ミスターラグビー・平尾誠二とノーベル賞・山中伸弥の知られざる友情物語を本木雅弘と滝藤賢一が再現！11日「友情」放送
ミスターラグビーと呼ばれた男・平尾誠二とノーベル賞受賞の山中伸弥！病と闘い全力で駆け抜けた二人の１年を本木雅弘、滝藤賢一らでドラマ化！テレビ朝日 2023年11月11日（土）21時から「友情〜平尾誠二と山中伸弥『最後の一年』」を2時間で放送する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
現在のラグビー界の礎を築いたと言われる、ラグビー界の伝説“ミスター・ラグビー”平尾誠二と、「ヒトiPS細胞」の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授。異なる分野で活躍する２人の知られざる友情物語をドラマ化する。ラグビーと医学…まったく異なる分野で活躍する２人の出会いは、2010年に実現した雑誌の対談がきっかけだった。意気投合したふたりは、急速に親交を深め、やがて家族ぐるみの付き合いをする親友になり、この友情がいつまでも続くといいと思っていた。しかし、2015年に平尾はガンの宣告を受ける。
©テレビ朝日平尾誠二を演じるのは約10年ぶりに民放ドラマへ出演となる本木雅弘だ。山中伸弥役は滝藤賢一が配された。本木は平尾誠二を演じることについて最初は「こんなに偉大でかっこいい人を演じるなんてできません」と丁寧に断ったそうだが、二人がよく似ていることや脚本家の吉田紀子が20年位前に平尾誠二をイメージしてつけた役名・誠二を演じていたのが本木だったという縁もあり、無事に出演が決まった3002山中伸弥の「平尾さんはずっとかっこよかったけど、病気になってからの最後の1年間が一番かっこよかった」という言葉通りの姿をドラマで体現しているとプロデューサーも太鼓判を押している。
主題歌は松任谷由実の「ノーサイド」だ。松任谷由美がラグビーの試合を観て感動して書いたというまさに本作の世界観にマッチする楽曲が流れ、ドラマを盛り上げる。
平尾誠二の妻役に石田ゆり子、山中伸弥の妻役に吉瀬美智子、平尾の長女・早紀役に佐久間由衣、長男役に坂東龍汰、母役に倍賞美津子、平尾にガンを宣告する医師に賀来千香子、治験の担当医に濱田岳、東日本大震災の復興支援活動を行う「スクラム釜石」の代表理事・石山次郎役に山下真司と超豪華俳優陣が脇を固めている。
■あらすじ
2010年秋、ノーベル賞候補の京大教授・山中伸弥（滝藤賢一）のもとには取材依頼が殺到していた。そんな中、多忙な山中が、唯一引き受けたのが、日本ラグビー協会の理事・平尾誠二（本木雅弘）との対談だ。
憧れの人との初対面に緊張する山中の前に笑顔の平尾が現れる。対談が始まると、活躍の分野は異なるものの話は尽きず、２人は意気投合し、これを機に、お互いの妻・平尾惠子（石田ゆり子）、山中知佳（吉瀬美智子）を交えた家族ぐるみの付き合いを続ける友人になった。
2012年、平尾は『ラグビーワールドカップ2019』日本大会の組織委員会の理事に就任する。東日本大震災の復興支援活動を行う「スクラム釜石」の代表理事・石山次郎（山下真司）に会った平尾は、「岩手県釜石市で１試合でもいいから行いたい…」と、並々ならぬ熱い思いを抱くことになった。
一方、山中もついにノーベル生理学・医学賞を受賞する。医学界、スポーツ界と分野は違えど、社会的に大きな役割と責任を担うことになった親友２人は、多忙な日々を送る中でも、着実に友情を育んでいた。
2015年９月、平尾が吐血したことがあると聞き、惠子は平尾とともに病院へ向かう。検査後、佐川副院長（賀来千香子）は平尾はがんに侵されており、今の状態では手の施しようがないと告げる。突然の出来事にがく然とする惠子だが、本人には余命宣告しないでほしいと懇願する。その後、病状の説明を受けた平尾は驚きながらも脅威の精神力で受け止め、病と闘う覚悟をする。
惠子から連絡を受けて病院に駆けつけた山中は、佐川の説明を聞き、その深刻さに激しく動揺する。惠子は娘・大塚早紀（佐久間由衣）に明るく振る舞ってくれと頼む。また、アメリカに留学中の息子・平尾昂大（坂東龍汰）も、父に会いたい一心で一時帰国することにした。一方、母を気遣う平尾の意志を尊重した惠子は、義母・平尾信子（倍賞美津子）には病気のことを知らせない、という選択をした。
平尾は誰よりも信頼する山中とともに、佐久間や医師・井岡（濱田岳）らの協力を得て、新薬の治験や免疫療法など、効果のありそうな治療に挑む。日に日に体力が衰えて行く中でも、決して弱音を吐かず、前向きに闘病を続けるのだが…!?
テレビ朝日 2023年11月11日21時放送「友情〜平尾誠二と山中伸弥『最後の一年』」。出演：本木雅弘、滝藤賢一、石田ゆり子、吉瀬美智子、佐久間由衣、坂東龍汰、賀来千香子、濱田岳、山下真司、倍賞美津子ほか。
◇テレビ朝日「友情〜平尾誠二と山中伸弥『最後の一年』」番組公式サイト
