【W杯】韓国記者が見た日韓サッカー・サポーター、応援文化の違いを動画で紹介!
快進撃を続けるサッカーW杯日本チーム、共に勝ち残ってきて惜しくも準決勝入りを果たせなかった韓国、そんな韓国の李大統領が、26日カナダのトロントで菅直人首相にエールを送ったという情報も伝わっており、お隣韓国でも日本の活躍に注目しているようだ。“本田の妻”という検索語が検索ワードの1位にくるなど、韓国での日本サッカー熱への関心は日本人が想像する以上の盛り上がりを見せている。そんな中、韓国YTNが、日本と韓国のサポーターの応援スタイルの違いについて動画ニュースで紹介している。
ナビコンでも連日紹介しているサッカーW杯だが、日本の8強入り進出のかかったパラグアイとの対戦を控えて、今日本列島はサッカー一色と言っていいほどの盛り上がりを見せている。
韓国YTNでは、日本代表チームの善戦をたたえるサポーターたちの応援ぶりについて、韓国のサポーターたちとの違いをリポーターが詳しく紹介している。
レポーターによると、「日本のサポーターたちの盛り上がりは、W杯開催まではあまり期待が大きいとはいえず、日本のマスコミや専門家たちが、日本の16強進出を予想したのは少なかった。例えば、日本代表チームのカラーである青色を“侍ブルー”と呼んでいるが、南ア共和国ワールドカップ開幕の前までの日本チームの不調に、英語の“ブルーな=憂鬱な”の意味を込めて“憂鬱な侍”と呼ぶほどだった」と大会前の日本の様子を伝えている。さらに、「ワールドカップ目前の評価試合でも韓国戦を含んで5戦1分け4敗の成績には、岡田監督の退陣騷動まで起った。それにもかかわらず、日本代表チームの岡田監督は、就任当時から“日本サッカー史上初めての4強入り!”と豪語していた。本戦で自分の公約が偽りではないということを見せつけるように次々と勝利を手中に収める監督を、日本のマスコミは岡田マジックと呼んでいる」と、下馬評とはまったく違った日本選手チームの活躍をたたえるマスコミの様子を伝えている。
さらにレポーターは、スタジオからの“日韓のサポーターの応援の違い”という質問には次のように答えている。
日本では韓国のように街頭や広場で応援する姿はあまり見られない。数十万人が集まる韓国の街頭応援文化は韓国だけの専売特許と見られる。
日本では室内などで応援するのが普通で、公園や野外でもフェンスや境界をきちんと敷いて、それ以外には絶対に出てはいけない。
応援場所をこれほど厳しく制限する理由は二つ。
第一は周辺に迷惑をかけてはいけないという日本特有の文化のためで、もう一つは、映像著作権問題が絡んでくる。ワールドカップの生中継つまり、パブリックビューイングの許可問題が、公共的場所での視聴圏が厳格だからと説明している。
続いて、そのような応援スペースへの入場料についての質問には「ほとんど入場料が必要。今回のような世界的なビッグイベントがある時、東京外郭のサッカー競技場である埼玉スタジアムで共同観覧をすることが多い。韓国で言えば、仁川や水原の競技場といったところだ。埼玉の場合 1,000円、私たちお金で13,000ウォンくらい。競技場外の場合、主に若者達を中心に、いわゆるスポーツ・バーや居酒屋または比較的多くの人々が集まることができる所で、一緒にTVを見ながら応援をするが、この場合は、2,500円ほどで韓国の3万ウォンくらいに相当する」となかなか詳しいく、渋谷などでは、明日、8強進出を決めるパラグアイ戦のチケットは皆売り切れた状態と紹介。
さらに、日本で暮らす韓国人たちの韓国戦を応援する時の様子を質問すると、「限られた空間内で応援するのは日本と同じ。主に、食堂や駐車場、韓国文化院、民団講堂などで画面見ながら応援する。…しかし、先日の土曜日ウルグアイ戦の場合は、夜11時から競技が始まり、周りに迷惑をかけるということで駐車場での許可は下りなかったので、結局皆食堂や居酒屋などに集まって応援した」と紹介し、食堂の周りには日本の警察たちが競技の始めから終了まで取り囲んだことも報告している。
最後に、日韓の間で自国チームに対する応援の熱気は同じかという質問には、「韓国の路頭応援文化が開かれた空間の中での応援文化というなら、日本は制限された空間の中での応援文化」と名づけている。しかし、「勝利の喜びを押えつけることができない若者の熱気は、応援の空間を飛び出すこともあり、日本の場合は、16強進出が確定した金曜日だった」と日本列島の興奮を伝えた。
加えて、25日には若者達が渋谷、代々木公園あたりで数百人あまりが歓喜の声を上げて、一時交通が麻痺したり、興奮を抑えきれない若者が川に飛び込んだことも紹介している。
東京に駐在する韓国人記者から見た、日韓サポーターの応援の違いの動画は次のリンク先で視聴できる。日本サポータの歓喜の様子も収録されている。
YTN「日本W杯…日韓応援の差」
※ナビコンでもW杯サッカーの情報を紹介しているので、参考にされたい。
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