地上波初放送『映画 イチケイのカラス』ドラマの2年後…職権発動できない竹野内豊、黒木花は弁護士に転身

01月05日15時42分映画
©浅見理都/講談社 ©2023 フジテレビジョン

浅見理都のコミックを実写ドラマ化した人気シリーズの劇場版『映画 イチケイのカラス』が明日1月6日(土)21時からのフジテレビ・土曜プレミアムにて地上波初放送する。映画公式サイトで予告動画など公開中だ。



「イチケイのカラス」は、講談社「モーニング」で連載された同名コミックを原作に、2021年4月期にフジテレビ系列月曜9時枠にて放送された連続ドラマ。東京地方裁判所第3支部第1刑事部<通称:イチケイ>を舞台に、伝家の宝刀“職権発動”を駆使し、1つ1つの事件に粘り強く向き合う、自由奔放で型破りな裁判官・入間みちお(竹野内豊)と、みちおとは対照的で、東大法学部出身で立身出世をすべく努力を惜しまず、超ロジカルなエリート裁判官・坂間千鶴(黒木華)、その他個性豊かなイチケイメンバーの活躍をコミカル&ビターに描く法廷ドラマ。

最終回の視聴率13.9%で令和“月9”No.1の高視聴率を記録した本作の劇場版『映画 イチケイのカラス』が2023年1月13日(金)に公開され、これを記念して公開翌日の14日(土)には新作SPドラマも放送された。

映画の舞台は、入間みちおが“イチケイ”を去ってから2年後。竹野内豊扮する法廷イチのクセ者裁判官みちおが新しい赴任地で担当する事件には国家気道が関わっており、裁判官が自ら現場検証を行う「職権発動」が通用しない。伝家の宝刀を封じられたみちるは事件にどう向き合うのか?一方、 黒木華扮する超ロジカルエリート裁判官の坂間千鶴は、「他職経験制度」で弁護士に転身している。そんな2人が抱える事件でまた名 (迷) バディが復活する。さらに、正義の弁護士で千鶴がほのかな憧れを持つ月本信吾役を斎藤工、道夫が担当する事件の当事者者で最年少防衛大臣の鵜城英二役で向井理が出演する。その他にもドラマ‟イチケイ”メンバーが再集結する。

監督はドラマ版に続き「コンフィデンスマンJP」シリーズの田中亮が監督、脚本も「プラチナデータ」の浜田秀哉が担当した。

映画『イチケイのカラス』HP

また、映画版のためにSuperfly(越智志帆)が映画のの主題歌として書き下ろした「Farewell」も注目を集めた。荘厳なゴスペルとドラマティックなストリングス、そして Superfly のエモーショナルな歌声が織りなす、心を揺さぶる感動的なビッグバラードに仕上がっており、コラボミュージックビデオも話題になった。

映画『イチケイのカラス』 × Superfly「Farewell」スペシャルコラボMV



■あらすじ
入間みちおが、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を去って2年。岡山に異動したみちおが担当することになったのは、主婦が史上最年少防衛大臣・鵜城英二に包丁を突きつけたという傷害事件。事件の背景には、不審点だらけのイージス艦と貨物船の衝突事故があった。だがイージス艦の航海内容は全て国家機密で、みちおの伝家の宝刀「職権発動」が通用しない難敵…!! 一方、坂間千鶴は、裁判官の「他職経験制度」で弁護士に。配属先は奇しくもみちおの隣町…! そこで出会った人権派弁護士・月本信吾とバディを組み、人々の悩みに寄り添う月本に、次第に心惹かれていく…。そんな中、町を支える地元大企業のある疑惑が浮かび上がる――。
2つの事件に隠された、衝撃の真実。それは決して開けてはならないパンドラの箱だった――!?どうする、みちお…!!!?

■キャスト
竹野内豊、黒木華、斎藤工、山崎育三郎、柄本時生、西野七瀬、田中みな実、桜井ユキ、水谷果穂、平山祐介、津田健次郎、八木勇征、尾上菊之助、宮藤官九郎、吉田羊、向井理、小日向文世

■映画『イチケイのカラス』
2023年製作/119分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2023年1月13日

フジ「土曜プレミア」

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