韓国ドラマ「アスダル年代記2:アラムンの剣」第3-4話:サヤと入れ替わったウンソムがタニャと涙の再会!歴史を変える新事実
イ・ジュンギ、シン・セギョン、チャン・ドンゴンら豪華共演のファンタジー超大作「アスダル年代記シーズン2(アラムンの剣)」日本では1週遅れて16日(土)にDisney+ (ディズニープラス)「スター」で独占配信中だ。第3話~第4話では共に意識不明に陥ったサヤとウンソムが入れ替わり、タニャとの念願の再会を果たす様子や、アスダルの常識を覆す歴史の謎が明かされた。気になるあらすじをチェックしてみよう。
●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】
「アスダル年代記」は太古の地アスで互いに異なる伝説を書いていくタゴン、ウンソム、タニャ、テアルハの運命的な話を描く韓国ドラマ初の古代をテーマにしたドラマ。「シーズン2:アラムンの剣」は、凄絶な闘争の末、タゴンがアスダル初の王となってから約 8 年後の世界を舞台にしている。
■第3話「ワハンの恋人」あらすじ
ムベク(パク・ヘジュン)の死にアスダルが悲しみに暮れた。現場から見つかったシャハティ(暗殺組織)の特異な小刀チョセンカルから、部隊はテアラ(キム・オクビン)の関与を疑い、タゴン(チャン・ドンゴン)に直訴するも相手にされず調査を開始。タゴンもまたアロク王子(シン・ソヌ)を後継者にするためにテアラが仕組んだことだと疑い始める。救出され意識が戻らないたサヤ(イ・ジュンギ)の証言が待たれたが、実はウンソムで目を覚ました直後にテアラと剣を交え再び意識を失ってしまう。
一方、アゴ族の勢力でもイナイシンギであるウンソムが姿を消しうろたえていた。最後にウンソムと言葉を交わしたショルジャギン(キム・ドヒョン)を問い詰め、事件の現場に向かったダルセ(シン・ジュファン)らは初めてウンソムと敵部隊の兵長サヤが双子であると知る。サヤはチェウン(ハ・スンリ)やネアンタルに助けられ看病を受けていた。テアラの関与を実証したい兵士たちはサヤの目覚めを喜び、証言をしてほしいと頼み込む。
一方、伝説の英雄アラムンはイグトゥ(人間とネアンタルの混血」だったという教理を持つ教団「白頂山の心臓」はなかなか教理を認めてくれないタニャ(シン・セギョン)にもどかしさを感じていた。
王宮の女官となったヌンビョル(イ・シウ)はテアラに命じられアロク王子を城から連れ出した。ショルジャギンの商団を装ってアスダルに潜り込んだダルセは8年ぶりにワハン族の仲間と再会を果たす。そんな矢先、城からサヤが消えたと大騒ぎに。城を抜け出したウンソムは姉の身を案じるヌンビョルに襲われるが、直後にシャハティに襲われたところをヌンビョルに救われた。更にダルセらの登場で姉の無事も確認。
ダルセらと合流したウンソムはワハンの仲間には会わず戦線に戻ろうとするが、兵士に見つかり証言をするために城へ連れ戻されてしまう。同会議に出席するタニャを見て動揺を隠せないウンソムは思わず涙ぐみ彼女に抱きつく。タニャもまた彼が昔の口癖を口にしたことでウンソムだと気づき動揺。会議ではタニャの霊能力に助けられながらも、テアラの関与について明言を避けながらもテアラを牽制する。
改めて再会を喜び口づけを交わすウンソムとタニャ。直後にやって来たテアラは、ウンソムに向かってナイフを突きつけ、正体を問い詰める…。
■第4話「紫色の血」あらすじ
別人だと気づかれたものの、幸いにもテアラはウンソムがアスダルを狙うイナイシンギであるとは知らなかった。双子の兄弟であることを明かしたウンソムは、サヤのふりをして王位継承を辞退する代わりに、青銅武器の公益権を獲得した。
ヨルソン(チョン・ソギョン)やムンテ(パク・ジン)ら今やアスダルで地位を築いた人々に呼び出されたウンソムは、彼らが自分をサヤだと思い込み、利益や保守のためにウンソムを殺すべきという彼らの心無いことばに怒りを覚える。そんな様子にムンテが気づき尾行。ダルセを見つけて殺そうとするが逆にウンソムに殺されかけてしまう。変わり果てたワハン族の人々失望したウンソムはワハン族を救うという大義名分を失っていた。
