「春になったら」木梨憲武と中井貴一の40年越しの熱い友情に涙…福山雅治の主題歌「ひとみ」に決定!第4話ネタバレと予告
2月5日に放送された奈緒&木梨憲武W主演のカンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「春になったら」第4話のネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。福山雅治の主題歌タイトルが「ひとみ」に決定した。予告動画は番組公式サイトで公開、カンテレドーガとTverで最新話が無料配信されている。
「春になったら」は、奈緒演じる“3カ月後に結婚する娘”椎名瞳と木梨憲武 演じる“3カ月後にこの世を去る父”椎名雅彦が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく3カ月間を描いた、笑って泣けるハートフル・ホームドラマ。
2月5日に放送された第4話では、雅彦の“死ぬまでにやりたいことリスト”の1つ「神(じん)に謝る」を実行することに。リストをこなすことが、死ヘのカウントダウンのようで辛いと考えていた瞳に、主治医の阿波野は「リストは雅彦さんにとって、残された時間を上手く生きるために必要なもの。人間いつ死ぬかわからないからこそ、今を生きる」のだと諭され、気持ちを切り替えたのだ。
雅彦が謝りたかったのは、親友が好きだった子と内緒で付き合ってしまったこと。雅彦は、自分の裏切りを抱えたまま疎遠になってしまった親友を取り戻したかったのだ。それは相手も同じで、神も雅彦に卑怯な行いをしたことに後ろめたさを抱いていた。しかし、2人はそれぞれ相手の罪になんの怒りも感じておらず、忘れていたほどだった。
同い年で盟友の木梨と中井。今回の共演も、木梨から中井に直接オファーしたものだという。「本当に長年の友達なので、中井さんと共演というだけでうれしいですし、お芝居、セリフのやりとりをするのは本当に楽しみでした。中井さんは、現場にいてくれるだけで安心感がすごいし、出演するとなればドラマの深みが出ること間違いないというか。実際に現場を終えてみても、やっぱり本当に同い年というのもあって、お互いの思いを伝えるシーンなど、本物の同級生感が出せたんじゃないかと思っています」という木梨のコメントのとおり、かつての親友ながら、互いのわだかまりから、なかなか縮まらない距離感、昔に戻ってじゃれあう様子に視聴者はジーンさせられた。
X(Twitter)には「中井貴一さんの本当の友情出演いい」「雅彦と神の友情と懺悔に泣けた」「40年越しの友情回、とにかく涙が止まらなかった」「60過ぎたおじさんたちの友情にこんなに泣かされるとは思ってもなかった」と感動の声が寄せられた。
「次週2月12日に放送される第5話では、瞳との結婚に向けて、芸人を辞めて塾教師になり、結婚式の準備を独断で変更しはじめるなど、暴走をはじめた一馬に対し、瞳は「結婚を保留」したいと望んでいる自分の気持ちが置き去りにされていると感じるように…。さらに、雅彦が岸に、自分の葬式を指揮ってほしいと言い出し…。
瞳と一馬の結婚式の司会のみならず、雅彦の葬式まで仕切ることになってしまう岸…、瞳への片思いだけでも辛いはずなのに大変な役回り。がんばれ岸!
■前回:第4話 ネタバレあらすじ
瞳(奈緒)は、新しい家族を作るより、今は雅彦のことだけを考えたいと「結婚のことは、いったん待ってほしい」と、一馬(濱田岳)に正直な気持ちを伝えた。
瞳は、偶然町で出会った主治医・阿波野(光石研)に、雅彦(木梨憲武)が作った“死ぬまでにやりたいことリスト”について、それをかなえていくことが、まるで死へのカウントダウンのようで辛いと明かす。すると、阿波野は、雅彦は前向きだが本当は怖いのかもしれない、リストは雅彦にとって残された時間を上手に生きるために必要なことと告げ、瞳に「人間、いつ死ぬかわからないからこそ、今を生きる。どうか自分の幸せも考えてください」と告げた。
その言葉に一瞬、一馬の顔が思い浮かぶも、やはり自分のことを優先する気にはなれない瞳は、雅彦のやりたいことリストを叶えるため、「神に謝る」を実行しようと動き出した。
さっそく、SNSを使って雅彦の同級生だった“神健一郎”を見つけ出した瞳。神は吉祥寺で喫茶店を経営していた。ところが雅彦は、急に神に会うのが怖くなったと言いだす。聞けば中2の当時、告白する勇気がないという神の代わりに“小川久美ちゃん”に告白をしようと呼び出したら、久美ちゃんの方から告白されてしまい、神に内緒で付き合うことにしたのだという。半年ほどして別れてしまったが、その裏切りを今でも後ろめたく思っていたのだ。
瞳に背中を押された雅彦は、勇気をふりしぼって吉祥寺の喫茶店へ赴く。久しぶりに会った神(中井貴一)に、自分が椎名雅彦だと告げて、中学時代の裏切りを謝罪すると、久しぶりに会った神は、客が雅彦だと分かった途端、顔をこわばらせ、雅彦のことをまともに見ようとしない。さらに、48年前のことを謝るかつての親友に、「謝らなきゃいけないのは僕の方だよ。覚えているだろ、高校の時のマイタ…」と気まずそうに雅彦に告げ、黙り込んでしまう。
