に別れを告げて浜松城へ戻る。しかし家康と入れ替わりで大坂に帰る予定だった大政所は、急に帰りたくないと駄々をこねはじめ、周囲も困惑してしまう。我が子ながら破竹の勢いで出世した秀吉への恐怖が大政所の気持ちを引き留めていた。貧しい百姓だった秀吉が、織田信長の家臣となり、今は関白となった。「ありゃ何者じゃ。わしゃ何を生んだんじゃ。とんでもねぇ化け物を生んでまったみたいでおっかねぇ。」と話す大政所は、誰かが秀吉が暴走しないか見張っておかなくてはいけないと忠告した。
浜松に帰った家康は、16年間過ごした浜松を出て、駿府へ移り住むことになる。中納言となった家康は、真田昌幸(佐藤浩市)と息子の信幸(吉村界人)と会見を開く。なぜ沼田を明け渡さないのかという家康の問いに、昌幸は突然、家康の後にある壺を指し、「見事な壺でございますな。信幸、そなたにやろう。」と言い出したので一同を驚かせた。すると、他人の物を人にやることはできない。沼田は真田が切り取った土地だから、徳川が北条にやることはできないと理屈を並べる始末。家康は譲歩策として新たな土地を与える提案をするも、昌幸から自分たちに敬意を払って徳川の姫をもらい受けたいと言われてしまう。
■第36話「於愛日記」あらすじ
家康は真田昌幸から、北条に領地を渡す代わりに徳川の姫が欲しいと頼まれ、忠勝(山田裕貴)娘・稲(鳴海唯)を養女にして嫁がせようとする。忠勝が猛反対する中、家康が探させていた武田の女を、元忠(音尾琢真)がかくまっていることがわかる。説得に向かった忠勝と、抵抗する元忠が一発触発状態になるが、改めて於愛が話を聞くと、ある意外な事実が隠されていた。
NHK大河ドラマ「どうする家康」第36話は9月24日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:古沢良太、出演:松本潤、ムロツヨシ、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、松山ケンイチ、松重豊ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_ieyasu」。第36話予告動画が番組公式サイトで公開されている。
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