【最終回ネタバレ】「科捜研の女Season23」どんな問題も科学で解決してゆく沢口靖子!それをやさしく見守る内藤剛志!

2023年10月05日11時00分ドラマ
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9.6%でフィニッシュ!マリコ(沢口靖子)に憧れて科捜研の道へ進んだ仲間・芦名瑞希(羽瀬川なぎ)の死!それを乗り越えるのは仲間の優しさと科学の力!「科捜研の女Season23」関連動画は番組公式サイト、最新話はTVer、全話はTELASAにて配信されている。



沢口靖子が京都府警科学捜査研究所の研究員として活躍する「科捜研の女」の23シーズン目の最終回・第8話が10月4日に放送された。安定した人気を誇る「科捜研の女」シリーズが木曜8時から火曜9時、そして水曜9時に引っ越してきたことも話題となった。期待がかかった視聴率(ビデオリサーチ社調べ、世帯)は初回から9.6%、8.7%、9.3%、9.4%、8.8%、8.3%、8.3%と推移し、最終回は9.6%となった。

最終回は滋賀県で発生した連続強盗殺人事件の被疑者の遺体が京都で発見されるところから始まる。滋賀県での鑑定を行ったのは高校生のころマリコ(沢口靖子)の活躍をしって法医の道を志した若き芦名瑞希(羽瀬川なぎ)だ。鑑定物を京都に届けに来て、憧れのマリコとあえて感激しきってしまう。そんな瑞希にマリコは鑑定を手伝ってもらった。しかし、これが原因となって瑞希は刺されて殺されてしまう。

瑞希の母(中田喜子)はマリコのせいではないと理性ではわかっていても、どうしてもマリコに文句を言ってしまう。マリコはそれを受け止めるしかできない。風丘(若村麻由美)は言葉で慰めるが、土門(内藤剛志)は「榊は科学で解決する」と断言する。科捜研に戻ると、所長(斉藤暁)も「鑑定から逃げるな」といい、瑞希の事件の解決がなによりだと伝える。最終回は「スーパーマン」なマリコではなく、情にも通じるマリコの姿が描かれた。

テレビ朝日のYouTubeチャンネルにはクランクアップを終えた俳優陣のコメント動画が公開されている。序盤、「蒲原君がイギリスから帰ってこない」と心配されていた石井一彰は監督とサシで飲みに行ったことを話し、マリコと同僚の研究員・亜美役の山本ひかるは今回の放送の話数がいつもよりも少なかったことなどを残念がっていた。科捜研のメンバーの風間トオル、斉藤暁、小池徹平たちもみな「次に」とまたシリーズが続くことを願う発言をしていて、今シーズン“どもまり”をより披露した内藤剛志は主演の沢口靖子が「もっと続けたい」といっているので続くを思うと話していた。そして、主演の沢口靖子は「マリコの情の部分を大切に演じた」と話し、チームワーク抜群の現場だったと振り返っている。

■最終回・第8話ネタバレあらすじ
京都市内の川で強盗殺人事件の被疑者・葛木陽一の遺体が浮いているのが発見され、榊マリコ(沢口靖子)ら科捜研メンバーは現場に駆けつける。

葛木は1週間前、滋賀県大津市で高齢女性の家に押し入った末、家主を殺害した疑いで滋賀県警刑事・八木下大輔(須賀健太)に追われていた。八木下が捕まえそうになったところ、逃げられたのだという。

京都府警と滋賀県警は、すぐに合同捜査を開始する。葛木の足取りを追うため、セキュリティー企業エンジニア・板東亮太(金井勇太)の協力を得て、大津市から遺体発見現場まで防犯カメラによるリレー捜査に乗り出す。また、警察官が持つPⅢ 高度警察情報通信基盤システムについても、滋賀県警、京都府警で共有できる設定にしていた。

マリコたちは遺体の傷や着衣などの鑑定を進めるが、そこへ強盗殺人の鑑定資料を持って滋賀県警の科捜研法医担当・芦名瑞希(羽瀬川なぎ)が訪ねてきた。彼女は高校生の頃からマリコに憧れ、母・真知子(中田喜子)の反対を押し切って科捜研への就職し、マリコのように危険を顧みずに事件を解決する鑑定がしたいと夢を語り、マリコたちの鑑定にも参加する。

葛木がかけた電話の相手が友人の津田明だとわかる。津田を警察に呼んで話をきくと、ずっと音信不通だったのに連絡がきたといい、自転車を盗んでいったという。自転車のルートから立ち寄ったエスニック料理の店も見付かった。しかし、二人とも葛木を殺してはいないという。

また、葛木の足に残っていたのはヒルに刺された跡だった。瑞希はマリコと一緒の鑑定が終わることと残念に思いながら帰って行く。すると、瑞希から電話が入った。殺害現場がわかったと言ったその途端、大きな音がして電話が切れた。

瑞希は何者かに殺されていた。現場は犯人が足跡を消した跡も残っている。警察の情報がもれていると思われた。そして、瑞希の母・真知子(中田喜子)は瑞希が死んだのはマリコのせいだという。理屈ではそれはおかしいとわかっているが、どうしても許せないという。マリコはそんな真知子を見て言葉を失ってしまった。風丘(若村麻由美)は職業を選んだのは瑞希本人だとなぐさめるが、マリコは意気消沈のままだ。土門(内藤剛志)はマリコが必ず科学の力で立ち直ってくると信じている。そして、科捜研に戻ると所長(斉藤暁)は仕事から逃げるなといい、マリコに瑞希の事件の鑑定をするようにいう。他のメンバーも一緒に懸命に鑑定を続ける。

一方、捜査本部では捜査員全員がもっているはずのPⅢのGTPを確認することとなった。すると、一人のPⅢが瑞希殺害現場近くにいたことを表示していた。その持ち主は八木下だ。八木下は2,3日前に紛失してしまったという。それを聞いて蒲原(石井一彰)は激高する。

鑑定を続けた結果、犯人がわかった。葛木の友人の津田だった。津田が勤めている食品工場のホタテの破片や拳眼痕、スマホについていた耳の跡や脂分などが決め手になった。津田は葛木とともに強盗には言った。津田は金だけ奪って逃げる予定だったが、葛木が女性を殺してしまったという。逃げる葛木から脅された津田は葛木を殺したのだ。さらに警察に任意で呼ばれた時にトイレに落ちていたPⅢをみて、捜査情報を知り、現場の下足痕を消しにいった。するとそこに科捜研の女性がいたので殺してしまったという。

マリコは事件の解決を知らせに真知子の元へ向かう。鑑定の結果を知らせにきただけだというマリコに「瑞希の話を聞かせてほしい」と真知子はマリコを家に招き入れた。

テレビ朝日 2023年8月16日スタート。毎週水曜日21時放送、「科捜研の女Season23」。出演:沢口靖子、内藤剛志、小池徹平、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、西田健、山本ひかる、石井一彰ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@kasouken_women」。

テレビ朝日「科捜研の女Season23」番組公式サイト

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