「正直不動産2」第2話“思いを伝える”で山下智久が泉里香に伝えたかった想いとは!? 第2話ネタバレと予告

01月17日10時58分ドラマ
©NHK

1月16日(火)22時に放送されたNHKドラマ10「正直不動産2」第2話“思いを伝える”のネタバレあらすじとみどころを紹介。番組公式サイトでは第2話の風ダイジェスト、第3話の30秒予告動画他、スペシャル動画を公開、NHKプラスで最新話を配信中。



「正直不動産2」は土地の祟りによって嘘がつけなくなってしまった正直者の不動産営業マン・永瀬財地(山下智久)とカスタマーファースト命の月下咲良(福原遥)の名コンビが活躍するビジネスコメディードラマの続編。

1月16日に放送された第2話では、実の父と息子が住む家を強硬手段で売却しようとする男性が抱える問題を、永瀬と月下が手厚くフォロー、家族間であっても「思いを伝える」ことの重要性に気づかせてくれた。

いつもは物事を良いほうに導いてくれる「風」だったが、今回は「法律的に難しい」ということを包み隠さず告げることになり、永瀬は苦悩。しかし、本当は永瀬の勉強不足なだけで、きちんと貸借人を守る法律が存在していた。父は10年間売却予定の家に住んでいて「使用賃借契約」を結んでいるとみなされ、一方的に追い出すことはできないと判断されたのだ。とはいえ、それだけでは持ち主である大助の気持ちを変えることはできず。

亡くなった妻の実家に事情を聞きに行ったカスタマーファーストの月下が、家族の不和の原因を解明。誤解が誤解を産み、大助が自分の父を逆恨みしていたこと、そして、父と息子が自分のために庭の手入れに勤しんでくれていたことに気づき、やっと大助は喪失感と会社倒産の焦りから抜け出すことができるように…。

父に出された「おかえり」という手を取る大助。和解した親子の様子に永瀬、月下、十影のみならず、視聴者もホロリ…。

そして、今回もまったく利益を産まなかった永瀬の営業。「タムパ悪すぎ」とボソリとつぶやく十影に、「君にもそのうちわかる」と登坂社長が肩を叩いた。いっこうに不動産営業に興味を示さない十影だが、自分の撮ったムービーが役だったことで、少しは手ごたえを感じたのでは?

そして、またしても美波に告白前に「フラレ」てしまった永瀬。本人が思っているほどにはモテていないのが、なんとも愉快。とはいえ、永瀬が美波に伝えたかった思いもきになるところ…いったい、永瀬はどんな言葉を美波に贈るつもりだったのだろうか?

次週1月23日に放送される3話では、狭小住宅で離婚の危機、カスタマーファーストの月下に試練が! ペンシル型の狭小住宅に住む夫婦役で浅利陽介、佐津川愛美がゲスト出演する。



b>■前回:第2話「思いを伝える」ネタバレあらすじ
夜遅く突然、永瀬(山下智久)のアパートに訪ねてきた桐山(市原隼人)は、元同僚の神木(ディーン・フジオカ)が不動産業界に戻ったと知って訪ねてきた。桐山は、登坂不動産を辞めてから、いくつもの不動産会社を渡り歩き、かなり悪どいことをやって最後は二度と不動産業に戻らない約束をさせられた神木を、何故ミネルヴァ不動産の鵤社長(高橋克典)が不動産業界に戻したのか、その理由がわかったら教えてくれと永瀬に頼む。

翌朝、カフェでリモートワークをするという十影(板垣瑞生)を叱り飛ばした永瀬は、出社してきた月下(福原遥)から、榎本美波(泉里香)への思いがあるならきちんと伝えるようにと壁ドンされる。「失ってからじゃ、遅いんですからね」と釘をさす月下。昨夜、神木と美波が仲良さげにしているのを目撃した月下は永瀬を心配しているのだ。

