正義に目覚めた玉木宏!「ジャンヌの裁き」ココリコ・田中直樹の怪演が大評判!第1話ネタバレと第2話予告

01月13日09時40分ドラマ
©テレビ東京

1月12日に放送されたテレ東「ジャンヌの裁き」第1話で、東京地検特捜部長・桧山卯之助役の田中直樹の嫌な演技に話題沸騰!人気漫画家・越前剛太郎(玉木宏)が被害者の声をすくい取ってくれた。1月19(金)20時から第2話が放送される。予告映像が番組公式サイトで公開された。



圧倒的≪強者≫である検察に、≪弱者≫である一般人の寄せ集め=検察審査会メンバーがジャンヌ・ダルクが革命を起こしたように立ち向かい、事件に隠された巨悪の存在に迫っていく痛快なエンタメ司法ドラマ「ジャンヌの裁き」の第1話が1月12日(金)に放送された。

あまりなじみのない検察審査会が舞台となるが、第1話では登場人物たちもその役目、どうやって運営してゆくのかも知らない状況でスタートした。登場人物がわからないことを聞きながらすすめてゆくので、視聴者も「こんな風に決まって行くのか?」と納得できる展開となった。

第1話では主人公の“さんぷう・みなみ”という名で少女漫画を描いている・越前剛太郎(玉木宏)が検察審査員に選ばれたところからスタートする。実際はその前に選ばれることについての質問状が送られていたが、その返信を怠ったため、引き受けざるを得なくなった。シングルファザーで家事育児もあり、人気漫画家ゆえに締め切りにも追われている。最初はやる気も無く、「すぐに終わらせたい」と思っていたが、審査会に委ねられた事案の裏にある真実のかけらを見つけると、元々持っていた正義感が目覚め、事案の裏側を探り当てた。

越前の前に絶対的権力者として立ちはだかるのは東京地検特捜部長・桧山卯之助だ。演じる田中直樹はこれまでも俳優としての評価は高いが、今回は「本当に嫌な奴」を怪演している。放送前に出演者で行われた記者会見の席で玉木宏が「田中さんご自身は非常に穏やかでやさしい方なのですが、桧山を演じている時の気持ち悪さは相当なもの」といい、優香も「本番に入ったら気持ち悪い」と。田中自身も「想像以上に嫌な奴」だと笑った。19日に放送される第2話ではますますその存在感を強めてゆく。DV夫が妻を殺したのか?妻は自殺したのか?真実をとことん探るまで越前は漫画が描けないほど追い詰められる。



■前回・第1話ネタバレあらすじ
越前剛太郎(玉木宏)は“さんぷう・みなみ”という名で少女漫画を描いている、2人の子がいるシングルファーザーだ。新聞記者である草壁佐和子(優香)とは離婚しているが、子ども達の親としてよき関係を保っている。

そんなある日、剛太郎は検察審査員に任命された。漫画の〆切が迫る剛太郎は辞退を申し出るも、特別な事情ではないため裁判所に却下される。

集められた審査員11人は個性的な上、一様に早く終わらせたいという空気を放っている。さらに審議を進行する審査会長に選ばれてしまった剛太郎は、みんなに急かされるように一つの事案を手に取った。それは、ある男性・重森に因縁をつけた泥酔状態の会社員・若林が、殴り返された拍子に頭を強く打ち死亡するも不起訴となった事件だ。慣れないメンバーはどうやってその事案を調べていいかも戸惑ってしまう。一人の審査員が「実演しては?」という提案を出し、被害者、加害者、目撃者に扮して事件を再現する。

再現をみた審査員の大半が「不起訴相当」とするが、不起訴相当とする半数には一人たりない。そこで補助審査員である弁護士が訴えている若林の妻(谷村美月)から話を聞くことが出来ると助言してくれる。すると、夫からは9時15分の段階で宴会が終わっていないと連絡が入ったが、実際の宴会は9時に終わっていたことがわかる。なぜ、若林がそこにいたのかもわからない。ただ、妻の訴えを聞いた剛太郎は「きちんと調べないと」いけないと思う。

さらに、目撃者に話を聞くことにする。目撃者のコンビニ店員は事件の後、有名な製薬会社に就職していた。審査員の甲野美弥(高岡早紀)は持ち物から、その人物が相当金を持っていることを見抜く。実はその製薬会社は重森の父親が経営している会社だった。

剛太郎たちが事件を再現して目撃者に見てもらう。目撃者は様子がおかしくなり、事実を話し始めた。実は重森がからんだのは目撃者で、通りかかった若林が助けてくれたのだ。その若林を殴って階段を落下させたのは重森だった。若林の頭から血が流れているのをみた重森は怖くなって、金を渡して「自分の方につけば勝ち組だ」とせまった。目撃者の男性は就職に失敗し、バイトをして生活していた。若林が死んだことを知り、自分がそのことを黙っていれば重森の会社に入ってまともな人生を送れると思ったと泣きながら謝った。

審査会は全員一致で起訴相当として、この案件を終えた。若林が妻に黙っていた秘密は、実は現場近くにあった宝石店に行っていたからだった。妻に内緒のプレゼントを受け取りに行くためにそこにむかったのだった。そのことを剛太郎から聞いた妻は安堵の涙を流した。

桧山は偶然廊下であった剛太郎に強い言葉で脅しをかけてきた。



■第2話あらすじ
越前剛太郎(玉木宏)たち検察審査員が次に担当するのは「夫のDVを苦に命を絶った」といわれている女性の母親からの訴えだ。母親は夫・瀬川(田島亮)の殺害だというが、東京地検特捜部長・桧山卯之助(田中直樹)たちは以前にそんな母親の訴えを切り捨てて、不起訴にしていた。母親(藤田朋子)は殺人だと再審査を訴えたのだ。

漫画の締め切りに追われるも剛太郎はこの事案をきちんと片付けなくては漫画もかけない。剛太郎は弁護士の近藤ふみ(桜井ユキ)たちと真相を探り始める。

テレビ東京 2024年1月12日スタート。毎週金曜日20時放送「ジャンヌの裁き」。出演:玉木宏、桜井ユキ、音尾琢真、優香、高岡早紀、田中直樹(ココリコ)、金子昇、入江甚儀、長谷川純、山本龍二、糸瀬七葉ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@tx_dorama8」。

テレ東「ジャンヌの裁き」番組公式サイト

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