永野芽郁は山田裕貴の命を救うために五感を差し出した!「君が心をくれたから」第1話視聴率7.2%で好スタート

01月09日10時16分ドラマ
©フジテレビ

2024年1月8日(月・祝)21時に放送したフジテレビ「君が心をくれたから」の初回視聴率7.2%を記録した。「心を奪う」ことが「五感を差し出す」ことと知った視聴者騒然!むごい展開が待っている?第1話のネタバレあらすじを紹介、15日放送の第2話の予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



「真夏のシンデレラ」「ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜」と2本連続で、ビデオリサーチ社調べの世帯平均視聴率が5%台と低迷しているが、1月8日(月・祝)スタートした令和版月9ラブストーリー「君が心をくれたから」が起死回生なるかと期待がかかっている。気になる初回視聴率は7.2%と発表された(ビデオリサーチ社調べ、関東地区、世帯)。

逢原雨(永野芽郁)、朝野太陽(山田裕貴)が高校生時代の10年前と雨はパティシエへの夢破れ、太陽は色覚障害のため花火師になることを諦めた現在を行ったり来たりしながら、第1話では二人の間に強い結びつきがあることがわかっていった。2世代の行き来がやや早すぎて、混乱する視聴者もいたが、雨は自分を救ってくれた太陽を思い続け、太陽は雨の存在があるために新しい恋が続かないことはわかった。そして約束通りに10年後の2024年、再会を果たしたが、そこには残酷な運命がまっていた。

再会した二人だったが、太陽が大雨の中、帰ろうとしたときに、信号を見誤る。赤色と緑色の区別ができない太陽は赤信号なのに道路を渡ってしまい、事故にあってしまう。抱きしめる雨に“謎の男(斎藤工)”が近づいてきて、「君が“心を差し出す”ならば、今から奇跡を起こしてあげよう」という。心とは五感だという。五感とは視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚だ。聞くこと、見ること、においをかぐこと、味を感じること、感触を得ることができなくなる。そんな過酷すぎる条件を雨がのんだとき、太陽は助かった。五感を奪われたら、雨は闇の中で生きることになる。それでも太陽を救った。1月15日に放送される第2話は、五感のうち、味覚を奪われる期限が切られた雨が描かれる。

謎の男・日下、もう一人の案内人・千秋(松本若菜)は心を差し出したことを太陽には打ち明けてもかまわないというが、雨は太陽を苦しめることになるからと黙っている。五感が奪われる恐怖と戦いながら、太陽との日々を送る姿が描かれる。

放送を前にした7日に渋谷MODIイベントスペースで記念イベントが行われた。長崎でのロケの模様なども永野芽郁、山田裕貴が語った。ロケ現場に近い住民や近隣の住民がエキストラとして多く参加していることや、撮影に協力的なことも話している。ドローンを使って撮影された長崎の景色もドラマの視聴の楽しみとなる。イベントの模様は番組公式サイトで公開されている。



■前回:第1話あらすじ
2013年の長崎。高校1年生の逢原雨(永野芽郁)は、自分に自信が持てない性格からひっそりと生きていた。そんな雨のことを朝野太陽(山田裕貴)はきにかけてくれていた。雨が降った時、赤い傘を差し掛けてくれる。雨は太陽の作り話に「迷惑です」と言ってしまうが、祖母の雪乃(余貴美子)からはちゃんと謝るように言われる。太陽のことを最初は疎ましく思っていたが、次第に心をひかれていく。

雨は子どもの頃から、母親(真飛聖)から酷い虐待を受けていた。自分に自信がないのはそのせいもあった。

心を引かれていた雨と太陽だったが、高校を卒業すると離ればなれになってしまう。雨はパティシエの夢を叶(かな)えるために東京へ上京、太陽は家業である花火師の修行を積む決意を固めたのだ。二人は10年後のカウントダウンの時に再会することを約束した。もし、太陽が雨を呼びたい時は爆竹を鳴らすことも決めていた。

それから10年後、雨は長崎に帰省していた。東京に出たのだが、パティシエの世界は厳しく、雨はパティスリー『レーヴ』のパティシエ・田島守(ジャン・裕一)から「要らない」と言われていたのだ。心が折れた雨だったが、長崎に帰って偶然に出会った望田(白洲迅)からスイーツ教室の講師を頼まれる。「必要だ」と言われ、雨は引き受けるが、大勢の前でのプレッシャーでパニックを引き起こして倒れてしまう。自分を変えたかった雨だが、うまくいかなかった。

一方、太陽は、大晦日の花火大会を任されないことを不満に思い、父であり師匠でもある朝野陽平(遠藤憲一)と衝突していた。実は太陽は赤色と緑色の区別がつかない色覚障害だった。そのため陽平は太陽に仕事を任せられないでいた。太陽は眼鏡橋に向かう。お互いに過去と現在への葛藤を抱く中、かつて思いを語り合った眼鏡橋で、太陽は赤い折りたたみ傘を取り出した雨の姿を見かけた。

雨は一人で長崎をでることにした。雪乃に置き手紙を書いて夜行バスに向かう。雪乃は太陽に雨を追いかけてほしいと頼む。太陽はバスに乗り込む雨に気がついてほしくて爆竹を鳴らす。雨が太陽に気がついた。二人は互いの夢をあきらめたことを話す。それでも、太陽は雨を幸せにする花火を作りたいといい、雨もパティシエの道をもう一度目指すことにする。そうして二人は別れたのだが、太陽が事故に遭ってしまう。悲しみに暮れる雨の前に、“あの世からの案内人”を名乗る男・日下(斎藤工)が現れ、“奇跡”を提案する。それは、「雨の五感を差し出す代わりに、太陽の命を助ける」というものだった。そして雨は、太陽のためにその“奇跡”を受け入れた。

太陽は奇跡的に助かった。雨は太陽との再会を約束して病院を出て行った。



■第2話あらすじ
朝野太陽(山田裕貴)を助けるために、謎の男・日下(斎藤工)に五感を差し出す約束をした逢原雨(永野芽郁)。太陽は助かった。そして、最初に奪われる五感は味覚だという。日下は、雨の味覚はあと14日だといい、このことを太陽以外の人に口外することを禁止する。もうひとりの案内人・千秋(松本若菜)は、太陽に正直に話すべきだと雨に助言する。しかし雨は、真実を話せば太陽が自分を責めてしまう、と言って拒否する。

太陽を見舞った雨は、彼の妹・春陽(出口夏希)が差し入れで持ってきたマカロンをもらう。マカロンは、高校時代に太陽がある“お菓子言葉”と共にくれた、想い出の味だった。

雨は、味覚を失う前に好きなものを食べよう、と食べ歩きに出かける。そこにいたのはかつて雨に「必要ない」と告げたパティスリー『レーヴ』のパティシエ・田島守(ジャン・裕一)で……。

フジテレビ 2024年1月8日スタート。毎週月曜日21時放送「君が心をくれたから」。出演:永野芽郁、山田裕貴、斎藤工、松本若菜、白洲迅、出口夏希、真飛聖、遠藤憲一、余貴美子ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@kimikoko_fujitv」。

フジテレビ「君が心をくれたから」番組公式サイト

【2024年冬ドラマ紹介】【関連記事・各話のあらすじ】