「ブギウギ」戦争が終わり、趣里や菊地凛子たちはステージを再開させた!第15週ネタバレと第16週あらすじ

01月12日08時40分ドラマ
©NHK

戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルとしたNHK朝ドラ「ブギウギ」第15週(1月8日~13日)のネタバレと第16週「ワテはワテだす」(1月15日~1月19日)のあらすじとみどころを紹介!予告動画は番組公式サイトに公開されている。

辛く苦しい戦争が終わり、自由を満喫できる時がやっとやってきた!スズ子は俳優として新たな道を模索し始める!そして、小夜(富田望生)とサム(ジャック・ケネディ)の恋の行方は?



玉本放送を聞いたスズ子(趣里)たちは東京に戻る。混乱の中ではあるが、体調のよくなってきた愛助(水上恒司)と、ひもじいながらも楽しい日々と送る。そして、劇場が再会され、やっと自由に歌を歌うことができるようになる。

混乱している世の中ではあるが、劇場も再開され、スズ子は毎日ステージ煮立つことが出来る。戦時中の厳しい規制がはずれ、久しぶりに「ラッパと娘」も以前のようなパフォーマンスを見せることができる。そんなスズ子は、1月15日から放送される第16週で、俳優に挑戦する。喜劇王・タナケン(生瀬勝久)の共演なのだが、これまで歌と踊りはやってきたが芝居は素人だ。いろいろ悩むがタナケンは助けてくれない。そんなスズ子はどんな演技を見せるのか?さらに、スズ子の元を去った小夜(富田望生)はアメリカ人の恋人・サム(ジャック・ケネディ)とどのようになるのか?

スズ子と同じ舞台に立つ茨田りつ子を演じている菊地凛子の姿が第15週ではとても注目された。戦時中、特攻隊員に歌った後、自分の歌を聴いて「死んでいける」といった隊員たちのことがずっと頭を離れなかったが、再び舞台に立ったのは10日に放送された69話だ。まるで淡谷のり子が乗り移ったかのような迫力の歌に朝から涙してしまったという報告も多数ネットにあがっていた。劇場再開のスズ子、りつ子の歌声は番組公式サイトに公開されている。

ドラマも後半に入ってきたが、新たな出演者も発表になった。有楽町界隈を取り仕切っている夜の女・おミネ役に田中麗奈、日帝劇場のプロデューサー・小島役に麒麟の田村裕だ。二人とも朝ドラ初出演となる(1月11日navicon記事)。



【第15週(2024/1/8-1/12)ネタバレあらすじ】
終戦の日。スズ子(趣里)たちは巡業先の富山で玉音放送を聞く。茨田りつ子(菊地凛子)は慰問先の鹿児島で敗戦を知る。公演が中止となったスズ子たちは、混み合う汽車に乗って東京へ戻ることにする。しかし、皆の安否はわからず、愛助(水上恒司)の病状も分からない。スズ子は不安を抱えたまま、自宅へと戻る。愛助は無事で食糧不足を少しでも解消させようと庭にジャガイモを育てていた。

そして、羽鳥善一(草彅剛)は敵地の上海で、日本に戻ることができるかどうかわからず不安にかられていた。音楽家の黎錦光(浩歌)はたとえ日本人でも同じ音楽を志す同士としてそのまま受け入れてくれたが、ある日、羽鳥は何者かに拉致されてしまう。

戦争が終わって3ヶ月、世の中の混乱は続き、スズ子たちは未だ公演ができずにいた。愛助の病状は落ち着き、大学に復学することになる。スズ子は復学の祝いをしようと、小夜(富田望生)とともに闇市に食料の調達に出かける。闇市は驚くほど高額で、少しの米と大根、醤油、油師抱えなかった。帰り道、米兵に出会わせた小夜は、カタコトの英語でチョコレートをもらうことに成功し、スズ子を驚かせる。そして、闇市で宝くじを見つけたスズ子は運試しにと購入する。小夜は高額が当たったらウナギを食べたいというが、愛助はチャップリンを興業で呼びたいという。愛助のように幼少期から裕福だった人間と違い、自分は貧乏だから食べることだけを考えてしまうと小夜はすねた。そして小夜もなけなしのへそくりをもって宝くじを買いに行った。3枚しかかえなかったが、居合わせた米兵が1枚恵んでくれた。

劇場が再開することとなり、スズ子たちは久しぶりの公演を行うことになる。曲順を話し合う楽団員たち、1曲目はもちろん戦争中には歌えなかった「ラッパと娘」となった。スズ子は本番に向けて、感覚を思い出そうとするが、少し不安も抱えていた。みんなが戦前と同じように聞いてくれるかが心配だったのだ。

一方、同じ公演に出演する茨田りつ子は、特攻隊を慰問したときの出来事を忘れられず心に傷を負っていた。自分の歌を聴いて、特攻に行くことを決めた少年達のことが忘れられないのだ。いつになく不安げな表情を浮かべている。そして、本番当日。まずはりつ子が、ステージへと歩みを進める。魂をこめて「別れのブルース」を歌う。観客も戦争での悲しい別れを思い出してか、涙ぐみながらその歌を聴いていた。