一方、タゴンはテアラが王子を連れて出ていったと知り、テアラのもとを訪れると、サヤと王子の後継者問題で関係が悪化していたテアラとの和解を提案。サヤの王位辞退も約束させたテアラは王位継承の儀式を要求しタゴンも同意。こうして夫婦の対立も収まったかと思われたが、王子の拉致事件が発生してしまう。
犯人のヨルビはなかなかタニャが教団を認定しないことに憤りを示した「白頂山の心臓」メンバーだった。タゴンがイグトゥだと知らない彼らにとって、人間であるアロク王子の王位継承は容認し難いことだった。血眼になって探すテアラに疑いをかけられたタニャは王子を捜索するが、拉致の首謀者パクリャンプン(ソン・ユテク)にウンソムともども呼び出され、ムベクが見つけたというアラムンの墓に案内された。その頃、アサ族の長老アサ・サカン(ソン・スク)に呼び出されたタゴンも歴史上から消されたアラムンにまつわる不都合な真実を打ち明ける。
昇天したとされるアラムンは、アスダルの連盟を築き上げる際にネアンタルも招き入れようとしてアサ族に殺され葬られていた。そして「白頂山の心臓」の言う通り、アラムンはイグトゥだったのだ。選ばれし者ウンソムが棺を開け、彼らも棺の中から紫色の血が染み込んだ布を発見し、歴史の真実を目の当たりにしていた。
罪人たちが隔離されたテサレ村に拉致されていた王子が、タゴンに恨みを抱くならず者に拉致されたと知ったタゴンは救出に向かい、タニャからアラムンの再来であると告げられたウンソムも、タゴンがイグトゥであると明かし、テサレの村へ向かった。罠にはまり深手の傷を負いながらもテサレの村に向かったタゴン。追いついたテアラはイグトゥであることを知られないよう、単身ならず者たちと交戦するが、家族のピンチを見過ごせないタゴンが参戦。ウンソムの助太刀もあり無事に王子を奪還するが、臣下たちにイグトゥであることを知られてしまう。
そこに「白頂山の心臓」を引き連れやって来たタニャ。アラムンがイグトゥであったことが確認され、イグトゥの象徴である紫色の血が神聖なものであると宣言、公式に「白頂山の心臓」の教理を認めた。これまで迫害を受けてきたイグトゥの立場が改められ、タゴンは救われた。200年以上続いたアスダルの歴史が塗り替えられた瞬間でもあった…。
■見どころ
第3話ではなんと、ウンソムとサヤが入れ替わり、ウンソムとタニャが念願の再会を果たすという、視聴者がシーズン1からずっと待ち望んでいた展開が実現した。また城内では、タゴンへの忠誠を誓いながらも、信頼していたムベクを失った兵士たちがテアラに反発心を高め、タゴンとテアラもお互いに疑いを抱いたり欺いたりするなど内部での対立も描かれた。
シーズン1ではお互いに欺き合いながらも情熱的な恋愛を見せたタゴンとテアラもアロク王子が生まれたシーズン2では、タゴンの息子として認知されているサヤと、実子アロクのどちらを王位継承者にするかどうかで対立が増えていたが、第4話でアロク王子が拉致されると、我が子を守るための夫婦の結束が描かれ、夫婦の愛情がいまだに健在であることが窺える。
そして、たびたびウンソムの活躍と重なるように描かれてきた伝説の英雄アラムンに関する真実が遂に明かされた。タニャの口からウンソムはアラムンの再来であることが明かされるのだが、現時点ではアラムンを倒したイナイシンギの再来として信じられているため、敵同士どちらの再来なのかでひと悶着ありそうな予感。
イグトゥであることが知られてしまいながらも、タニャの宣言で命拾いしたタゴンがこの先人々からどのような扱いを受けるのかも気になるところだ。
期待の新作「シーズン2:アラムンの剣」は2023年9月9日~10月15日にtvN新土日ドラマ21:20から放送される予定で、日本ではディズニープラス(Disney Plus)スターにて独占配信を開始した(全 12 話/初回3話一挙配信、以降毎週土・日1話ずつ配信)。
■スタッフ
監督:キム・グァンシク 「安市城 グレート・バトル」
脚本:キム・ヨンヒョン、パク・サンヨン 「善徳女王」「六龍が飛ぶ」
■キャスト
ウンソム/サヤ役:イ・ジュンギ「麗<レイ>〜花萌ゆる 8 人の皇子たち〜」「悪の花」
タゴン役:チャン・ドンゴン「紳士の品格」「SUITS/スーツ〜運命の選択〜」
タニャ役:シン・セギョン「新米史官ク・ヘリョン」「ハベクの新婦」
テアラ役:キム・オクビン「渇き」「悪女」
◇韓国tvN番組サイト
【作品詳細】【「アスダル年代記2:アラムンの剣」を2倍楽しむ】