そんな中、永瀬は輸入家具会社を営む寺島大助(迫田孝也)から、国立の実家売却を依頼される。家には粗大ごみもあるが、すでに空き家になっているという話で、渡された鍵で月下と十影とともに物件調査をしにいく。十影がスマホでムービーを取っていると、その家に現在も住む寺島の父・喜助(苅谷俊介)と息子・直也(松本怜生)が現れ双方驚くことに。

永瀬は、この家の持ち主である大助が家を売るつもりだと2人に告げるが、喜助は絶対に出て行かないと言う。大助に話をすると、2人とはとっくに家族の縁を切っていると言う。ここは一度家族間での話し合いをと話す永瀬をふりきり、大助はミネルヴァ不動産に出向き神木に売却を依頼しなおす。神木は永瀬が提示した6500万円よりも高い一億円で売却できると話す。丁度、高齢者向けの介護付きマンションの建設計画があるというのだ。鵤は神木の不正を疑うが、神木はきちんと計画が存在していることを受け合う。

月下と十影に神木のことを尋ねられた永瀬は、常にナンバーワンを意識していた神木の昔話を話し出す。成績の上がらなかった永瀬は、神木に教えをこい、高級なものを身に着けることによって「拡張自我」を養い自信をつけること、「ミラーリング(同調効果)」をすることで客に親近感を与えられれば、家は簡単に売れると習う。半信半疑ながら神木言われるがままにタワマンに引っ越し、服も靴も高価なものに変えた永瀬は、あっという間にナンバー2にのしあがることができたのだ。

永瀬のもとに直也から強制退去させられそうだという連絡が入る。慌てて駆けつけると、神木らミネルヴァ不動産の営業マンたちが家財道具を処分しているところだった。7日前に立ち退き通知書を出したという神木、永瀬は喜助の具合が悪いため出直すようにと頼む。

なんとかならないかと頭を下げる喜助。永瀬は「何とかしてみます…」と言いたかったが、正直の風が吹き、「法的にこの家の持ち主は大助だから、お二人は出ていかなければいけない可能性が高い」と言わざるを得なかった。

月下は、家族が崩壊したのには理由があるはずと言い、益子焼の窯元が実家だという1年前に亡くなった妻・美由紀(田山由起)の実家に行くことにする。

永瀬は、榎本と神木が一緒にいるところを目撃しショックを受ける。月下が言っていた「後悔しないように」という言葉がよみがえる。レストランで榎本をもてなす神木は、彼女に「僕と付き合ってくれませんか」と誘った。家まで送るという神木を断った榎本。そんな彼女を居酒屋「しょうじきもん」に誘った永瀬は、神木だけはやめておいたほうがいいと忠告。神木に「おまえからすべてを奪う」と言われたと明かした永瀬に、榎本は「私は永瀬さんのものでも何でもない。だいたい私のことを何だと思っているの?」と反し、怒って店を出て行ってしまう。

永瀬は、神木の言う介護付きマンション建設計画を偽物と疑うが、藤原(馬場徹)は計画を立てている本人に自分も声をかけられたから本当だと話す。十影の撮影した寺島家の動画を見ていた永瀬に、登坂社長(草刈正雄)が、四季折々が楽しめる庭だと褒め、付箋のついた「宅建六法 民法編」を置いていく。そこへ、寺島家が破綻した理由がわかったという月下が、栃木から帰ってきた。

介護施設経営者の坂上一郎(小倉久寛)が、寺嶋家の契約書にサインしようとしているところへ、大助が「使用貸借契約」の内容証明を持って乗り込んできた。喜助と直也が住む家は「使用賃借契約」状態にあり、勝手に売り渡すことはできないという。購入する家で孫が祖父を介護していると聴いた坂上は、介護老人を追い出した土地は買えないと、売買契約の破棄を言い渡した。

