奈緒&木梨憲武「春になったら」まるで映画の没入感、早くも名作の予感と好評!主題歌は福山雅治!第1話ネタバレと予告【初回視聴率7.2%】
奈緒と木梨憲武がW主演を務めるカンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「春になったら」(初回15分拡大)の第1話が1月15日に放送され、良質な映画のような映像美と没入感に感動の声!サプライズ主題歌、福山雅治の書き下ろし新曲にもグッときた。予告動画は番組公式サイトで公開、カンテレドーガとTverで最新話が無料配信されている。
「春になったら」は、奈緒演じる“3カ月後に結婚する娘”椎名瞳と木梨憲武 演じる“3カ月後にこの世を去る父”椎名雅彦が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく3カ月間を描いた、笑って泣けるハートフル・ホームドラマ。
1月15日に放送された第1話の初回平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区、リアルタイム)は7.2%を記録した。ドラマは、淡々と暮らしを重ねてきた親子の、普遍的で穏やかな正月の風景から始まった。まず視聴者が惹かれたのは、なんとも言えない映画のような映像の質感だ。コマ抜きをしているのか、ゆったりと流れる時間が感じられ、演技達者の出演者たちの芝居も相まって、懐かしい昭和の正月映画を見ているような高揚感を味わえる。X(Twitter)でも「映像の質感が映画みたいなの超良い」「映画テイストで画面が綺麗」「早くも名作の予感」「フイルム映画みたい」と絶賛の声があがっている。
また放送当日の発表となった福山雅治の書き下ろし新曲となる主題歌にも注目が集まった。タイトルは正式に発表されていないが、ドラマの世界を優しく包む容力をもった、優しく美しいバラード曲だ。「往復書簡」を念頭に製作したという本曲、福山は「あくまでも個人の見解ですが、親子や兄弟という家族、または長い恋人や長い親友という近い距離感にある人間関係では、往々にして肝心な言葉や本当に伝えたい気持ちが後回しになりがちかと。 ですが、このドラマのように“人生の決断”を迫られた時、そして自身の心と深く向わざるをえない時、自分でも見えていなかった自分の本質が見えてくる。そういうことを描ければと思いました」とコメントしている。
●1月15日navicon既報
次週1月22日に放送される第2話では、雅彦が瞳の「やりたいことリスト」にならって、自らも「死ぬまでにやりいことリスト」をつくることに。そこにかかれたことは6つ。そのリストから父の覚悟を知った瞳だが、やはり1日でも長く生きて欲しいという思いは諦めきれず、なんとか雅彦が生きる理由を見いだして、治療を受ける気になれるようにと“ある作戦”を考えつくことに。
■前回:第1話 ネタバレあらすじ
助産師の椎名瞳(奈緒)は、幼い頃に母を亡くして以来22年間、父・雅彦(木梨憲武)と反発し合いながらも一つ屋根の下で支え合って暮らしてきた。助産師の仕事にも誇りを持ち、勤務先の院長・杉村節子(小林聡美)のもと、家族の新しい始まりの瞬間に立ち会う日々に幸せを感じている。一方の雅彦は、頑固で破天荒な自由人。男手一つで育てた瞳を心から愛し、持ち前のキャラクターと話術を生かして敏腕実演販売士として働いてきた。
そんな父と娘が迎えた2024年の元旦。いつものようにおせち料理を前にして、雅彦から「報告したいことがある」と切り出される。瞳もまた雅彦に報告があったため、2人は「せーの」で同時に発表することに。すると瞳は「3カ月後に結婚します」、雅彦は「3カ月後に死んじゃいます」とそれぞれ告白し、父と娘は互いにがく然とする。
雅彦は、瞳の恋人・川上一馬(濱田岳)が10歳年上の売れないお笑い芸人だと知り、結婚に猛反対。対する瞳も、ステージ4の膵臓がんだという雅彦の告白を、娘の結婚を反対するための“つまらないうそ”だと決めつけ、なんとしても結婚すると言い張る。叔母の神尾まき(筒井真理子)に相談すると、まきも雅彦の“しょうもないうそ”だと決めつけた。
大学の写真部時代からの友人・岸圭吾(深澤辰哉)と大里美奈子(見上愛)に、一馬との結婚を報告した瞳。美奈子からは祝福されたが、瞳に想いを寄せている圭吾からは父と同じように猛反対される。今は写真を辞めてしまった瞳だが、大学時代はその才能を買われていた。
友人2人に誘われたお笑いライブがきっかけで一馬と出会い、やがて家族になりたいと思うようになった瞳だったが、実はまだ雅彦に言えない秘密を抱えていた。それでもまずは、何とかして結婚を認めさせ、祝福してもらうことが先決。
そこで「死んでも死にきれない」という雅彦の言い分を確かめるべく、またうそであってほしいという願いを胸に、雅彦から聞き出した主治医のもとを訪ねると、なんと、雅彦の宣言どおり末期のすい臓がんだということが判明する。
セカンドオピニオンの元も訪ねるが、そこでも同じ反応で、5年生存率は2~3%。雅彦は自分が治療しても、その2人か3人には当てはまりそうにないと、治療を拒否。瞳は自分のために生きて欲しいと泣いて懇願するが、雅彦は自分の死にざまは自分で決めたいと言って譲らない。
一馬に父の病を打ち明けた瞳は、予約していた結婚式場をいったんはキャンセル。2人の結婚式を担当する黒沢(西垣匠)は、初めて任された式がキャンセルされたことにがっかりするが、一馬のお笑いライブを見に来た雅彦と大喧嘩になってしまった瞳は、式場キャンセルをキャンセルし、結婚式を強行することに。
一方、一馬が東大中退の売れない芸人のうえ、バツイチの子持ちだったことを知った雅彦はますます結婚に大反対。お笑いライブ会場で2人の白熱した親子喧嘩はなにより面白いパフォーマンスに。
その夜、雅彦はノートに向かい「死ぬまでにしたいことリスト」を書き始めた。
■次回:第2話予告
徐々に体に異変を感じ始めた雅彦は、瞳の「結婚までにやりたいことリスト」にならい、自らも「死ぬまでにやりたいことリスト」を作る。そこには、これまでの人生でやり残したことや、過去と向き合おうとする雅彦の最後の願いが詰まっていた。それを見た瞳は、自分という家族がいながら、なぜ雅彦がこうも簡単に死を受け入れるのか、ますます分からなくなってしまう。そこで、主治医である緩和ケア医の阿波野弘(光石研)を訪ね、雅彦の本当の気持ちを聞き出そうとするが…。
カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「春になったら」は2024年1月15日22時スタート。/出演:奈緒 木梨憲武 深澤辰哉(Snow Man) 見上愛 光石研 筒井真理子 小林聡美 濱田岳 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@haru_ktv」。公式Instagramアカウントは「@haru_ktv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇「春になったら」番組公式サイト
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