ブギの女王爆誕!「ブギウギ」趣里の歌う東京ブギウギが戦後の世の中を明るくする!第19週ネタバレと第20週あらすじ

02月09日09時17分ドラマ
@NHK

NHK朝ドラ「ブギウギ」の第19週が2月5日~2月9日まで放送された。戦後の大ヒットとなった東京ブギウギがどうやって作られていったか、スズ子(趣里)、羽鳥(草彅剛)を通して描かれた!この週のネタバレあらすじと、第20週「ワテかて必死や」(2月12日~2月16日)のあらすじとみどころを紹介!予告動画は番組公式サイトに公開されている。

戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルとした「ブギウギ」の第19週は2月5日から放送された。愛助(水上恒司)が亡くなり、愛子を一人で育ててゆくスズ子の様子が描かれた。そして、歌手として復帰するために頼ったのはもちろん羽鳥善一(草彅剛)だ。羽鳥がスズ子のために作った歌、それが「東京ブギウギ」だ。笠置シズ子の代表曲ともいえ、令和になったいまでも多くの人が口ずさむことができる名曲の誕生が描かれた。圧巻ともいえる「東京ブギウギ」は9日に放送された第91話のラスト3分、フルバージョンで放送された。



育児の大変さは今も昔も変わらない。シングルマザーとして初めての子を一人で育てるスズ子の味方は3人の子どもを育て上げた麻里(市川実和子)だ。麻里が助けてくれるのをみて、母・ツヤ(水川あさみ)を思わず思い出して胸が熱くなる。そんなスズ子にもう一人助っ人がきてくれる。父・梅吉(柳葉敏郎)だ。梅吉が助けてくれるのは、スズ子の気持ちだ。「辛かったな」という言葉をかけるだけでスズ子の心はほどけていった。


2月12日から放送される第20週では、新しく有楽町の夜の女たちのリーダー、ラクチョウのおミネ(田中麗奈)たちが登場する。週刊誌の記事に書かれたことに怒ってスズ子のところにやってくるのだが、スズ子は山下(近藤芳正)の制止もきかずに、誤解をとこうとおミネのところに行ってしまう。そこで再会するのは、幼なじみのタイ子(藤間爽子)だ。タイ子はいったいどれほど大変な思いをしてきたのか?スズ子はタイ子の心を解きほぐすことが出来るのか?

【第19週(2024/2/5-2/9)ネタバレあらすじ】
愛子が生まれ、愛助(水上恒司)が亡くなって3ヶ月がたった。スズ子(趣里)は、愛助がいなくなった寂しさを感じつつも、愛子とともに気丈に日々を過ごしていた。山下(近藤芳正)は、そろそろ仕事を始めてみてはどうかと提案する。愛子の子育て費用を稼ぐこともあるが、それよりもなによりもスズ子の歌を待っている大勢の人がいると話す。スズ子はその言葉をうれしいと思いつつも、慣れない子育てに追われる日々で、それどころではない状況にいた。

そんなある日、坂口(黒田有)が訪ねてくる。坂口は、トミ(小雪)がスズ子に話をしたいと大阪からやって来ると伝える。出かけようとしていたスズ子の元に、トミ自らがやってきた。愛子をその腕に抱くと、愛子を引き取りたいという。スズ子は丁寧にそれを断った。ただ、どうしてもというときには頼らせてほしいという。トミは納得し、スズ子に歌を続けるように言って帰って行った。

歌を再開したいスズ子は、羽鳥善一(草彅剛)を訪ね、新曲を作って欲しいとお願いをする。珍しいスズ子からの新曲のリクエストに羽鳥は戸惑うが、スズ子の「助けてほしい」という思いを受け、新曲の作曲を引き受ける。

一方、麻里(市川実和子)は、スズ子が一人きりでの子育てに疲れているのではないかと心配する。そんなある日、愛子が熱を出し、スズ子は夜中に村西医院に駆け込む。麻里もスズ子から知らせを受け、駆けつけてくる。麻里は一日スズ子の家にやってきて、家事や育児を手伝ってくれる。ゆっくり休むことができたスズ子は食事を作る麻里の姿をみて、母を思い出していた。

梅吉(柳葉敏郎)が香川からスズ子と愛子を訪ねてやって来る。スズ子に代わって愛子の面倒を見てやろうと言う梅吉だったが、なかなか赤ん坊の世話まではできない。それでも久しぶりにスズ子と梅吉は懐かしい話やそれぞれの今の話をして過ごす。ツヤ(水川あさみ)を亡くして傷心状態に陥った梅吉は愛助(水上恒司)を亡くしたスズ子の辛さがわかる。スズ子も素直な気持ちで梅吉と話をすることができた。

