「大奥」倫子(小芝風花)を守るために、家治(亀梨和也)は側室のお知保(森川葵)を抱いた!第4話ネタバレと第5話予告
2月8日に放送されたフジテレビ「大奥」(22時)第4話、家治(亀梨和也)の壮絶すぎる過去が判明!裏で糸を引く田沼意次(安田顕)!15日(木)第5話を放送。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
小芝風花主演の令和版「大奥」の第4話が2月8日に放送された。家治(亀梨和也)の幼少期の壮絶な過去が明らかになった。将軍家重(高橋克典)の本当の子どもではないと言われ、実の父親であると言われた男は「家治のため」といって目の前出殺されてしまう。それもすべて田沼の差し金だ。家重が死んだのも、定信(宮舘涼太)を松平家に養子にだしたのも田沼の差し金。大奥の松島(栗山千明)と組んで、自分が将軍を動かせるようにあらゆる手を打っているのだ。
そんな「悪の権化」ともいえる田沼意次を演じているのは演技力抜群で数多くの作品に出演している安田顕だ。演じる田沼について「現代にも通ずる資本主義的な考えを持っていた田沼意次はすごいなと思っています。裏表がはっきりしているというよりは、悪い顔が裏だとしたら、その延長線上に表の顔があるような気がしています。自分自身が悪いことをしているという自覚は全くなくて、自分の信条のもと突き進んでいった結果、周りから見たら受け入れがたい人物になっている」などとインタビューで話している。インタビュー全文は番組公式サイトで紹介されている。
第4話からは江戸市内で活動する発明家で本草学者の平賀源内(味方良介)が登場した。その類いまれなる能力で食糧危機を乗り越える策を考えるのだが、その活躍は15日に放送される第5話以降となる。
また、第5話では倫子(小芝風花)が慕っていた久我信通(鈴木仁)が田沼の思惑で近くにやってくる。倫子の慕う相手と家治もわかっている。倫子、家治、信通、定信、お知保と人間関係はさらに複雑になってゆく。倫子のお付きのお品(西野七瀬)と葉山貞之助(小関裕太)の間にも進展が見られるようになる。
■前回・第4話ネタバレあらすじ
五十宮倫子(小芝風花)は、家治(亀梨和也)が田沼意次(安田顕)に強要されてお知保(森川葵)を側室にしたことを知らないためショックを隠しきれない。
そんな折、増上寺代参が行われることになる。松島の局(栗山千明)の意見に従わず、倫子は御台所の大事な公務であるとし、自分も共に参ると発する。松島は反論するが、家治は倫子に「頼んだ」と言い、代参を認める。
倫子がお品(西野七瀬)を伴って無事に参拝を終えると、猿吉(本多力)が倫子の好物である白みそ煎餅を持って現れる。それは、お品が葉山貞之助(小関裕太)に頼み、特別に作ってもらったものであった。お付きの女中達も城から出られて大喜びだった。
そこに松平定信(宮舘涼太)がやってきて、声を掛けられる。そこで、定信から“賢丸”という幼名を聞いた倫子は、定信がかつての幼なじみであったことを思い出す。そして、二人は幼い頃に戻ったかのように、江戸の町を散策して楽しむ。そこで平賀源内という男にあう。平賀は田沼のせいで世の中に貧富の差が生まれているという。
そのころ、城内では家治は蘭学を学んでいた。倫子と夢を語り合ったことで、自分の夢ももっと実現させていこうと考えていた。オランダとの貿易については田沼と意見が違う。家治は自分の意見と通そうとするのだが、田沼は絶対の自信をもって家治を操ろうとしている。
倫子が大奥に戻ってくると、家治がお知保とも何もないことで「添い寝姫」と言われていることを知る。しかし、お知保は家治が好きな気持ちが本当であり、周りの人からなにを言われても気にしないといっているの知る。そして、「負けたくない」と思ってしまった。
定信が城にきて、家治と将棋を指す。定信は聡明だった家治がどうして田沼のいいなりになっているのか疑問だったのだ。定信は幼少期に養子に出されたが、それも田沼の差し金だった。定信から倫子のことを頼まれた家治はその夜、大奥に渡るという。倫子のもとだ。
松島はこのままではせっかくお知保を側室にしたのに倫子に子どもが産まれてしまうとやきもきし、また嫌がらせをする。倫子が入る風呂に細工をしてしまうのだ。倫子は身体についた匂いを落としきれないと家治のお渡りを断ろうとするが、お品(西野七瀬)から励まされる。支度に手間取っている間に家治の元にお知保が向かう。倫子の具合がよくないので自分が相手をするというと家治は断ろうとする。しかし、お知保はこれまでずっと家治のことが好きだったと打ち明ける。
帰ろうとする家治の前に田沼がやってきた。田沼はこのまま子どもができなければ相続でもめるという。家治は幼少期のことを思い出していた。牢に入れられている男が自分の父親であると田沼に言われる。将軍家の血筋ではないといい、口封じのためにその男を家治の目の前で殺した。そのことを言われると家治は何も言えない。田沼のいうようにお知保のもとへ戻っていった。そして、倫子が嫌がらせをうけないようにという思いもあって、お知保を抱くのだった。倫子は嫉妬心を感じ、これが恋であることを知った。
■第5話あらすじ
五十宮倫子(小芝風花)は徳川家治(亀梨和也)が側室のお知保(森川葵)へ御渡りしたことに、つらい思いを募らせる。幸せそうなお知保に倫子はうつむくことしかできない。そんな中、家治はオランダ商館長を江戸城に招く折、もてなしに琴を披露したいと告げる。多くの者が名乗り出る中、「御台はどうだ」と促す家治にも倫子はうつむいたまま。すると、松島の局(栗山千明)の推挙もあり、お知保が名乗りをあげたことで、琴の演奏はお知保に任されることになった。
暗い過去を持つ家治を脅して政治の実権を握ろうとする田沼意次(安田顕)のたくらみは続き、田沼は武家伝奏に久我信通(鈴木仁)を就任させたのだ。ずっと好きだったが、今は姉と結婚した信通をみて倫子は動揺する。家治も信通が倫子の手紙の相手だと気付く。倫子と話す機会を得た信通は、倫子の母の具合も悪いので、一緒に京に帰らないかと倫子に告げる。
フジテレビ 2024年1月スタート。毎週水曜日22時放送「大奥」。出演:小芝風花、亀梨和也、安田顕、西野七瀬、森川葵、宮舘涼太、栗山千明、小関裕太、味方良介、鈴木仁、田中道子、本多力、井本彩花、紺野まひるほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@ohoku_fujitv」。
◇フジテレビ「大奥」番組公式サイト
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