反町隆史「グレイトギフト」第2話で“真犯人”ではない“脅迫者”盛山晋太郎が次の犠牲者に!ネタバレと第3話予告
2024年1月25日に反町隆史主演 テレビ朝日 木曜ドラマ「グレイトギフト」の第2話が放送され脅迫文を送った“真犯人”伊集院(盛山晋太郎)を白鳥(佐々木蔵之介)が殺害!第3話に西岡德馬がゲスト出演する。TVerテレ朝動画で最新話を配信、TELASA(テラサ)で全話配信される。
「グレイトギフト」は、令和のヒットメーカー・黒岩勉の完全オリジナル最新作。反町隆史演じる病理医が発見した《完全犯罪の殺人》を可能にする殺人球菌「ギフト」をめぐり、熾烈な権力争いと謎の連続殺人がからまる壮絶なサバイバル医療ミステリーだ。
1月25日に放送された第2話では、闇深き医療界を改革するという理念のもと堂々と“闇堕ち”してしまったS級心臓外科医・白鳥稔(佐々木蔵之介)がさらに暴走!権力争いで敗北したライバル・奥野信二理事長(坂東彌十郎)を殺害したのち、今度は“真犯人”を名乗り1億円を脅迫してきた病理医の伊集院(盛山晋太郎)が新たな犠牲者に…。
それにしても、藤巻は“うだつのあがらない主人公”だけあって、「殺人球菌」を扱っているにもかかわらず脇が甘すぎる。藤巻が「球菌」を培養していることに、“脅迫者”である伊集院のみならず、“協力者”となった久留米も気づいていたのだ。さらに、久留米と共同で研究を始めたあとも、培養した球菌を鍵もかけずに保管し、盗難後にあわてふためくとは…まったくもって緊迫感が足りない。
政治力のない藤巻は、“脅迫者”に対しても自分の力で解決しようとはせず、白鳥に助言を受けていた。そのせいで、伊集院が第二の犠牲者となり、さらに今回も死亡現場に居合わせてしまったことで、藤巻の立場はより追い詰められていくことになるのでは…。
元総理大臣と病院理事長のあいつぐ死、藤巻の病理医教授抜擢や白鳥との急接近などの動きを不審に思うのは、同じ病理医だけでなく、同期でライバルの郡司(津田健次郎)も気づくことに。第3話では、藤巻は白鳥の“闇堕ち”を知った郡司から「第三の犠牲者」を救おうともちかけられることに。てっきり、白鳥側に付くと思われていた郡司の善意の呼びかけ…これにも裏があるのだろうか?
白鳥に久留米、杏梨(倉科カナ)に本坊、そして伊集院と、次から次へとこれまで距離をとってきた人物たちから追い詰められ、“悪事”に手を染めていく藤巻は、ますます伏し目がちになり、姿勢も猫背に…。いつもはものすごくカッコイイ反町の、情けない中年男演技におもわずキュン。イケボ俳優が多用され、耳にも心地よいドラマという評価も高く、緊迫感の高い本作の唯一の癒しとなっている。
■前回:第2話 ネタバレあらすじ
明鏡医科大学付属病院内で急死した元総理大臣・愛宕克己(山田明郷)の遺体から、同院の病理医・藤巻達臣(反町隆史)が未知の殺人球菌「ギフト」を発見する。ところが、S級心臓外科医の白鳥稔(佐々木蔵之介)が、この球菌の存在を知って暴走。闇深き医療界を改革するという理念のもと、あろうことか藤巻が密かに培養していた球菌を悪用し、権力争いで敗北したライバル・奥野信二理事長(坂東彌十郎)を殺害してしまう。
これまで“謎の真犯人”が「ギフト」を使って命を奪った2人の患者同様、奥野は急性心不全と診断され、事は白鳥の目論見通りに進むかに見えた。ところが“ある違和感”を覚えた警視庁の元捜査一課刑事・神林育人(尾上松也)が行政解剖を決断する。
重い心臓病で入院する妻・藤巻麻帆(明日海りお)の手術を盾に、白鳥から殺人の証拠隠滅を命じられた藤巻は、解剖に同席する。法医学医も右頸武の頸動脈にある嚢胞に気づくが、運よく「ギフト」は発見されなかった。
次に白鳥は、「私の球菌を勝手に使いましたね。代償を払っていただきます」という脅迫状を送ってきた“真犯人”を特定するよう藤巻に指示。そして、院内にいる“真犯人”に「ギフト」を飲ませられないよう、口にする者にはきをつけるようにと言い添えた。
そんな中、奥野の死に疑念を抱いた検査技師・久留米穂希(波瑠)が、「球菌についてお話があります」とメモを渡し、藤巻に接近してくる。久留米に誘われ居酒屋に行った藤巻は、久留米から奥野が「殺人球菌」を使って誰かに殺害されたこと、それが藤巻ではないと思っていることを告げられる。「私は最初にあの球菌を誰が病院に持ち込んだのか知りたいだけです」と自分が味方であること断言した久留米は、今後球菌の培養や特効薬について一緒に研究したいと告げた。
もし断ったら、危険極まりない殺人球菌を培養していたと警察に話すと脅された藤巻は「ギフトと呼んでいただけませんか?このことは、絶対他人には言わないでください」と久留米に約束させ、これから病院内で口にするものには気を付けるようにと助言した。