雅彦は神の言った「マイタ」のことがまったく思い出せず、悶々としてしまう。そんな中、瞳は岸(深澤辰哉)と美奈子(見上愛)を自宅呑みに誘う。雅彦の病を“お笑いライブ”での一件で知っている2人。雅彦は上機嫌で2人を迎え入れ、楽しいひと時を凄し、葬儀屋に勤めているという岸を気に入る。
瞳は雅彦に「マイタ」を思い出させるため、通っていた高校に行こうと誘う。雅彦は昔を懐かしみながら高校の周辺を探索、すると昔よく行っていた「カドパン」が「マイタ」と呼ばれていたことを思い出す。
瞳は一馬に呼び出され、笑い芸人を諦めて、塾講師として働くことに決めたと告げられる。息子の龍之介(石塚陸翔)からは「後悔先に立たず」と反対れ、神尾(筒井真理子)からは雅彦も残念に思うだろうと言われた一馬は複雑な心境になるが、塾講師の仕事に真剣に取り組む。
一馬が塾講師として働き始めたこと、父が「マイタ」について何か思い出したが、自分には教えてくれないことを美奈子に相談する瞳。長年の親友を失う辛さを語っていると、美奈子は突然「岸君が好き」と告白する。瞳は美奈子が岸を好きなことに気づいていたが、岸が自分に好意を寄せていることにはまったく気づいていなかった。瞳は自分の鈍さを謝り、2人は「40年たっても友達でいよう」と誓いあった。
瞳は神の喫茶店を1人で訪ね、「マイタ」について話してほしいと頼む。神は、高校一年の時、野球部の先輩にタバコを誘われ、マイタパンの裏で喫煙をしているところを店の人に見つかり、野球部の全員は逃げたが、ぐうぜん通りかかった雅彦が見とがめられ、停学処分になってしまったと話す。停学明けの雅彦はこれまでと同じように接してくれたが、志望していた大学の推薦入試を受けられなかったのは停学処分があったからだと、ずっと申し訳なく思っていたと明かす。
この店に雅彦が来た時、そのときのことをいわれるのではと身構えてしまい何も話せなくなってしまったと。瞳は雅彦がそのことを忘れていたこと、神に言われて思い出したけれど、思いつめた様子でいること、昔のように親友にもどりたいと思っていることを告げ、ひとつお願いをした。
瞳は雅彦に、母校の教室見学を許可してもらったと話し、もう一度学校を訪れる。雅彦が昔話をしていると、神が姿を現した。「椎名君。申し訳なかった。本当に悪かった。あの時の僕は卑怯だった、君に最低なことをした」「俺が勝手にやったことじゃないか。俺と神君親友だったし」「でもそのせいで志望校の推薦入試に…」「あれは俺の成績が悪かっただけだよ」「僕を許してくれる?」「許すも何も…許すよ、許してやるよ」2人は固く握手をした。
すると神が衝撃の告白を「中学の時に付き合っていた小川久美。実は今、僕の奥さんなんだ。なんか、ごめん。椎名君が別れた後から付き合って…」「ええ!?」と驚く雅彦。親友に戻った2人は、学生のころに戻ったようにじゃれ合う。
一馬の話をいっさいしなくなった瞳のことを心配する雅彦だったが、突然「岸くん。彼気に入った、もう一度家に呼んで」と言い出した。
■次回:第5話予告
雅彦は、葬儀会社に勤める岸を気に入り、自分の葬式を仕切ってほしいと頼む。葬式のことなど想像したくない瞳は怒りだすが、雅彦はあらかじめ決めたプランで最後は明るく見送られたいと話し、瞳にも現実から目をそらさないよう言い聞かせる。そして、自分が望む最高の葬式プランを考えるべく、阿波野からすすめられた『人生ノート』を書き始める。
その頃、学習塾の講師として働き始めた一馬は、持ち前の頭脳とトーク力を生かした授業が好評で、正社員としての雇用が決まる。これで雅彦にも瞳との結婚を認めてもらえるはずだと喜ぶ一馬。余命わずかな雅彦に娘の花嫁姿を見せたいという一馬のやさしさを理解しつつも、瞳は結婚の保留を望む自分の気持ちを置き去りにされたことで、モヤモヤした気持ちが募る。さらに、一馬が芸人をやめたと知った雅彦からも思わぬ反応が返ってきて、以前とは何もかもが様変わりした今の状況に、気持ちが追いつかない。一方で、一馬の決断は、気づかないうちに龍之介との親子関係にも暗い影を落とし…。
カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「春になったら」は2024年1月15日22時スタート。/主題歌:福山雅治「ひとみ」(Amuse Inc. / Polydor Records)/出演:奈緒 木梨憲武 深澤辰哉(Snow Man) 見上愛 光石研 筒井真理子 小林聡美 濱田岳 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@haru_ktv」。公式Instagramアカウントは「@haru_ktv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇「春になったら」番組公式サイト
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