BOYS AND MEN平松賢人、新オープンのTOHOシネマズ すすきで『右へいってしまった人』初日舞台挨拶 レポート

2023年12月03日13時02分映画

パラレルワールドへ迷い込む、”時”をかける愛の物語!BOYS AND MENの平松賢人主演、夏川りみが主題歌を担当し、12月1日(金)公開を記念してキャストの平松賢人、高田夏帆、堂野アキノリ監督が、北海道・すすきのにオープンしたTOHOシネマズ すすきのにおいてトークイベントに登壇、舞台挨拶が行われた。予告動画はYouTubeいて公開中だ。



映画『KATACHI』は、BOYS AND MENの平松賢人を主演に迎え、実在する巨大シェアハウス、オークハウスを舞台に、パラレルワールドを題材としたラブストーリー。

【イベント概要】
【日時】: 12月1日 (金) ※上映後のトークイベント 
【会場】: TOHO シネマズ すすきの スクリーン6 (北海道札幌市中央区南4条西4-1-1)
【登壇者】平松賢人、高田夏帆、堂野アキノリ監督

上映を観終わった観客から大きな拍手で迎えられた3人。主演の平松は、「コロナ禍がありなかなか北海道にこれない時期が続きましたけれども、ようやく北海道にそして映画とともに来ることができました。こうやってこられたことすごく幸せに思っております。」と公開した喜びを笑顔で伝え、平松演じる鷹介のリアルな世界での妻・水帆を演じた高田も「短い時間ですが一緒に楽しみましょう」と笑顔で挨拶。

北海道での舞台挨拶ということで、北海道は良く来るのかというMCの質問に、「私久々で、2回目なんです」と回答する高田に、「どうりでテンション感がおかしいと思いました。控室に入るやいなや『わぁわぁわぁ』と吠えてたんで」と突っ込む平松。

さらにおいしいものを食べたのかというMCからの質問に平松は、「教えて頂いた信玄というラーメン屋さんに行きました。せっかくだから一番評価の高いところに行ってやろうと思って」と回答すると、MCからもしかして並びました?というMCの突っ込みに「1時間ぐらい並びました。普通に並びました。寒かった。あったまろうと思って行ったのに、寒かったですけどなまら美味しかったです」と寒さに震えながらも北海道の食を満喫した模様。高田にも質問が飛びは、「私、海鮮が食べたいです、大好きで大好きで。10代の頃お寿司屋さんでアルバイトしてたぐらい好きなので、新鮮な生ものを食べたいです」と笑顔で監督にアピール。どうも連れて行ってくれというニュアンスを察したのか「この後ちゃんと予約してます」と苦笑で答える堂野監督に対し、「よ~し」と嬉しそうに答える高田とのやり取りに観客からクスクスと笑い声が。

北海道にまつわる話から映画の話へ移り、12月1日に本作初公開ということで、新オープンした劇場の大きなスクリーンでみてもらった今の率直な気持ちを問われた平松は、「僕も観たかったなぁ、新品の香りがするここで。僕スマートフォンで(本編を)観たんです。皆さんが羨ましいと思いました」との発言に高田も「私も」と賛同。さらにシチュエーションがパラレルワールドだったりシェアハウスとか新しい方向性から作品を作られていることに対して堂野監督は、「オリジナルストーリーでつくらさせていただきました。オークハウスさんという今回この映画のスポンサー協賛をしてくださったシェアハウスを使って物語を考えなきゃいけないっていうところから、大浴場があったりだとか、元ANAの尞だったんです。なので、すごく撮影場所がいっぱいあって、和室もあったり。移動なく、一つの空間で画が撮れちゃうんです」と撮影の舞台となったオークハウスを説明。その話を受け高田が、「実際に、そのシェアハウスに私達も泊まらせてもらって、リアルに生活しながら2週間くらいみんなで撮りました!」と合宿の様な撮影だったらしく、「リアルにそのシェアハウスに住んでくださってる方も撮影にご協力いただいて、そのままエキストラさんとして出てもらったりしているんです。バーベキューのシーンはたくさんいて下さって、ありがたかったです」とたくさんの方々の協力を得ての撮影だったことを明かしてくれた。

「僕は長い期間住んでたのかなオークハウスには。長い間と言っても、撮影期間もう一、二週間ぐらいだったんですけれども、やっぱり自分の部屋に愛着が湧き始めて。僕のマイナスセールスをする感じになってしまうんですが、僕は実家暮らしを未だにしているんですね29歳で。実家では優しいやさしいお母さんがすごくいろんなことをしてくれて、優しい優しい愛情深いお母様でございまして、ベッドシーツの敷き方がわからなくて。結局布団のシーツで」と暴露し、高田とMCの女性陣をびっくりさせる裏話もでてきて会場を賑わせていた。



和やかに会話が進むがアッという間に終了の時間に。この映画で届けたいことはと言う質問に対して、堂野監督は「大切なことは“優しさ”とか“思いやり”とか、いつも1行で、一言で言えてしまうようなシンプルなことばかりだと気づきました。なので、この映画を見て、右か左じゃないですが、ちょっとした日々の選択を大切にしてほしい」と訴えかけた。高田は「この作品は本当にみんなで一つになって、手を取り合って手作りしていった映画なんです。みんなに喋れることから喋れないことまで色んな大変な山を乗り越えてきたんです、こう見えても。だから、より多くの人に見ていただきたいなと思いますし、何か色々なメッセージが込められていると思いますので、見た人1人1人違う感想を持つのが本当にそれが正しいことだと思いますので、もっともっとたくさんの人にいっぱい観てもらって拡めてもらって、もっと日の目が広がるといいなと思っています。私も気合入れてお芝居をしたので皆さんに届くようにまだまだ宣伝していきますのでよろしくお願いします」とたくさんの人に観てもらいたい心境を語った。

最後に主演の平松は、「本日、すすきの北海道と大阪と東京で公開が始まってっていうこの映画にとってはまだスタートラインに立ったところかなと思いますので、もしかしたらスタートとしてはそんなに良いスタートではないのかもしれないですけれども、ここから盛り上げられる可能性を秘めている映画だと、僕は自信を持って言えますし、この映画からだけではなく、音楽からとかいろんな方向から入り込めるのがこの映画かなと思っておりますので、ネタバレしない程度に良かったらハッシュタグに“右へいってしまった人”、右と人だけ漢字で、ここ意外とね、“行って”を漢字にしがちですけれども、これひらがなにしていただき、。けれども皆さんの何か感じたこと、この映画で何かちょっと変わったことがちょっと優しくなりましたみたいな何か感想があれば、僕も聞きたいなと思います。しっかりエゴサします。皆さん今日はご覧いただきそしてお越しいただきまして本当にありがとうございました」と述べた。

右

監督・脚本:堂野アキノリ
出演:平松賢人(BOYS AND MEN)、高田夏帆、財木琢磨、杉浦大毅、藤代颯眞、沢井美憂、内木志、奥田こころ、石川勇気、夏川りみ(特別出演)、津田寛治
主題歌:夏川りみ 「春夏秋冬」 (ビクターエンタテインメント) 
配給:TOKYO RABBIT RECORDS
配給協力:REGENTS  ©️2023「右へいってしまった人」製作委員会

映画『右へいってしまった人』公式サイト
映画『右へいってしまった人』予告動画 YouTube