オズワルド&令和ロマンが「サントリー生ビール」新WEB-CMでほぼ台本なしの爆笑トーク
サントリーは、「サントリー生ビール」の新WEB-CMとして、お笑いコンビ「オズワルド」畠中悠、伊藤俊介と「令和ロマン」髙比良くるま、松井ケムリが出演する「期待の新人」篇(1分58秒)を、2月7日(水)よりYouTubeサントリー公式チャンネルにて公開、2月8日(木)より X 等での広告配信を行う。
同じ吉本興業所属の先輩・後輩の間柄で、関東を拠点に活動し、「M‐1グランプリ」では共に戦ってきた実力派の2組が繰り広げる、ほぼ台本なしの爆笑トークは必見だ。そして、屋上シーンで一日の終わりに飲む「サントリー生ビール」の存在感、どこかほっこりとする彼らなりの先輩・後輩の関係性にも注目だ。
今回のWEB‐CMは、「サントリー生ビール」TV-CMシリーズで「オズワルド」が属する架空企業「オズワールド運送」が舞台。新人として働きはじめた「令和ロマン」の2人が荷物運搬中にビルのエレベーター内で先輩の「オズワルド」と顔を合わせる場面から物語はスタートする。
手始めに、伊藤は「新人?」と先輩らしく声をかけるが、くるまは「あっはい、期待の新人です」と挨拶。すぐに「自分で言わないよ」と伊藤がツッコむと、その横で畠中は「いやー若い、若い」「令和だねー」としみじみと語る。しばらくして、くるまがケムリのヒゲに指をさしながら「ごめんなさい。新人なのに、ちょっとヒゲともみあげが繋がってて」と言うと、なぜか畠中が「あーあのー、ヒゲともみあげが繋がってないと、エレベーターと自分の境界線がわかんなくなるんだよな」と重ねる。
さらに、先輩が大きく重たい荷物を運んでいるのに対し、後輩が運ぶのは小さく軽そうな荷物であることに気が付いた伊藤が指摘すると、ケムリは「でも僕、敷金礼金運んでいます」と一言。伊藤が「え!?」「その中に?」「当日に渡すの?これって箱にいれて」と次々に打ち返すが、畠中は「重要なもの運ばされてるんだ」と後輩の肩を持つ。
終始自由な言動を繰り返す3人と的確なツッコミを続ける伊藤のテンポよくシュールな会話は、その後伊藤と畠中がエレベーターから降りそびれてしまうという思わぬ結末へと進む。
そして場面は変わり、運搬を終えた4人が、屋上にて「サントリー生ビール」を飲み、一日の頑張りをねぎらいながら語るシーンへ。生意気な発言をしていた後輩でしたが、働く先輩の背中を見たことでリスペクトを抱くのであった。
全員そろっての企画説明で開口一番、伊藤が「信じられないかもしれないけど、こいつらと一緒にやりたくないです」と冗談交じりに発言すると、すかさずくるまとケムリがなだめ、「チャレンジしてみます!」と説得させることに成功。つかみのひとネタ?で現場に楽しそうな笑い声が広がり、CM撮影にやや緊張の面持ちだった二人の表情も一気に和むのだった。
撮影に向けてある程度の台本は用意されていたものの、設定と大まかな流れ以外は、基本的に「オズワルド」と「令和ロマン」に委ねられ、アドリブのフリートークを長回しで収録した。本番前、畠中と伊藤を中心に「俺が◯◯するから、おまえがそこで◯◯って返して」などと軽く段取りを確認して、さっそうとスタンバイした4人。ファーストテイクから即興とは思えない息ぴったりの掛け合いを披露すると、スタジオ中から大きな拍手が湧き起こった。
なぜか徐々に新人寄りの発言を繰り返す畠中により、伊藤VS他3人の構図となっていく今回のストーリー。自由なスタンスで発言する畠中、思いがけない角度から独特の表現でボケるくるま、さらには普段のツッコミと異なる役回りを喜々として演じるケムリに完璧にツッコむ伊藤の瞬発力は必見。漫才師4人が織りなす化学反応に注目だ。
夜の屋上で「サントリー生ビール」を酌み交わすシーンでは、畠中の「みんな今日はお疲れさま!」という言葉をきっかけに会話が展開されるが、撮影後、伊藤が「そんな棒読みのセリフある?」と指摘。さらに後輩のくるまからも「セリフが夜空に溶けていきましたよ」とからかわれる場面もあり、一方で、「あれは俺にしかできない自然体」と頑として譲らない畠中だった。
◇「期待の新人」篇