山田裕貴からの甘い「あ~ん」の後に永野芽郁は味覚を失った!「君が心をくれたから」第2話ネタバレと第3話予告

01月16日09時20分ドラマ
©フジテレビ

15日放送のフジテレビ「君が心をくれたから」第(21時)第2話では太陽(山田裕貴)のために五感を差し出すと約束した雨(永野芽郁)の味覚が奪われた!ファンタジーなのに辛すぎる展開だった。22日(月)は第3話「初恋の想い出」を放送、予告動画は番組公式X(Twitter)で公開されている。



令和版月9ラブストーリー「君が心をくれたから」の第2話が1月15日(月)に放送された。8日に放送された第1話のラストで朝野太陽(山田裕貴)を助けるために、自分の五感を差し出すことを決めた逢原雨(永野芽郁)。第2話は五感のうち味覚が奪われる期限が切られる。パティシエを目指す雨にとって味覚を奪われるのは致命的だ。高校生のころ、東京のパティスリーに就職試験を激励するために、雨にマカロンを渡す太陽。マカロンのお菓子言葉は「あなたは特別な人」だ。その言葉を胸にして就職試験に臨んだ。

自分の味覚が失われるのを知りながら、太陽のために作ったマカロンを太陽から食べさせてもらう。その時間が謎の男・日下(斎藤工)が期限をきった時間そのものだった。甘いシチュエーションなのに、その時に味覚が失われる。さらに22日に放送される第3話では「嗅覚」が失われることがわかった。謎の男が出現して現実ではありえないことを描くファンタジードラマ、さらに令和のラブストーリーといわれている「甘さ」を感じるドラマに、ヒロインの五感がすべて失われるという恐怖が恐ろしすぎるという意見も多くでている。一つの感覚の障害があれば他の4つの感覚を研ぎ澄ますことで障害のある感覚を補うものだが、すべての感覚が失われればどうなるかと考えるだけでも恐ろしい。

そして、雨は母親(真飛聖)から激しい虐待を受けていた過去、太陽は自分のミスで火事を起こしてしまい母親を失ったことがわかった。二人とも子ども時代に大変な経験をしていたのだが、それをどのようにこれからの人生に活かしてゆくのか?

関東地区での初回視聴率は7.2%(ビデオリサーチ社調べ、世帯)だったが、ドラマの舞台となっている長崎地方での視聴率は世帯で22.6%、個人で18.1%(ビデオリサーチ社調べ)という超高視聴率となっていた。フジテレビ系列の歴代ドラマの中でトップの数字をたたき出している。



■前回:第2話あらすじ
朝野太陽(山田裕貴)を助けるために、謎の男・日下(斎藤工)に五感を差し出す約束をした逢原雨(永野芽郁)。太陽は奇跡的にたいした怪我もなく助かった。

そして、雨が最初に奪われる五感は味覚だという。日下は、雨の味覚はあと14日だといい、このことを太陽以外の人に口外することを禁止する。雨の腕には時計のようなものが見え、そこに味覚が失われる期限が表示されている。もうひとりの案内人・千秋(松本若菜)は、太陽に正直に話すべきだと雨に助言する。しかし雨は、真実を話せば太陽が自分を責めてしまう、と言って拒否する。太陽にも日下と千秋の姿は見える。太陽が不審に思わないように千秋に太陽がそばにいるときは出てこないでほしいと雨は願う。

太陽を見舞った雨は、彼の妹・春陽(出口夏希)が差し入れで持ってきたマカロンをもらう。マカロンは、高校時代に太陽がある“お菓子言葉”と共にくれた、想い出の味だった。高校3年生の時、東京のパティスリーに就職面接に向かう雨を激励してくれたのが太陽がくれたマカロンだった。実はマカロンには「あなたは特別な人」というお菓子言葉があった。太陽はそのことを雨に言いたかったが、照れてしまって言えなかった。雨は祖母の雪乃(余貴美子)に電話をかけてその意味を聞き出した。

雨は、味覚を失う前に好きなものを食べよう、と食べ歩きに出かける。そこにいたのはかつて雨に「必要ない」と告げたパティスリー『レーヴ』のパティシエ・田島守(ジャン・裕一)だった。必要ないといわれて突然店をでてきてしまったことを雨は田島にわびる。田島は自分の店のレベルには達していないが、パティシエとしての才能はあると思うという。そして若いのだからがんばりなさいと雨に言う。

退院した太陽はもう一度花火師として仕事をさせてほしいと父(遠藤憲一)に頼み込む。その後、春陽と火事で死んだ母親の話をしているときに、なにかを感じる。古い新聞を調べるとその火事の原因は父ではなく、自分のミスだったことを知る。必死に謝るが、謝りきれない思いで家を出て行ってしまう。そのことを春陽から聞いた雨は太陽を探す。

やっと連絡がとれた太陽に「資格がないことはない。逃げないで」といって励ます。雨も自分を虐待した母親(真飛聖)に会う決心をする。雪乃、太陽、司(白洲迅)とともに母親が入院している精神病院に向かう。母親の具合はまだ悪く面会はできなかった。電話で話すことになり、母親に自分も頑張ると告げる。太陽も父親に頑張ることを告げた。

雨は自分の味覚がなくなると告げられている日、太陽にマカロンを持って行く。太陽が食べた後、太陽にマカロンを食べさせてもらう。その瞬間が雨の味覚がなくなった瞬間だった。不思議そうな太陽には「おいしい」といってごまかした。

太陽がいなくなった後、千秋がでてきた。千秋に「もっと頑張れば良かった」とこれまでのことを悔いていることを話す。パティシエを簡単に諦めたことを後悔していると。

日下は千秋に「人間は後悔とともに生きている」といい、そのうち雨もすべてを諦めるという。千秋が反発しようとしたとき、視線を感じた。太陽がその場に戻ってきていたのだ。そして、病院の屋上でも見たことのある千秋に話しかけた。



■第3話あらすじ
高校時代、逢原雨(永野芽郁)は、朝野太陽(山田裕貴)と恋ランタンの話をした際に、太陽には初恋の人がいたことを知って悔しがっていた。祖母の雪乃(余貴美子)から最初の人になることが大事ではないと聞いた雨は、閉まりかけていた長崎孔子廟まで全速力で走り、手に入れた恋ランタンにある願い事を書く。

『味覚』を失った雨は、パティシエになるという夢が永遠に失われたことを痛感していた。雪乃からは働くように言われるも、反発してしまう。

そんな雨の前に現れた日下(斎藤工)は、ひとつの五感が失われるとその翌日の深夜0時に次に失われる感覚とタイミリミットが腕時計に表示されることを告げる。そして深夜0時。雨の時計には『鼻』のマークと11日後の午後9時というタイムリミットが表示される。嗅覚は視覚や聴覚よりもよかったと安心している雨だったが、嗅覚にはもっと大事な意味があった。

フジテレビ 2024年1月8日スタート。毎週月曜日21時放送「君が心をくれたから」。出演:永野芽郁、山田裕貴、斎藤工、松本若菜、白洲迅、出口夏希、真飛聖、遠藤憲一、余貴美子ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@kimikoko_fujitv」。

フジテレビ「君が心をくれたから」番組公式サイト

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