一方、羽鳥善一は、スズ子から頼まれた新曲をどうすればいいの深く悩んでいた。そんなある日、列車に乗って揺られている羽鳥の頭の中に、あるメロディが降って湧いてきた。羽鳥善一がスズ子のために作曲した新曲「東京ブギウギ」は、抜群の出来上がりだった。コロンコロンレコードでは、ヒットすること間違い無しと一同は盛り上がる。山下はレコーディングのスタジオに米兵たちを呼んではどうかと提案する。思いもよらなかった提案に、初めは惑うスズ子だったが、レコーディング当日、多くの米兵たちに囲まれて、スズ子は「東京ブギウギ」の録音に臨む。米兵たちもスズ子の歌に盛り上がっていた。

レコード会社は「大ヒット」の予感から、すぐにスズ子に新曲をステージで披露しようという。ただ、スズ子は愛子の世話が心配だった。レコード会社は子守を雇うといい、羽鳥は麻里に預けるといいという。しかし、スズ子は愛子の世話をしながら稽古を進めたいという。

レコード会社からの帰り道、一人の靴磨きの少年に出会う。たくましいその姿をみて、羽鳥から言われた「この歌は日本の復興の歌」ということばを思い出していた。

羽鳥善一の気合が入った稽古に臨むスズ子だが、愛子の世話をするために何度も中断することになってしまう。このままでは稽古にならないと悩む一同だが、いい解決策を見出すことができない。音楽や踊りを担当する人たちも渋い顔を隠さなくなってきた。そんな時、茨田りつ子(菊地凛子)が稽古場を訪ねてくる。りつ子は「これだけの大人がいて誰一人手が空いている人はいないのか?!」といい、自分が面倒を見ているという。スズ子の近くにいて、愛子をあやしてくれることになった。

やがて迎えたショーの当日。人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与え、日本中をズキズキ・ワクワクさせた名曲「東京ブギウギ」で、ブギの女王が誕生する!



【第20週(2024/2/12-2/16)あらすじ】
■第92話(月)
昭和23年、羽鳥善一(草彅剛)がスズ子(趣里)に送った「東京ブギウギ」は、明るいブギのリズムが人々の心をつかみ、空前の大ヒットとなる。山下(近藤芳正)は、「ブギの女王」の次の一手が大切だと考えるが、羽鳥は忙しくなかなか新曲に取りかかることができないでいた。そんなある日、スズ子は芸能記者・鮫島(みのすけ)の取材を受けることになる。しかし、この記事がきっかけでスズ子は大変なことに巻き込まれてしまう。

■第93話(火)
有楽町の夜の女たちのリーダー、ラクチョウのおミネ(田中麗奈)がスズ子(趣里)の楽屋に乗り込んでくる。スズ子が受けた芸能雑誌の取材の記事が気に食わないという。誤解だというスズ子だが、おミネは取り合わずに去ってしまう。山下(近藤芳正)は、この件にはこれ以上深入りしないようにとスズ子にアドバイスする。しかし、どうしても誤解されたままでは嫌だと、スズ子はおミネに会うため、有楽町のガード下に向かう。

■第94話(水)
有楽町のガード下へとやってきたスズ子(趣里)は、おミネ(田中麗奈)たちの住み家へと連れて行かれる。スズ子は、誤解を解くために腹を割って話をしたいと伝える。一方、おミネは、立場が違うので理解し合えると思えないと反論する…。ある日の帰り道、スズ子は顔見知りの靴磨きの少年が怪我をしているところに出くわす。少年を家まで送り届けると、そこにいたのは、スズ子の幼なじみタイ子(藤間爽子)だった。

■第95話(木)
スズ子(趣里)は靴磨きの少年・達彦(蒼昴)に会いに行く。達彦にタイ子(藤間爽子)との思い出話をし、達彦からは、タイ子の近況やこれまでのいきさつを聞く。なんとかタイ子の力になりたいと考えるスズ子は、おミネ(田中麗奈)にある相談をすることにする…。おミネの協力で、いつもより多くの売上を得た達彦だったが、タイ子はお金を返してくるよう言う。見かねたスズ子は、タイ子の家の中に乗り込んでいく。

■第96話(金)
スズ子(趣里)は、タイ子(藤間爽子)と語り合う。夢を叶えたスズ子と、どん底にいる自分を比べると惨めで恥ずかしいというタイ子だったが…。一方、羽鳥善一(草彅剛)は、作曲が思うように進まずに悩んでいた。そんな時、スズ子が新曲を早く作って欲しいとやって来る。スズ子からおミネ(田中麗奈)の話を聞いた羽鳥は、その瞬間、新曲をひらめく!スズ子の新境地「ジャングル・ブギー」、圧巻のステージ!!

■スタッフ他
脚本:足立紳、櫻井剛
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー・ブギ」
語り:高瀬耕造アナウンサー
出演:趣里,草彅剛,近藤芳正,田中麗奈,みのすけ,藤間爽子,小田ゆりえ,辻凪子,和海,蒼昴,池田龍生,宮崎奏太,澤井梨丘,清水胡桃,又野暁仁,他

<総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
<BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]、(土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「ブギウギ」番組公式サイト
NHK朝ドラ「ブギウギ」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk
NHK朝ドラ「ブギウギ」NHK-PRサイト

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