「春になったら」“死への覚悟”を伝える木梨憲武に号泣!娘・奈緒への笑顔が切なすぎる…第2話ネタバレと予告
奈緒と木梨憲武がW主演を務めるカンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「春になったら」の第2話が1月22日に放送され、伊豆の海辺で語られた木梨憲武の“死への覚悟”に視聴者号泣!ラストで見せた奈緒と木梨の笑顔にぐっときた。予告動画は番組公式サイトで公開、カンテレドーガとTverで最新話が無料配信されている。
「春になったら」は、奈緒演じる“3カ月後に結婚する娘”椎名瞳と木梨憲武 演じる“3カ月後にこの世を去る父”椎名雅彦が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく3カ月間を描いた、笑って泣けるハートフル・ホームドラマ。
1月22日に放送された第2話では、がん治療を拒否している雅彦に「生きる意味」を見出させるため、瞳がある作戦を企てる。婚約者の一馬のダメさをアピールしたり、豪華な結婚式でプレッシャーをかけるなど、「娘の結婚阻止」を生きる糧にさせようとするのだが…、雅彦が作った「死ぬまでにしたいことリスト」の一つ目である「伊豆に行く」を叶えた先で、雅彦の“本気の覚悟”を知ることに。
夕暮れのキラキラした光に照らされた白い砂浜と深い青色の海岸で、妻との出会いと思い出を語る雅彦、そして瞳は一馬を好きになったいきさつを語る。2人の深刻で重い会話も、海辺の優しい景色と溶け合って、なんとも穏やかな気持ちに。伊豆ってこんなに綺麗なところだった?と視聴者もその美しさの虜に。第2話でもドラマの“映像美”が際立った。
そんな海辺を背景に、雅彦は告知後の一ヵ月半の間に、「死の受容プロセス(キュープラー=ロスモデル)」をクリアし、すでに自らの死を受け入れたことを告白。“がんと戦う人”ではなく、“残り3ヶ月、仕事をし、やり残したことを思いっきりやり、お前の父親でいたい!”と希望を語った。
自分の人生の最後をどう生きるか、考えに考え抜いた末に出した雅彦の決断と心の底からの想いに、視聴者は感動の号泣。「笑顔の演技が泣けて泣けてたまらない」、「2人の笑顔が切なすぎるけ、「お父さん最高」、「ラストにかけてずっと号泣…」「毎回泣かされる」といった感想が寄せられ、また、涙だけでなく笑えるシーンも多いバランスの良い作品という好評価もあがっている。「#春になったら」がX(Twitter)トレンド1位を獲得。「#木梨憲武」、濱田岳の「八王子の神童」「どんまいどんまい、僕は好きだよ」もトレンド入りを果たし注目された。
次週1月29日に放送される第3話では、雅彦の死が現実味を帯び、焦りと不安が募る瞳は、雅彦を安心させるために、一馬と二人三脚でお笑い賞レースでの優勝を目指すことに!
■前回:第2話 ネタバレあらすじ
徐々に体に異変を感じ始めた雅彦(木梨憲武)は、瞳(奈緒)の“結婚までにやりたいことリスト”にならい、自らも“死ぬまでにやりたいことリスト”を作る。考え下に考え、6つに絞ったというそのリストには、これまでの人生でやり残したことや、過去と向き合おうとする雅彦の最後の願いが詰まっていた。
雅彦の書きあげたリストは
・伊豆に行く!(海がキレイだから)
・神に謝る!(神様にではなく、“神(ジン)”という友人に謝ること)
・遊園地で はしゃぎまくる
・友だちを呼んでホームパーティー
・タイムカプセルを開ける
・英語をマスターする?(ムリかも…でも人間最後まで勉強)
そして、7つめに、瞳の幸せを願い「かずまるをお前から追い払う!」ことをリストに加える。
婚約者の一馬(濱田岳)に父のリストのことを相談した瞳は、一馬から、アメリカの精神科医・エリザベス・キューブラー=ロスの「死の受容のプロセス」について説明される。その5段階のプロセスとは
・否認・隔離(嘘ではないかと疑う)
・怒り(なぜ自分が死ななければならないのか…)
・取引(神に祈るなど…)
・抑うつ(なにもできなくなる)
・受容(諦めて死を受け入れる)
それを聞いた瞳は、雅彦が告知を受けてからの1ヵ月で、きちんと段階を踏んで受容していたことに気がつく。雅彦は、元々切り換えの早い人だとは思っていたのだが…。けれど瞳は、自分という家族がいながら、なぜ雅彦がこうも簡単に死を受け入れるのか、ますます分からなくなってしまう。
