イ・ハニ「夜に咲く花」の快進撃が止まらない!「高麗契丹戦争」押さえて視聴率12%台に

01月28日16時20分ドラマ
画像:MBC「밤에 피는 꽃」HPより

1月27日(土)に放送されたイ・ハニ主演の韓国時代劇、MBC土日ドラマ「夜を歩く花」第6話が12.5%の視聴率(ニールセンコリア全国基準)を記録し、2回続けて2ケタの視聴率を叩き出した。
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特に1月27日は、「夜に咲く花」以外にも、tvN「魅惑の人(原題:細作:魅惑された者たち)」とSBSの新金土ドラマ「財閥X刑事」が2回目の放送、JTBC新土日ドラマ「ドクタースランプ」の初回が放送された。さらに、毎回高視聴率を叩き出しているKBS 大河史劇「高麗契丹戦争」も放送されるという激戦区だ。



同日の「高麗契丹戦争」第21話で9.6%と前回(10.1%)より数字を落した。「財閥X刑事」は26日に送された第1話の5.7%から、第2話では6.9%に急上昇したものの2桁には遠く及ばない。「ドクタースランプ」の第1話は4.1%、そしてtvN「魅惑の人」は3.3%にとどまった。

「夜に咲く花」と熾烈な視聴率戦争を展開している「高麗契丹戦争」。主演のチェ・スジョンは昨年KBS演技大賞で大賞を受賞し、第16話の第1次高麗契丹戦争までは視聴者からも高い評価を得てきたが、第2次戦争を準備する過程で、皇帝ヒョンジョン(キム・ドンジュン役)の政治的な成長が作品の課題となっており、一部の視聴者から反発声が上がっている。さらには原作者である作家キル・スンスと制作陣とがストーリー展開で対立し、視聴者にも戸惑いで出ているようだ。

対する「夜に咲く花」は同じ時代劇でありながら、一貫して笑いながらアプローチできる軽いテーマで視聴者を楽しませている。その一方で、顔も会わさないまま死別した夫のために15年間の間、孤独を感じるヒロインのヨファ(イ・ハヌ役)の物語を通じて、近年の時代劇で多く描かれている「夫に死別された両班女性の寡婦問題」にも触れており、これも視聴者に効果的だったと評価されている。

「夜に咲く花」が今回記録した12%台は、昨年MBCの人気作品であった「恋人」の最終回で叩き出した最高視聴率12.9%に迫る数字。これを第6話で叩き出したことで、この後どこまで数字を延ばすのか注目を集めている。

また、「夜に咲く花」は全12話で企画されており、後半部では新たなキャラクターが登場し、後半部では正統な歴史ドラマとしての魅力も加わる。さらにイ・ハニと「逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-」で共演したキム・サンジュンは、本作でヒロインに果てしなく優しい義父で政治家のソク・ジソン役を務めているが、ただの好々爺で終わるとは思えない。こちらも気になるところだ。

2021年にSBSドラマ「ワン・ザ・ウーマン」で大きな愛を受けたイ・ハニ。結婚、妊娠、出産を経て3年ぶりに復活した彼女が本作でどんな成績を残すのか、イ・ハニから目が離せない。

なお、「財閥X刑事」は日本ではディズニープラス、「魅惑の人」はNetflixにて配信されている。
【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】
【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】

「夜に咲く花」は毎週金曜日と土曜日の21時50分に放送、第7話は2月2日(月)放送予定だ。

「財閥X刑事」は毎週金曜日と土曜日の22時に放送、SBSでの放送後、23時30分よりディズニープラスで独占配信中だ。第2話は27日放送予定だ。

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