韓国水木ドラマ1位「誘拐の日」ユン・ゲサン、300億の身代金要求!第6話あらすじと第7話予告

2023年09月29日16時00分ドラマ
「誘拐の日」Prime Videoで独占配信中!画像:YouTubeよりキャプチャー

韓国で28日に放送されたENA水木ドラマ「誘拐の日」(演出パク・ユヨン、脚本キム・ジェヨン)第6話の視聴率は全国3.2%、首都圏3.5%、最高4.2%まで記録し水木ドラマの1位(ニールセンコリア調べ)!Amazonプラムビデオ(Prime Video)でも独占配信中のこの回のあらすじと見どころ、視聴率などを紹介する。<ネタバレ>
【「Prime Video」で独占配信の韓国ドラマ】

「誘拐の日」は、少し抜けた気弱な誘拐犯と11歳の天才少女の特別な協力関係を描いたヒューマン・ミステリー。



■キャスト
キム・ミョンジュン役:ユン・ゲサン
チェ・ロヒ役:ユナ
パク・サンユ役:パク・ソンフン
ソ・ヘウン役:キム・シンロク
 ほか

天才子供プロジェクトに莫大な研究費を投資した海外投資総責任者ジェイデン(カン・ヨンソク)の登場で、ドラマは新局面を迎えた。金にならないのは何の価値もないという彼は、ロヒ(ユナ)と亡きチェ院長の実験マニュアルを手に入れるため、無慈悲な計画を実行した。これに対抗すべくユナ&ミョンジュンが反撃に出る!

前回に続いて今回も、ロヒの「ここ数日アジョシ(ミョンジュン)と話した言葉が、生まれてからこれまで父親と話した言葉より多い」という言葉や「実験材料とされて検査されるときに毎回死ぬかもしれないと思った」という悲痛な言葉にロヒが可哀そうでならない。そんなロヒが今回はジェイデンたちの前で「今、唯一信用できる人物」とミョンジュンを称した。普段軽視しているミョンジュンの優しさを誰よりもしっているのだ。

ミョンジュンの優しさは根っから。自分を殺そうとした殺し屋チェ・ホヨン(キム・ドンウォン)を「モテソロ※」とからかった後、「人が人を記憶するときはたった一つの瞬間が心に焼き付くものだ。お前の場合は(密航の前に)娘ヒエに会わせてくれた時だ」と感謝を伝える。続けて「ロヒはまだ子供だ…」と。この言葉が彼の心に深く残ってほしい。
※母胎ソロ(모태솔로=モテソロ)の合成語で、母胎から生まれてからずっと一人。つまり恋愛経験なしを揶揄する言葉。

そんな間抜けで優しいミョンジュン役のユン・ゲサンだが、密航船での格闘やジェディンを背負い投げで仕留める姿には彼の主演作『犯罪都市』「クライムパズル」で見せたこれまでの“ノワール俳優”としての面影も垣間見ることができる。ほんの一瞬だが(笑)。

■第6話「交渉」
誘拐の日モ・ウンソン博士(ソ・ジェヒ)とジェイデンから逃げたロヒだったが、ジェイデンに捕まり、別荘に連れ戻される。投資家たちが研究成果を求めているためにロヒを連れて行きたいジェイデンは、目障りなモ博士たち初期投資家の撤退を持ち掛ける。だが我が娘のために研究を最後まで終えなければならないモ博士は引き下がらない。

ロヒにとって信頼できるのはミョンジュン(ユン・ゲサン)だけ。彼なしではどこにも行かないと、ジェイデンにミョンジュンを連れてくるように言う。

船上で意識を失って倒れたミョンジュンは、海の真ん中に浮かぶ密航船の上で目を覚まし、ロヒのもとに戻るため命知らずの10数人と命懸けの戦いを始める。

一方チェ院長同様に、ミョンジュンの妻ヘウン(キム・シンロク)も先代院長の養子だという事実を知った刑事サンユン(パク・ソンフン)たちは、すべてにヘウンが関わっていると知る。さらに入院中の娘にミョンジュンが会いに来たことから、海外逃亡を疑い港周辺に捜査網を敷く。そしてついにミョンジュンを逮捕。

車中でロヒの行方について訊かれたミョンジュンは、ためらった末、助けを求めた。そして「ロヒが殺人現場にいて家の前で保安会社の黄色いサイレンの光を見たことを思い出した。ロヒは当時、外に飛び出してミョンジュンの車にぶつかりそうになり倒れて記憶を失った。今はチェ院長の別荘にいる」と説明し、別荘の住所を国道391号線の近くと言いかけた瞬間、ジェイデンの命を受けた殺し屋ホヨン()が運転するトラックに激突し、ミョンジュンを連れ去る。

意識を失ったサンユンは病院で目覚める。ミョンジュンの証言から保安会社のチョロン(キム・サンホ)が犯人だと確信する。その頃チョロンは無免許医師のチョンド(パク・ジンウ)を殺害しようとしていた。

一方ミョンジュンは無事にロヒの元へ戻った。チェ院長が残した天才ウイルスは1本だけ。成分表などマニュアルがなければ新たに生成できない。ロヒも成分表の在処は知らないが、自宅にあるはず。ジェディンはホヨンを連れて捜しに行く。

テレビでチェ病院長夫妻の犯人が捕まったというニュースが流れる。チョロンとヘウンの関係、さらにヘウンはなぜ殺人当日に誘拐を指示したのか?謎は深まる。

ユン・チョンド殺害現場で逮捕されたチョロンの取り調べが始まり、チェ病院長(チョン・グァンジン)事件から聴取する。院長の自宅CCTV解体後、金品を盗もうとしたがばれて偶発的に院長を殺害してしまったが、彼の妻のソ・ジンユ(コ・ハブン)はすでに死亡していたと供述。だが30年前の復讐とは何の関係もなく、ロヒの誘拐も知らないと主張した。チョンドに関しては、彼がチョロンの妻子を死なせた無免許医師で同様の被害が起きないように殺害しようとしたと告白したが、ヘウンが指示した誘拐に関しては知らないと言いはる。

チェ病院長の自宅に入り込むためにジェイデンがはロヒの叔父チェ・ドンジュン(オ・マンソク)を訪ねた。ロヒの行方が分からなくなった隙を狙ってチェ院長の財産を奪おうとしていた彼にとってジェイデンは招かざる客。しかしジェイデンにとって1200億ウォンの財産などどうでもいい。ミョンジュンがロヒを海に遺棄したように偽装し、親戚を買収してチェ院長宅に入ろうとしたのだった。

テレビで自分が死んだことになったニュースを見たロヒは、ジェイデンの企みを理解した。そしてミョンジュンに「誘拐犯おじさん、誘拐犯なのにまだしていないことが一つある」として意味深長な笑みを浮かべた。ミョンジュンはロヒの元家庭教師で弁護士テクギュン(ウ・ジヒョン)に非通知の電話をかける。「ロヒを連れている」と切り出したミョンジュンは「チェ・ロヒを返してほしければ金の準備を!300億だ」と要求をした。ロヒは冷ややかな表情でその姿を見守った。

ENA「誘拐の日」第7話は10月5日に放送予定。その後、Prime Videoにて独占配信される。4日の放送の休止。

Youtube「誘拐の日」第7話予告(日本語字幕なし)

Youtube「誘拐の日」第1話メイキング(日本語字幕なし)

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