NHK「御史とジョイ」第10話でテギョン(2PM)がチャ・ハギョン(VIXXエン)に嫉妬

02月04日22時00分ドラマ
(c) STUDIO DRAGON CORPORATION

NHKBS、BSP4K(日曜21時~)で2024年2月11日放送の第10話のあらすじと見どころを紹介、NHK番組サイトで予告動画が視聴できる。
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:韓国語)| 字幕放送有り]



「御史(オサ)とジョイ」は、ひょんなことから王の隠密捜査官“暗行御史(アメンオサ)”になった美食家のお坊ちゃまと、離婚を決意し幸せを探して突き進むバツイチ女性のドタバタ捜査記録を描くラブコメ時代劇。「御史とジョイ」を2倍楽しむ】では、時代背景や各話のあらすじと見どこと、キャスト、メイキング映像などまとめている。

■キャストキャスト・登場人物・画像付で紹介
ラ・イオン役:オク・テギョン/2PMテギョン
キム・ジョイ役:キム・ヘユン
ユクチル役:ミン・ジヌン
クパル役:パク・ガンソプ
パク・テソ役:イ・ジェギュン
世子役:イ・ジュニョク(特別出演)
ほか

※以下、ネタバレが気になる方は※豆知識や「見どころ・感想など」をご覧になり、あらすじは視聴後の確認にどうぞ。

■第10話「外知部(ウェジブ)」
御史とジョイ(c) STUDIO DRAGON CORPORATIONイオン(テギョン/2PM)が生きて帰ってきたことを知った祖母(ヤン・ヒギョン)は、安堵しながらも騙したことを激怒する。一方、チャ・マルチョン(チョン・スンウォン)と逃げたパク・テソ(イ・ジェギュン)はチ・メンス(キム・ヒョンジュン)と合流し、事情を話す。爆発で全てを失ったテソは、父パク・スン(チョン・ボソク)だけでなく王まで殺害する計画を立てる。

イオンは弘文館に復帰し、領議政パク・スンの庶子テソとその一味が銀の密造や武器取引を行っていること、さらに嫡男のパク・ドス(チェ・テファン)も海運判官殺害犯で領議政が黒幕だと思われると指摘し、真相を解明すべきと告発。これにより王(チョ・グァヌ)は、ドスとテソ、その一味を捕らえる王命を下し、大提学シム・テソン(パク・チュンソン)が集めた大臣たちは便殿前で座り込みをしてパク・スンの罷免を求める。

これを知って慌てて駆け付けたパク・スンは、ドスが人を殺めたという証拠と自分が不正事件の黒幕だという根拠がないと抗弁する。イオンがドスとテソ一味の不正の事実を詳しく読み上げるが、確固たる証拠はない。そこでパク・スンは息子の罪は認めないが、事件の責任を負い領議政の職を辞すると王に申し出る。イオンは事件を徹底的に取り調べるために尋問とさらなる調査を命じてほしいと嘆願する。すると王はパク・スンをはじめ関わった者の尋問を許可する。パク・スンは投獄され、テソ一味は指名手配となる。

一方、ジョイ(キム・ヘユン)とグァンスン(イ・サンヒ)、ビリョン(チェ・ウォンビン)の3人は、漢陽での新生活のため家探しを始めていた。詐欺師から不当に高い物件を勧められているところに、ジョイの同郷の幼なじみで外知部のスンユル(チャ・ハギョン/VIXXエン)が現れ、格安の良い物件を紹介してくれる。

※外知部(ウェジブ):現代の弁護人のような存在。詳しくは“外知部”は実在した職業?で解説。

その後、ジョイはスンユルと酒を飲みながら互いの近況報告。ジョイが夫と別れる際に外知部の自分に助けを求めに来なかったことに文句を言いながらも、離縁したジョイを褒めて祝う。そこに同僚からもらったノリゲ(房飾り)をジョイに与えようとイオンが通りかかる。ジョイが男性と親し気に酒を飲み交わしているのを見かけ、嫉妬に燃える視線を向ける。スンユルがそれに気づき、ジョイに知り合いかどうかを聞く。イオンを認めて嬉しそうに駆け寄るジョイ。スンユルは名乗って挨拶するが、イオンは駆け付けた官軍と罪人逮捕に向かった。そしてドスとマルチョン、指名手配所の人相書きに気づいて逃げようとしたメンスを逮捕する。

スンユルと別れて家に戻ったジョイは、グァンスとビリョンと引っ越しの片づけをし、広い庭にノウゼンカズラ※の種を植えて3人で表札を飾る。

※ノウゼンカズラ:村を出るジョイに老女が「どこに行ってもくじけずに生きなさい」と渡してくれた花の種だ。その時の様子や花言葉などは3話豆知識で解説。

次にイオンは承政院を訪れ、知恵もののテソは簡単には見つからないと、シム・テソンに報告する。そしてテソが父親との間に不和が生じているようで、証言が食い違うこともあると懸念する。何より必要なのは証拠だ。そこでイオンは烏頭(トリカブト)の花を見せて、栽培が禁じられている烏頭を密かに栽培していたのがテソだと明かす。驚くテソンにパク親子が世子(イ・ジュニョク)の死に関与しているかもしれないと明かす。世子に出来物ができた時、パク・スンが急に薬を処方する臨時官庁の侍薬庁(シヤクチョン)を設けたのはパク・スンで、担当者を変え、以後湯薬に使われる烏頭の処方が増えたと知らせ、必ず証拠を見つけてパク・スンとテソの悪事を必ず暴いてみせると約束する。。



■見どころ・感想・鑑賞ポイントなど
今回は、役人然としたイオンが素敵だが、前回エンディングで顔出ししたVIXXのエンことチャ・ハギョンが演じるスンユルに嫉妬する一幕も。スンユルとジョイは同い年の幼なじみ。恋人というわけではなく友達以上、恋人未満の今どきの“サム=썸”と言うところ。

序盤では3人の女性たちに詐欺を働いた人物が同一人物だと見抜き、更にはジョイたちに詐欺を働いている現場で、詐欺師を逮捕させる。イケメンで勝率100%のできるイケメン外知部をコミカルに演じている。このスンユルのキャラクターを見て2023年のMBCドラマ「朝鮮弁護士」で、ウ・ドファンが演じたハンスを思い出す方もいいのでは?チャ・ハギョンは「朝鮮弁護士」にもジソン役で出演しており、ジソン役では正義感のある堅物の役人を演じている。

■豆知識
新居も構えた女性3人。ジョイは得意の裁縫でビリョンは占いで生計を立てる。計算の早いグァアンスはどこかの商店で働くだろうが、やたら漢陽に詳しいのが気になる。今回は、グァンスが教えてくれた七牌場と雲従街について紹介。
雲従街は現在の南大門市場。韓国を代表する市場で、ここには「猫の角以外は全てある」と言われるほど。“七牌”とは王を護衛した御営庁所属の軍人を指す言葉で、この警戒所が南大門の近くに会った目に南大門市場を七牌場と呼んだ。
一方、雲従街は現在の鐘路(チョンノ)で、名前の由来は“雲”のように人々が集まる商店街という意味。

次回の11話では、ジョイが得意の服作りで大活躍する一方で、母ドクボン(ぺ・ジョンオク)とも漢陽で再会する。テソの商団と商売をしていただけに、心配な上京だ。

原題:어사와조이
制作:2021年 韓国
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:韓国語)| 字幕放送有り]

NHK「御史ジョイ」番組サイト
 2023年12月3日スタート 日曜21:00-22:00

トレーラー
公式サイト

kandoratop【作品詳細】「御史とジョイ」を2倍楽しむ】