「私の夫と結婚して」ケミ爆発のパク・ミニョン×ナ・イヌ!二人の関係性の秘訣とは?雑誌COSMOPOLITANインタビュー内容紹介

02月05日11時00分ドラマ
写真:COSMOPOLITANより

Amazon PrimeVideoを通じて独占配信のパク・ミニョン×ナ・イヌ主演の「私の夫と結婚して」が、国内のみならず世界中で一世を風靡しており、そんな話題の主人公二人が雑誌「COSMOPOLITAN」に登場した。その美しいビジュアルだけでなく、ドラマとはまた違ったまた違った二人の魅力が映し出されており、充実したインタビュー内容と共にご紹介したい。



「私の夫と結婚して」は、親友と夫の不倫を目撃し殺害された女性が10年前へと戻り、2度目の人生で親友と夫に復讐しようとする本格運命リベンジドラマ。タイトルからして興味をそそられるが、ストーリー自体も見どころ満載、視聴者からは「コグマが短くサイダーが長い(※)」と評判で直近第10話では視聴率全国10.7%、最高12.1%と全チャンネルで同時間帯1位で自己記録を更新(ニールセンコリア調べ)。

(※)コグマ:韓国語でサツマイモ。食べた時の息が詰まるような状態から、ドラマのもやっとしたもどかしい展開を指す。対してサイダーは爽快な喉越しから、その対義語としてスッキリ解決する展開などを指す。

パクミニョン今回の雑誌撮影ではモノトーンの衣装に身を包んだ二人が何とも美しく、思わずため息が出てしまう程。クールな二人だけでなく、笑顔のショットも垣間見れることからドラマだけでなく普段から相性の良さが感じ取れる。またインタビュー内容も興味深い内容が続いた。

インタビューでは、まずパク・ミニョンがドラマを選ぶ際の基準を語った。「パク・ミニョンが選択した作品は全て当たる」といった話が出るほど、これまで出演作ごとにヒットを飛ばしてきた彼女は「作品のタイトルに不思議と惹かれることがある。逆に惹かれないタイトルもあったりする。今回はタイトルがとても面白くて、原作を知らない状態だったため「どういうこと?」と台本を読み進めた。とにかく面白くて、普段から回帰をテーマにした作品をやってみたかったので、自分だったらどう演じるか考えながら台本を読んだ。」と出演契機と併せて話す。やはり我々視聴者と同じく、彼女も当初タイトルのインパクトに衝撃を受けたようだ。しかし続けて、実は精神的に弱っていた時期だと打ち明けた彼女は「監督や作家の皆さんが太鼓判を押してくださったおかげで、再びやってみようと決心がついた」と心の内を明かした。

一方ナ・イヌは出演契機に関し「初めて台本を読んだ時、自分は他の作品を撮影中でありその後少し休もうとしてた。しかし台本がとても面白かった。ストーリーは単純だが、各キャラクターが生きている感じがした。どうにかしてでもやってみせると思った」と語る。このように主演の二人が台本に惹かれたと述べているほどの本作品、原作は「LINEマンガ2022年間ランキング」において、さまざまな部門の1位を受賞した人気web漫画というだけあり、やはりストーリーは間違いないようだ。結果として今年元旦からのドラマ放送開始以降、前述の通り世界中で人気を博しており、Amazon Prime Videoでは「Primeトップ10(日本)」と韓国ドラマとしては異例の記録を樹立した。