奥野に代わり、白鳥が次期理事長となった。白鳥はさっそく藤巻を次期病理部教授に抜擢する。そんな中、看護師長の鶴下綾香(片山萌美)から急性心不全の死者が出たことを知らされた藤巻は、「ギフト」の新たな犠牲者かと遺体と対面するが、今回は「ギフト」が使われた形跡はなかった。
藤巻は、病院内で唯一友人と呼べる神林に呼び出された藤巻は、神林が今回奥野の代わりに理事長に就任した白鳥を疑っていることを知らされる。神林に疑われていることを白鳥に伝えた藤巻は、警察の動向を知るためにこのまま二重スパイとして行動するよう白鳥から指示される。
さっそく研究にとりかかった久留米は、すぐに功績を出し始める。「久留米が真犯人ではないか?」と疑う藤巻は、“真犯人”を見つけるべく、愛宕が亡くなった日の病院の防犯カメラ映像を確認しようとするが、すでに奥野の命令で消去されたあとだった。念のため、当日の来訪者リストを見せてもらうと、愛宕の面会者として安曇杏梨(倉科カナ)の名前があった。
「アルカナム」に安奈に会いに行った藤巻は、白鳥の理事長就任に同席することに。藤巻は杏梨をつかまえて、愛宕の遺産のことなどぶしつけに質問、遺産目当てに殺害したのではないかと質問し、杏梨を呆れさせる。事務長の本坊(筒井道隆)は、「アルカナム」が理事長にとって重要な場所だということ、そして自分が杏梨に思いを寄せていることを藤巻に告げた。
心臓外科医の郡司博光(津田健次郎)と不倫している綾香は、藤巻に突発的な心不全の患者が出たら教えてくれと言われていたことを話す。言われていたことを郡司に告げる。
翌日、藤巻のもとに、またも不審な手紙が届いた。“真犯人”からの指示に従い、地下駐車場に出向いた藤巻は、同じ病理医の伊集院薫(盛山晋太郎)が手紙の主だったことを知る。
伊集院は、藤巻が“謎の球菌”を培養していることと、今回の奥野の死を関連づけ、2人が結託して奥のを殺害したと予想し、真犯人のふりをして「脅迫状」を送りしけたと明かす。年間100億円の予算をおもいがままに操れる理事長を脅迫し、“大金”を引き出すのが目的だという。まずは一億円、2人で山分けしようと藤巻に持ちかける。
「僕はそんな犯罪に手を染めない」と断る藤巻に、伊集院は「人を殺しておいて、今更善人ずらするな」という。藤巻は伊集院に言われた通り、スマホの通話をオンにしたまま白鳥に「“真犯人”から一億円要求された」と告げる。白鳥は「一億円を用意する。受け渡しは君に任せる」と伊集院が想定したとおり苦もなく大金を渡すことに…。
ところが、藤巻が自分のラボに戻ると、培養された「ギフト」が二つ消えていた。慌てて伊集院に連絡を入れるが、彼は盗んでいないという。実は、伊集院が脅迫者だったことを白鳥はすでに知っていた。二度目の脅迫状が届いたときに、藤巻は白鳥に相談していたのだ。
伊集院が狙われるに違いないと後を追う。「今からでも遅くないから白鳥に謝ろう」と説得する藤巻に、伊集院は「むしろ堂々と脅してやる」と息まく。さらに「ギフト」が紛失したことを藤巻が告げると、「病院で出されたものは口にしない。飲み物はもともと持参している」と言い、水筒に入れた中国茶を口にする。その直後、伊集院は胸を押さえて倒れる。
■次回:第3話 予告
藤巻が秘密裏に培養していた「ギフト」を使い、白鳥が真相に勘づいた病理医・伊集院の命をも奪った。医療界を浄化するためなら、非道な行為もいとわない白鳥に、強い反感を抱く藤巻だが、妻・藤巻麻帆(明日海りお)の命を救うためには、主治医である白鳥に従わざるを得ない…。そんな中、白鳥の犯行を察した郡司が、藤巻にとある情報を提供してくる。郡司によると、医学系大学連合会議の議長の座を狙う白鳥が次にターゲットとするのは、一番のライバルである悪名高き副議長・大泉篤(西岡德馬)。白鳥はきたる週末に、大泉から軽井沢の別荘に招待されており、そこで大泉を殺そうとしているかもしれないというのだ。2人で大泉の命を救おうと持ちかけられた藤巻は逡巡しながらも、共に軽井沢へ向かう。同じ頃、伊集院の死に疑念を抱いた神林は捜査を強化。さらに、ギフトの培養を手伝う久留米が、藤巻に“衝撃の告白”をし…。
テレビ朝日木曜ドラマ「グレイトギフト」(毎週木曜21時)は2024年1月スタート。/主題歌:JUJU「一線」/出演:反町隆史 波瑠 佐々木蔵之介 津田健次郎 明日海りお 盛山晋太郎(見取り図) 坂東彌十郎 倉科カナ 筒井道隆 尾上松也 黒岩勉 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@great_gift2024」。番組公式Instagramアカウントは「@great_gift2024」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。地上波放送終了後にTELASA(テラサ)で配信される。
◇テレビ朝日「グレイトギフト」番組公式サイト
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