実は、永瀬は説明をしようと出向いた寺島家で喜助に門前払いを受けた時に、直也に「使用賃借契約について相談してみてください」というメモと、不動産に強い弁護士の名刺を渡していた。メモをみた直也が弁護士に連絡したことで、2人は救われることになったのだ。

寺嶋家を訪れていた永瀬、月下、十影のところへ、大助が乗り込んできた。実は会社を倒産させていた大助はすぐにでも金が要りようだったのだ。苦情を言う大助に、永瀬は「誰か一人が得をするために、誰かが泣くような仲介はしたくない。売る人買う人だけでなく、その家族にも笑顔になってほしいと思っています」と話す。

大助は、自分の父が妻の美由紀を邪魔にして追い出したことが原因で妻が栃木で亡くなったと話す。しかし、実は、美由紀の弟・中村隆史(宮下雄也)が実家の母の介護に積極的でなかったため、栃木に毎日のように介護に通っていた美由紀が体を壊してしまったため、喜助が体の負担がないようにと、栃木で介護に専念するようにと家を出るよう送り出したということがわかる。

月下は美由紀が制作し、大事にしていた家族4人分の湯呑み茶碗を渡し、美由紀「またこの家に戻ってきたい」と話していたということを伝えた。大助も本当はわかったていた。「自分がおやじのことも、息子のことも全部押し付けて、仕事ばっかりしていたから、きっと自分を恨みながら死んでいったんだろう」と嘆く。

永瀬は、いつも海外をとびまわっている大助のために、美由紀が日本の四季を感じられるように丹精込めて手入れをしていた庭について語る。そして、美由紀の遺志をついで、今も喜助と直也が庭の手入れに勤しみ、大助の帰りを待っていることも。

大助は、直也とともに肺を患う喜助のベッドへ…。喜助に「おかえり」と言われた大助は、「ただいま」と涙ぐんだ。後日、大助は家具会社に就職が決まった。借金は実家に住みながら少しづつ返していくという。

「思いを伝える」のが大事だと気づいた永瀬は、改めて居酒屋「しょうじきもん」に美波を呼び出し、思いを伝えることに。永瀬が美波に告白しようとしたその時、「何で私があなたにジャッジされなければならないんですか。私は私の考えで行動します。それに私、言いましたよね、嘘をついているかどうか目を見ればわかるって。あの人(神木)は大嘘つきです。私のことなめないでくださいね。へばっ!」と啖呵をきられる。

結局、思いを伝えられなかった永瀬は、こっそり2人を見守っていた月下と、若松マスター(湯江タケユキ)、直子(伊藤麻実子)に慰められる。一升瓶と、てんこ盛りの唐揚げがすぐ出てきたところを見ると、全員が、永瀬が振られることを予想していたようだった。



■次回:第3話「もしもピアノが置けたなら」予告
ペンシル型の狭小住宅に住む岡田夫妻(浅利陽介・佐津川愛美)は自宅の売却を希望している。娘のために広い家に引っ越したいのだ。担当の月下(福原遥)は買い手を見つけられずに苦戦。カスタマーファースト命の月下にとって、難点の多い物件を売ることは試練になるのではないかと、永瀬(山下智久)は心配する。一方、ミネルヴァ不動産の花澤(倉科カナ)も同じ物件を担当することになり、月下と花澤の熾烈(しれつ)な争いとなるのだが…。

ドラマ10「正直不動産2」は、2024年1月9日(火)~3月12日(火) 【全10話】総合テレビ&BSP4K 毎週火曜 22時から22時45分。原作:大谷アキラ(漫画)夏原武( 原案 )水野光博(脚本)/主題歌:小田和正「so far so good」/出演:山下智久 福原遥 市原隼人 泉里香  松本若菜 板垣瑞生 伊藤あさひ 財津優太郎 馬場徹 松田悟志 倉科カナ 大地真央  長谷川忍(シソンヌ) 木下ほうか  高橋克典 草刈正雄 ディーン・フジオカ ほか

NHKドラマ10「正直不動産2」nhk公式サイト

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