「グレイトギフト」第4話　高橋光臣を瞬殺した津田健次郎が“闇の皇帝”に！ネタバレと第4話予告

2月8日に放送された反町隆史主演、テレビ朝日木曜ドラマ「グレイトギフト」の第4話で高橋光臣を瞬殺し、“闇の皇帝”となった郡司（津田健次郎）に視聴者が狂喜した。2月15日に放送される第5話では、藤巻が最愛の妻からの裏切りで奈落の底に…。TVerテレ朝動画で最新話を配信、TELASA（テラサ）で全話配信される。

「グレイトギフト」は、令和のヒットメーカー・黒岩勉の完全オリジナル最新作。反町隆史演じる病理医が発見した《完全犯罪の殺人》を可能にする殺人球菌「ギフト」をめぐり、熾烈な権力争いと謎の連続殺人がからまる壮絶なサバイバル医療ミステリーだ。



2月8日に放送された第4話では、政財界の大物3人が立て続けに急性心不全で死亡し、藤巻が培養していたギフトが盗まれて、院外で使用されたことがわかる。藤巻と郡司が独自捜査を始めと、事務長・本坊が“闇の皇帝”になるためギフトを一本500万円で売りさばいていたことが判明する。

しかし、本坊が“闇の皇帝”で居られたのは一瞬のことで、ギフトを1000万円で買い取るという高橋光臣演じる仲介役を瞬殺した郡司が、藤巻と本坊に忠誠を誓わせ本物の“闇の皇帝”として君臨することに…。

X（Twitter）には、「やっぱり郡司先生が一番ヤバイ！かれこそが闇の皇帝や」、「悪い顔最高です」、「ツダケンの新しい肩書」「声とキャラだけで皇帝感強すぎます」と津田健次郎の闇堕ちに狂喜するコメントが続出、スター・ウォーズシリーズで皇帝の孫・カイロ・レン役を務めていたことも「皇帝」つながりで話題に。

ラストのギフト売買をめぐる交渉シーンでは、あわや郡司が犠牲によると思いきや、これから活躍しそうな高橋光臣演じるコンサルタント会社社長が返り討ちに。しかし、視聴者の間では郡司の死亡フラグが消えたわけではないという見方が強い。

一方、久留米から「好き」告白を受けて内心嬉しい藤巻だったが、久留米の「好き」に恋愛感情が含まれていないことを知って少しがっかり。それでも、彼女のことを守ろうと彼なりに頑張るのだが…結局、妻に加えて久留米も人質に取られる形になってしまった。

今回のギフト売買については久留米に秘密にしているが、隠し事が苦手な藤巻のことだから、次回には久留米の知るところになっているに違いない。妻に結婚当初から「プリンは好きじゃない」と言われていたことも忘れてしまう藤巻…、ヘタレな主人公が追い詰められてヒーローに変身していくというデフォルトは期待できないかもしれず、残念でならない。

2月15日に放送される第5話では、杏梨の本命が郡司だと知った本坊が、藤巻と久留米に郡司の不倫相手を見つけて、そのネタを切り札に反逆しようと持ちかける。しかし、藤巻の行く手に待ち受けていたのは、目の前が真っ暗になる悲劇の数々、そして…彼を奈落の底に突き落とす“妻の裏切り”で…。



■前回：第4話 ネタバレあらすじ
明鏡医科大学付属病院の病理医・藤巻達臣（反町隆史）が発見した殺人球菌「ギフト」、そして球菌を使った院内の連続殺人に執拗なまでの興味を示す検査技師・久留米穂希（波瑠）。「藤巻先生が好きだから、放っておけないんです」という久留米からの突然の“告白”に、妻子ある藤巻は戸惑いを隠せなず、「不倫」は倫理的ではないとやんわり断りを入れる。しかし、久留米は「藤巻を人として好き」と“好き”に恋愛感情がないことを明かし、藤巻をがっかりさせる。

謎の真犯人が持ち込んだギフトを悪用して邪魔者を次々と消し、権力の階段を上り続ける新理事長・白鳥稔（佐々木蔵之介）は、自らの裏の顔を知る藤巻と心臓外科医・郡司博光（津田健次郎）を教授に任命。早々に大学病院の改革にも着手し、理想の医療を追及していく白鳥の姿を見て、藤巻の葛藤はより一層ふくらんでいく。より多くの人を救うために行なわれる殺人は正義なのか…と。

その矢先、藤巻のもとに、白鳥と郡司から“悪報”がもたらされた。政財界の大物が3人、立て続けに急性心不全で死亡したという。しかも、その原因はほかならぬギフト。突如として、院外で広がり始めた“ギフト感染”が、謎の真犯人によるものか、藤巻が培養したギフトが盗まれたのか、まさか藤巻自身が使ったのかと推理する白鳥と郡司。藤巻が培養していたギフトを調べると、すべて偽物に変えられていたことが判明。政治家3人の死は、藤巻が作り出したギフトによって行なわれたのだ。