ここまで愛されている理由は何かと問われた二人。ナ・イヌは「視聴者からの「コグマが短くサイダーが長い」という反応に共感する。何よりサイダー爆発前までの過程も重要だが、ミニョンヌナ(男性が親しい年上女性を呼ぶ呼称)がキャラクターを100%、いや200%300%うまく表現してくれたからこそ、より一層サイダーが感じられる。人物の所作や内面の表現を少しずつ摘んでいき、そこに面白いストーリーが加わることで更に興味深くなった」とパク・ミニョンの演技力を理由に挙げる。「実際ヌナが本当に細かく考えて演技していた。「ここでもっともどかしく見せた方が、次で視聴者がより爽快感を感じるのでは?」なんて計算しながら演技するのを横で見ていた」 と絶賛すると、それを受けたパク・ミニョンは「この作品がただのマクチャンドラマという枠に留まってほしくないと思った。不倫という素材だが、実際このドラマは純粋な愛の話が中心。その間に友情、嫉妬、愛と信頼が壊れる過程や、新たな縁を求める成長期を見せてくれる。成長という部分にフォーカスして、刺激だけを与えたくなかった。だからより真剣に作品に取り組んだ。」と本作品に対する熱意を語った。実際彼女の演技に関しては、病人役ということで37キロまで減量するなどそのストイックな姿勢が放送開始前から話題となったことは記憶に新しい。

ナイヌこのようにパク・ミニョンの女優魂を感じ取れるインタビュー内容が続いたが、本作品の成功は、彼女一人では成し得なかったはず。それは正に、横でナ・イヌがうまく呼吸を合わせていき二人で作り出したものだろう。ナ・イヌの人柄も感じ取れるインタビューもいくつかご紹介しよう。

まず「マンネ(末っ子)だが、現場でパク・ミニョンのメンタルをしっかりと掴むことができたノウハウは?」という質問に対して「共感能力」と即答。パク・ミニョンが「イヌは目で周囲を集中させる力がある。私が疲れた時、頑張れと目で言ってくれる。私の錯覚かもしれないけど」と言うと「いつも話すことができない状況では眼差しで会話した」と堂々と答えた。
またナ・イヌは自分がジヒョクと似ている点はあるか聞かれ、「似た点はあまりないが、幼い頃から人と会話するとき、必ず相手の目を見つめて観察する習慣がある。演技をしながらそれが大きな力になった。相手の俳優の感情を読み取り、それが自分と違うジヒョクを演じるのに助けになった」と答えた。相手をしっかりと観察し、臨機応変に対応できるナ・イヌだからこそ、パク・ミニョンと抜群の相性を見せることが出来たのだろう。またそれだけでなく共演俳優、スタッフらとも良好な関係を築き上げ、年下ながらも主演俳優として現場の空気を作り上げ、素晴らしい作品が完成したのだ。

コスモポリタンツーショット今回の作品に関して本当に愛着があるように見える二人。パク・ミニョンは、最後の撮影が終わって大泣きしたという。彼女と長い付き合いのスタッフも、彼女がこんなに泣くのをみるのは初めてだというほど。「それだけ愛着がある作品だったのだと思う。明日を期待するようになる作品になった」と語る彼女をを「一段階成長した姿を見ているようだ」と誇らしげな表情でみるナ・イヌ。一瞬、どちらが年上か分からなくなってしまうようなこの発言にパク・ミニョンは「こうやってやたらとオッパ(年上男性を呼ぶ呼称)みたいに話す。イヌが本当に年齢より成熟した性格。歌も、私と似た時代の昔の歌を聴く」と意外なエピソードも明かした。

このように、演技にストイックなパク・ミニョンと、年下ながらも頼もしく、柔軟な姿勢で彼女を支えたナ・イヌ。二人はこのインタビューでも分かるようにお互いを褒め合いながら、どんどんと良いケミを見せてくれたのだろう。二人の人柄がにじみ出るような素敵なインタビューであった。

ドラマはいよいよ後半戦、クライマックスに向かって更に盛り上がっていく!tvN月火ドラマ「私の夫と結婚して」第11話は、2月5日20時50分に放送、その後Prime Videoで独占配信される。各話のネタバレあらすじと見どころ、視聴率などは【「私の夫と結婚して」を2倍楽しむ】でまとめている。

COSMOPOLITAN webサイト

tvN公式サイト(韓国)

kandoratop【作品詳細】【「私の夫と結婚して」を2倍楽しむ】