瞳は主治医である緩和ケア医の阿波野弘(光石研)を訪ね、雅彦の本当の気持ちを聞き出そうとする。しかし、阿波野は雅彦が早々に治療を拒否し、死と向き合っているということを聞かされる。それでも瞳は阿波野に、父をなんとか説得してほしいと頼み込む。
雅彦に1日でも長く生きてほしいと願う瞳は、雅彦が生きることに理由を見出し、治療を受ける気になるよう、ある作戦を考える。
伊豆に一緒に行こうという雅彦に、交換条件として一馬にもう一度会うことを提案。翌日、叔母の神尾(筒井真理子)も加わっての食事会が行われることに。そこで、一馬が「八王子の神童」と呼ばれる天才で、何の苦も無く東大に受かる頭の持ち主だということ、子供のころから「お笑い芸人」になることを志していたことなどが語られる。さらに、プロポーズは瞳の方からしたことも発覚。呆れかえる雅彦は、今からでも遅くないから、まともな職業につけと一馬にいうが、「お笑い芸人は辞めません」と断言されてしまう。実はこの会合は、一馬のダメさをアピールして、結婚を心配する雅彦に治療を受けさせることを目的にしたものだった。
瞳はさらに雅彦にプレッシャーを与えれるために、結婚式を派手にすることを計画。ウエディングプランナーの黒沢(西垣匠)は、質素な式を望んでいた瞳の計画変更に驚きを隠せない。さらに瞳は、葬儀会社で働く大学の写真部時代からの友人・岸圭吾(深澤辰哉)に結婚式の司会を依頼する。ずっと瞳に片思いしている圭吾は、大里美奈子(見上愛)に愚痴るが、告白しなかった圭吾が悪いと言われてしまう。
翌週。瞳は雅彦の願いを叶えるために2人で伊豆の海へ。実はその海岸は雅彦が妻・佳乃(森カンナ)と初めて出会った場所だった。海の家のアルバイトで佳乃に一目ぼれした雅彦は、十年かけて恋を実らせたことを娘に語る。そして瞳も、落ち込んでいたときに一馬の芸に救われ、好きになった瞬間を熱く語る。
雅彦は瞳に「写真撮ろう!」と誘い、「わかってんだぞ俺は。お前は俺に治療を受けてほしいんだろ?」と、叔母を引き入れた食事会で一馬のダメ男っぷりを示す“作戦”を立てていたことを見破っていたことを明かす。
そして雅彦は、「治療受け始めたら、俺はもう、ガンと戦うだけの人になっちゃうんだ。…1年、2年、生きて何にになるだろう? だったら俺は、残り3ヶ月、俺は、仕事していたい! やり残したことを思いっきりやりたい! お前の父親でいたい!」と本気の覚悟を語る。「なんで俺がって考えて、神様にお願いして、やっぱりどうにもならないって落ち込んで…、最後は受け入れたんだ。わかってくれよ…瞳。わかってくれ」雅彦は、瞳が泣き出したのを見て、「ごめん…」と謝ると、写真を撮ろうと笑顔をみせた。
「最後のツーショットになるかもな」と冗談を言う雅彦に、瞳は「やめてよ」と本気でツッコミ、2人は晴れ晴れとした笑顔で写真に収まった。その直後、雅彦は痛みを訴え崩れおちる…。
■次回:第3話予告
雅彦が突然激しい痛みに襲われ、伊豆の海岸で倒れた。幸い、持っていた痛み止めの薬で事なきを得るが、雅彦の急変にうろたえることしかできず、しかも処方された薬が医療用の麻薬であることに事の重大さを感じた瞳は、その晩、手帳に書いた“結婚までにやりたいことリスト”を訂正。さらに、がんの進行を遅らせたい一心で、食事療法を始めようと意気込む。そんな中、一馬がお笑い賞レース『D1グランプリ』に出場すると宣言。瞳は1000組中8組しか進めない決勝に残り、さらに優勝して雅彦に結婚を認めてもらおうと言い出す。そして雅彦は、次の“死ぬまでにやりたいこと”を叶えるため、瞳を休日の遊園地に誘う。実は、そこには父親としてのある特別な思いがあったのだが、当日、遊園地にはネタ作りに行き詰まった一馬と、息子の龍之介も一緒にやって来て…。
カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「春になったら」は2024年1月15日22時スタート。/主題歌:福山雅治/出演:奈緒 木梨憲武 深澤辰哉(Snow Man) 見上愛 光石研 筒井真理子 小林聡美 濱田岳 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@haru_ktv」。公式Instagramアカウントは「@haru_ktv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇「春になったら」番組公式サイト
【2024年冬ドラマ紹介】【関連記事・各話のあらすじ】