「君が心をくれたから」永野芽郁が書いた数年越しのラブレター、山田裕貴に抱きしめられて号泣!第5話ネタバレと第6話予告
5日放送、フジテレビ月9「君が心をくれたから」の第5話でクローズアップされたのは謎の案内人・日下(斎藤工)の過去!日下も心を差し出した経験者なのか?2月12日第6話を放送。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
永野芽郁主演の月9「君が心をくれたから」の第5話が2月5日(月)に放送された。ドラマの折り返しになる第5話は大事な転換点となった。雨(永野芽郁)が自分が五感を失うことを祖母の雪乃(余貴美子)につげ、雪乃の臨みで司(白洲迅)により、太陽(山田裕貴)にも伝わった。太陽はそれが「自分を助けるためだった」ことは知らないものの、全力で雨を受け止めることを誓ってくれた。
太陽に自分が衰えてゆく姿を見せたくないばかりに、司を頼っていたが、司も本当にいい人だった。雪乃に頼まれたとはいえ、自分が好きな雨を太陽と付き合わせるために、五感を失うことや数年前に雨が書いたラブレターを“恋敵”である太陽に渡した。雨が太陽に「目が見えなくなっても、耳が聞こえなくなっても、味も匂いも完食も全部わからなくなっても。私のこと好きでいて。お願い」というシーンはこれまででもっとも涙をさそうシーンとなった。
まだ、第5話では案内人・日下(斎藤工)がクローズアップされた。謎の風貌でぶっきらぼうに酷い宣言だけしてきたような日下だったが、実はなにか過去がある。どうやら日下自身が心を差し出して、五感を失った経験があるようなのだ。2月12日に放送される第6話以降で、その過去も明らかになってゆく。第6話では死を前にした雪乃が、雨の母・霞美(真飛聖)と雨を和解させるためにも家族旅行を計画する。
1月30日に山田裕貴のインタビューが番組公式サイトに公開された。「雨は愛する太陽のために心を差し出しますが、山田さんなら?」という質問に「そういう人がいれば、僕もスッと差し出してしまうと思います。未練も後悔も感じる事はないですね」とはっきりと応えている。インタビュー全文は番組公式サイトに掲載されている。
■前回:第5話あらすじ
病院に搬送された雪乃(余貴美子)は、ガンであることを雨(永野芽郁)に告白する。抗がん剤治療も拒否してきた雪乃は、早ければ数週間の命だという。雪乃は激しいショックを受ける雨を抱きしめ、生きている間は雨の笑顔をたくさん見せてほしいと告げる。
太陽の父・陽平(遠藤憲一)は、雨にフラれてしまった太陽を励まそうとして、フラれた男ができることは3つだけだ、とアドバイスした。それは相手の幸せを願うこと、普通に暮すこと、好きな人が困っている時はなにがあっても駆けつけることだ。その言葉を聞いた太陽は雨に渡そうとしていた指輪を捨てた。その様子を妹の春陽(出口夏希)は見ていた。
雨は、案内人の千秋(松本若菜)に、太陽のことを助けたように、雪乃も奇跡で助けて欲しいと頼む。しかし千秋は、自分たちには与える権限はない、と返す。そこに日下が現れ、午前0時になったことを告げる。雨の腕時計に表示されたのは「手」のマーク。次に雨が失うのは「触覚」であることがわかる。日下は雨に施設を探しておいた方がいいとアドバイスする。
雪乃は雨の様子から雨がなにかを隠していることがわかる。問い詰めると、雨は五感を失う病気であることを告白した。雪乃はなにがなんでも雨を助けたいと思い、生きたいと願うようになる。
司に紹介してもらった施設を見学に行こうとしていると、春陽が指輪をもってやってきた。太陽が捨てたものだが、春陽は兄の雨への思いを知り、探して雨に渡しに来たのだ。太陽はアラビアンナイトの話に沿って、指輪の精になれたらよかったと話していたという。指輪をこすったら自分がでていって雨を元気づけたいと思っていたのだ。
雪乃は司にお願いをする。それは司にとっては辛いことだが、太陽にきちんと話をしてほしいことだった。司は雨が数年前に書いた太陽にあてたラブレターを見つけ、それをもって太陽のところにゆく。そして、雨が五感を失う病気で、すでに味覚、嗅覚はないという。マカロンを食べたときの雨の様子を太陽は思い出した。そして司は自分は雨とは付き合っていないことと、太陽に五感を失った姿をみせたくない雨が太陽の前から消えようとしていることを伝える。さらにアラビアンナイトの本に挟まっているラブレターと渡す。そこには雨の素直な気持ちが書かれていた。
司に呼び出された雨だったが、行ってみるとそこにいたのは太陽だった。司から病気のことを聞き、ラブレターも読んだことを伝える。だが、雨はバスに乗っていってしまう。案内人の千秋(松本若菜)に促されて窓の外をみると、太陽が全力で追いかけてきていた。しかし、雨はバスを降りない。その様子をみた日下は「イフタフ、ヤー・シムシム」と魔法をかける。行っても行かなくても後悔するなら、今だけでも幸せを感じる方がいいというのだ。雨はバスを降りる。
そして太陽に「目が見えなくなっても、耳が聞こえなくなっても、味も匂いも完食も全部わからなくなっても。私のこと好きでいて。お願い」という。太陽はそんな雨を強く抱きしめた。
■第6話あらすじ
逢原雨(永野芽郁)は、朝野太陽(山田裕貴)に五感を失うことを告げ、このままずっと守ってもらいたいと付き合い始めた。雨のことが心配になった太陽は、雪乃の家で彼女と一緒に暮らし始める。だが雨は、太陽との生活にまだ慣れない様子だった。
雪乃の部屋を掃除していた雨は、古いボイスレコーダーを見つける。雪乃と雨は、そのボイスレコーダーを使って互いにメッセージを録音し、声の交換日記をしていたことがあった。当時小学生だった雨にとって、優しくて温かい雪乃の声は一番大切な宝物だった。
その時、雪乃の容態が急変したとの知らせが入る。病院へ駆けつける雨。すると雪乃は、家に連れて帰ってほしいと雨に頼む。太陽に手伝ってもらって、雪乃は帰宅する。
雪乃は、雨にひとつお願いをする。それは、雨の母・霞美(真飛聖)を連れた、最初で最後の家族旅行に出かけることだった―。
フジテレビ 2024年1月8日スタート。毎週月曜日21時放送「君が心をくれたから」。出演:永野芽郁、山田裕貴、斎藤工、松本若菜、白洲迅、出口夏希、真飛聖、遠藤憲一、余貴美子ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@kimikoko_fujitv」。
◇フジテレビ「君が心をくれたから」番組公式サイト
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