MBC「夜に咲く花」イ・ハニ×イ・ジョンウォンの爆笑必至ケミにハマる視聴者続出!?出演作品紹介、韓国での評判は?

01月29日15時00分ドラマ
画像:MBC「밤에 피는 꽃」HPより

韓国MBCで放送中の「夜に咲く花」が回を重ねるごとに視聴率を更新していき、大きな注目を集めている。今回は主演のイ・ハニ×イ・ジョンウォンの経歴や、本作品の二人のケミに対する視聴者からの反応などをご紹介したい。韓国MBC番組サイトでは予告動画など公開中だ。



「夜に咲く花」は、夜になると塀を越える15年も節操を守った未亡人チョ・ヨファと、ソウルの四大門の中の皆が憧れるイケメン従事官パク・スホが塀を越えて線を越える、アクション時代劇だ。【「夜に咲く花」を2倍楽しむ】では、各話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識、各回の視聴率なとまとめている。

視聴率は初回から7.9%(ニールセンコリア、全国調べ)と好調なスタートを切り、翌週第3話では10.8%と早くも10%を突破し「イ・ハニ興行不敗、立証」などとネット記事で報道された。更に第5話では11.4%、そして第6話では12.5%と右肩上がり、勢いはとどまることを知らない!→関連記事

イ・ハ二は2006年ミスコリア出身の女優。ソウル大学大学院(国楽専攻)出身であり、当初はその華麗な経歴に注目が集まったが、現在はミッコポヌン(信じてみる)女優として浸透しているほど演技力に定評がある彼女。2019年には韓国で歴代興収第1位となる大ヒットを記録したコメディ映画『エクストリーム・ジョブ』やキム・ナムギル主演のドラマ「熱血司祭」など、この頃からコメディジャンルの作品に多く出演し、彼女ならではのポジションを確立していく。「熱血司祭」ではイケメン好きの検事を好演し最優秀演技賞受賞、また2021年初の単独主演を果たした「ワン・ザ・ウーマン」では韓国で最高視聴率17%超の話題作となり、この時も同賞を受賞した。

その後結婚・出産を経て、2024年1月に3年ぶりの復帰作となるのが本作品。世間からの期待が高まるばかりでプレッシャーもあっただろうが、やはりミッコポヌン(信じてみる)女優、期待を裏切らなかった。放送開始直後から、彼女の振り切った演技が視聴者に大ウケ、彼女の演技に見入ってしまった視聴者が多数!「やはりコミッククイーンイ・ハ二だ」「イ・ハ二がイ・ハニした(その人の魅力が溢れる時などに韓国でよくこのように表現される)」など称賛の嵐。あまりの存在感に、初回放送後の感想はほぼイ・ハ二に集中していた程輝かしい活躍を見せた。

夜に咲く花0129イ・ジョンウォンは1994年生まれの俳優。2018年にウェブドラマ「Go, back Diary」で演技活動を始め、 「私たち、家族です~My Unfamiliar Family~」 「私を愛したスパイ」「賢い医師生活2」など様々な作品に出演しキャリアを積んでいく。大きな契機となったのは2021年にIUの「strawberry moon」MVに出演したこと。「この彼氏役は誰だ」と話題を呼び、「IUの男」と呼ばれるなど一気に注目を集めるように。そして翌年2022年にはMBCドラマ「ゴールデン・スプーン」では地上波初主演、韓国を代表する財閥後継者ファン・テヨン役で強烈な印象を残し、MBC演技大賞にて男性新人賞を受賞するなど今波に乗っている若手俳優だ。



前述の通り、初回こそイ・ハニの存在感が際立っていたが、翌週以降はイ・ジョンウォンの評価がうなぎ登り!第3話では瞬間最高視聴率12.3%の記録に貢献し、視聴者らからは「スホ天使」というニックネームまで誕生した。アクションシーンでは練習に練習を重ねたというだけありクオリティの高いアクション演技を披露、腹筋が露わになったシーンでは多くの視聴者を虜にした。かと思えば翌週第5話では酔っ払って愛嬌を見せて「かわいすぎる!」という声が殺到するなど、多彩な魅力を惜しみなく披露してくれている。

こうしてベテラン女優×若手俳優のカップルだったが、当初は懐疑的な意見も少なくなかった。かつては「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」「ボーイフレンド」などの「年下男子ブーム」があったが(二大“年下男子”の魅力を徹底深堀!)近年は落ち着いてきており、また今回は王道ラブストーリーという訳でもなく、コメディを全面に押し出した内容でもあったため、2人のラブラインを想像するのが難しかったのかもしれない。83年生まれのイ・ハニと94年生まれのイ・ジョンウォン、11歳差の主人公カップルに対し「兄役のイ・ギウの方がしっくりくる」なんてコメントもあったほど。また、繰り返しになるがイ・ハニの復帰作というイメージが強すぎて、イ・ハニ単独主人公のような騒がれ方をしたのも要因の一つであろう。

しかし、初回放送時こそ、これまでのドラマとは新ジャンル!?とも言えるような一線を画した演出やイ・ハニの体当たり演技にスポットライトが当たったものの、翌週以降は視聴者も落ち着いて見ることができたのか?回を重ねていくごとに本作品独自の世界観やテンポに視聴者の感覚も慣れたのか?徐々にイ・ジョンウォンの魅力が際立ち、視聴者からどんどん人気を得ているようだ。直近では「二人の組み合わせ、思った以上に合っていてついつい見てしまう」「しどろもどろしている二人の掛け合いが笑える、息ぴったりだ」「かっこいいし魅力たっぷり、そして爆笑「イ・ジョンウォン、アクションも上手だしイ・ハニとのケミも最高」など、本作品ならではの魅力にどっぷりハマってきた視聴者の声が届いている。

また直近1月26・27日に放送された第5・6話では、スホはヨファに既に何かしら感情を抱きいているようなシーンも見られはじめた。スホが嫉妬心を露わにしたりポッと頬が赤くなったり、またヨファの「心配してくれているのか」と聞かれとっさに言い訳をする姿など、「誰が見ても好きな人ができた」「頬を赤くするスホかわいい」などと視聴者からも言及されている。ヨファはスホに対してまだそこまでの感情はなさそうで、現在は結局コメディタッチな展開へと流れるが、今後どのタイミングで二人の想いが通じ合うようになるのか、今から楽しみだ。

このように他の作品ではなかなか見られないような主人公カップルの爆笑必至のケミ、是非ともご覧いただきたい。

MBC番組HP

■スタッフ
演出:チャン・テユ、チェ・ジョンイン、イ・チャンウ
脚本イ・セム、チョン・ミョンイン

■キャスト
チョ・ヨファ役:イ・ハニ
パク・スホ役:イ・ジョンウォン
ソク・ジソン役:キム・サンジュン
パク・ユンハク役:イ・ギウ
ヨンソン役:パク・セヒョン
 ほか

【作品詳細】【「夜に咲く花」を2倍楽しむ】
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