ギフトを盗み出したのは、研究室の合鍵をもっている事務長・本坊巧（筒井道隆さん）だと気づいた藤巻は「アルカナム」に行き、本坊から真相を聞きだす。

藤巻の動向を知りたいという安曇杏梨（倉科カナ）の頼みを聞き入れた本坊は研究室に録音機を仕掛け、“殺人球菌ギフト”の存在を知ったのだ。本坊はそのことを杏梨には伝えず、彼女の理想の男になるために大金を稼ぐ手段としてギフトを一本500万円で横流ししたという。そして、久留米がこの件と関わっていることを秘密にする代わりに、藤巻にビジネスパートナーとしてギフトを増産するように持ちかける。

必要ならば白鳥と直接対決し「闇の帝王」になると豪語する本坊。そんな2人の会話を郡司も盗み聞きしていた。藤巻が久留米を庇っていることを知った郡司は、本坊と同じく藤巻を脅し、本坊に要求されたギフトは偽物を渡し、自分にはギフトの本物を渡すように言った。

その夜、いつものように妻・藤巻麻帆（明日海りお）にプリンを届けた郡司は、妻から「プリンは好きじゃない」と結婚当初からこれまで何度も告げたこと、プリンを口実に無理に病室に来られるのは迷惑だと言われてしまう。ついに「離婚」を切り出されるのではないかと怯えていた藤巻は、久しぶりの妻からの小言に驚くが、「ごめん。明日からゼリーにする」と妻の意を介さない言葉で答えてしまい、「とにかく、あなたに無駄口たたけるくらい元気になったってこと。もう無理に来なくて全然良いから」と拒絶される。

郡司に指示されたとおり本坊に偽物を渡した藤巻のもとに連絡が入る。転売相手に偽物だと知られてしまい、命の危険にさらされるている本坊を助けるため、慌ててギフトを培養し「アルカナム」に持っていく藤巻。すると、藤巻を追って郡司が現れたことで、形勢逆転で本坊に代わり、郡司が取り仕切ることになった。転売相手であるコンサルタント会社経営の君島隆（高橋光臣）に、1本1000万円でどうかと交渉する郡司。交渉は成立し、乾杯しようともちかけられた郡司は、酒にギフトが仕込まれているのではないかとうたがい、相手に酒を注いで先に飲むように促した。

君島と部下と言われるがままに酒を飲み、一分後、郡司が仕込んだギフトによって急性心不全に…。郡司は今回のことは白鳥には報告していないこと、2人の殺害は自分の独断でしたことを明かし、これから本坊と藤巻を支配下に置き、白鳥を理事長の座から引きずり落し、自分が理事長になると宣言。「誰が本当の帝王かな？」と質問し、2人に自分への忠誠を誓わせるのだった。



■次回：第5話 予告
藤巻と本坊の弱みを握り、支配下に置いた郡司は、白鳥にギフトでとどめを刺し、その後釜に座ると高らかに宣言。会員制ラウンジの謎多きオーナー・杏梨の協力を得て、さらなる暗躍を開始した。一方、郡司から新たなギフトの培養を命じられた藤巻は逡巡。とはいえ従わなければ…郡司はいつでも麻帆の命を狙う準備はできている。医師として、夫として…葛藤を重ねた末、藤巻は麻帆を転院させようと考えるが、事は思うように進まない。そんな中、本坊は、杏梨の本命が郡司だと知って一念発起。共闘関係にある藤巻と久留米に、郡司の不倫相手を見つけ、そのネタを切り札に反逆しようと持ちかける。時を同じくして、久留米、杏梨、そして郡司と道ならぬ逢瀬を重ねる看護師長・鶴下綾香（片山萌美）の“女たちの戦い”が加熱する中、どこまでも渦巻く嫉妬と欲望が“新たな殺意”を招き寄せる。

テレビ朝日木曜ドラマ「グレイトギフト」（毎週木曜21時）は2024年1月スタート。／主題歌：JUJU「一線」／出演：反町隆史　波瑠　佐々木蔵之介 　津田健次郎 明日海りお　盛山晋太郎（見取り図）　坂東彌十郎　 倉科カナ 　筒井道隆　尾上松也　黒岩勉　ほか。番組公式X（Twitter）アカウントは「@great_gift2024」。番組公式Instagramアカウントは「@great_gift2024」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。地上波放送終了後にTELASA（テラサ）で配信される。

◇テレビ朝日「グレイトギフト」番組公式サイト

【2024年冬ドラマ紹介】【関連記事・各話のあらすじ】