茨田りつ子の歌に続いて、ついにスズ子の出番がやって来る。スズ子はこれまでたまり続けたうっぷんを全て晴らすかのように、渾(こん)身のパフォーマンスを見せる。ステージ狭しと踊りながら歌うスズ子の「ラッパと娘」に、満員の会場は大盛りあがりとなる。そして、客席の一角には、上海から命からがら日本に戻ってきた羽鳥善一の姿があった。羽鳥は幸運に戻って来れたといい、りつ子やスズ子にこれまで以上に一緒に音楽をやっていこうと手を取り合った。

スズ子や小夜は、買った宝くじの当選放送を聞く。残念ながら二人とも外れてしまった。小夜はくじの1枚を恵んでくれた米兵のサムにお礼をいうと、サムは小夜を食事に誘った。サムは小夜の話を熱心に聞いてくれ、小夜も英会話の本を片手にいろいろ話をする。二人の仲は深まっていった。

復学した愛助は、スズ子の公演に触発され一層勉学に励んでいた。そして、公演が再開して以来、スズ子たちには依頼が殺到し、毎日休みなくステージで歌う日々が続いていた。しかし、楽団員からは、予定が合わないという話や、遅刻や早退する者も出てきていた。さらに、小夜までも体調が悪いと早退する日が続き始める。楽団員は他の楽団から助っ人を依頼されて忙しくしていた。二村(えなりかずき)はそんな助っ人依頼を断り、一井(陰山泰)は引き抜きが来ていた。そんな楽団の本当の状況を知ったスズ子は、楽団を解散する決意をする。自分にこれまで付いてきてくれたことのお礼を言うスズ子に楽団員たちはこれまで引っ張ってきてくれたことを感謝する。小夜と山下(近藤芳正)にだけはそのまま残ってもらうつもりだったが、小夜はスズ子の元を去って行った。



【第16週(2024/1/15-1/19)あらすじ】
■第72話(月)
小夜(富田望生)が付き人をやめると言って姿を消してから3ヶ月、愛助(水上恒司)は大学を卒業し、村山興業で働き始める。そんなある日、スズ子(趣里)のもとに山下(近藤芳正)がやってくる。喜劇王・タナケンこと棚橋健二(生瀬勝久)が、自身が演出主演する舞台の共演女優を探していて、スズ子に会いたいと言っているという。初めは女優は畑違いだと断るスズ子だったが、山下に説得され、一度タナケンに会うことになる。

■第73話(火)
喜劇王・タナケン(生瀬勝久)の共演に気が乗らないスズ子(趣里)だったが、愛助(水上恒司)はその話を聞いて興奮し、スズ子を応援するという。ある日、秋山(伊原六花)が大阪からやって来る。秋山から大阪の人たちの近況を聞いていると、小夜(富田望生)がアメリカ兵と一緒に歩いている姿を見かける。追いかけるスズ子だったが…。そんな中迎えた舞台稽古初日。スズ子は緊張の面持ちで稽古場へと向かう。

■第74話(水)
スズ子(趣里)は、不安を抱えたまま喜劇王・タナケン(生瀬勝久)との舞台稽古を続けていた。なんとかしようと、スズ子はタナケンにアドバイスを求めるが、相変わらずタナケンからは何も言うことはないと言われてしまう…。そんなある日、スズ子の家に小夜(富田望生)が泣きながら訪ねてくる。小夜は恋人のアメリカ兵に捨てられたのだという。それを聞いたスズ子は、アメリカ兵を探しに家を飛び出していく。

■第75話(木)
愛助(水上恒司)が、小夜(富田望生)と恋人のサム(ジャック・ケネディ)を連れて帰ってくる。小夜はサムと結婚してアメリカに行くつもりだという。結婚に反対しているスズ子(趣里)は、二人の話を聞くことにする。一方、芝居の稽古では、スズ子は相変わらずどうして良いのかわからないままでいた。スズ子は羽鳥善一(草彅剛)にも芝居の相談をするが…。そして、スズ子はある決意を固めて稽古場へと向かう。

■第76話(金)
喜劇「舞台よ!踊れ!」の幕が上がる。タナケン(生瀬勝久)に稽古ですべてを受け止めると言われたとおり、スズ子(趣里)は大阪弁で芝居に挑む。そして、羽鳥善一(草彅剛)の新曲「コペカチータ」も見事に歌い上げる。舞台は大好評で、タナケン・スズ子のコンビは話題となった。そんなある日、トミ(小雪)から伝言があると、社長秘書室長の矢崎(三浦誠己)が、スズ子と愛助(水上恒司)のもとにやってくる。

■スタッフ他
脚本:足立紳、櫻井剛
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー・ブギ」
語り:高瀬耕造アナウンサー
出演:趣里,草彅剛,生瀬勝久,近藤芳正,水上恒司,富田望生,伊原六花,橋本じゅん,清水くるみ,片山友希,ジャック・ケネディ他

<総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
<BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]、(土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「ブギウギ」番組公式サイト
NHK朝ドラ「ブギウギ」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk
NHK朝ドラ「ブギウギ」NHK-PRサイト

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