「春になったら」第5話 奈緒が濱田岳と結婚しないと宣言!“岸”深澤辰哉の暴走気味の宣戦布告も話題に!ネタバレと予告
2月12日に放送された奈緒&木梨憲武W主演のカンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「春になったら」第5話のネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。次回第6話は2月19日に放送される。予告動画は番組公式サイトで公開、カンテレドーガとTverで最新話が無料配信されている。
「春になったら」は、奈緒演じる“3カ月後に結婚する娘”椎名瞳と木梨憲武 演じる“3カ月後にこの世を去る父”椎名雅彦が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく3カ月間を描いた、笑って泣けるハートフル・ホームドラマ。
2月12日に放送された第5話では、夢を諦め安定の道を選んで学習塾の正社員になった一馬。結婚を引き延ばすよりも、むしろ早めて瞳の幸な花嫁姿を雅彦に見せてあげようというのが一馬の計画だったが、1人でどんどん計画を進めていく一馬に瞳はモヤモヤしてしまう。
何より、何があっても諦めないと言っていた芸人への夢を、簡単に諦めてしまった一馬にがっかりしてしまったのだ。加えて、自分の葬式を嬉々として語る父の姿が苦しくて、瞳は自分の結婚のことなど考えられなくなってしまった。雅彦が瞳の結婚に反対していたのは、瞳の幸せを願ってのことだったのに…。「私はカズくんと結婚しない」と瞳に宣言されてしまった。
第5話で注目を集めたのは、一馬への岸の宣戦布告シーン。X(Twitter)には「良識ある普通の人間は友達の婚約者に結婚やめろとか言わない??岸くんそれは暴走しすぎ」「コジラセ方が普通じゃない」「岸君落ち着いて…」と、やりすぎ感を諫めるコメントもあったものの、「岸くんのまっすぐな気持ちもこじらせてる感じも人間味があっていい」「あー本当に好きなんだなぁむと好感が高まったといったコメントもよせられた。次週2月19日に放送される第6話の予告動画には、一馬が岸に瞳のことを頼むと頭を下げるシーンが…。果たして、一馬から瞳を託された岸はどう出るのだろうか?
■前回:第5話 ネタバレあらすじ
「もう一度、岸くんに会いたい」という雅彦(木梨憲武)の願いを聞き入れた瞳(奈緒)は、再び岸(深澤辰哉) を自宅に呼び寄せる。すると、雅彦は葬儀会社に勤める岸に、自分の理想の葬式を語り始め、ぜひとも岸に仕切ってほしいと頼む。
岸は、自分の余命をあっけらかんと話す雅彦に戸惑いを隠せず、瞳の結婚式の司会も頼まれていることに不安をもらす。瞳は「結婚式のことはいったん忘れて」と岸に伝える。
葬式のことなど想像したくない瞳は雅彦に文句を言うが、雅彦はあらかじめ決めたプランで最後は明るく見送られたいと話し、瞳にも現実から目をそらさないよう言い聞かせると、自分は英語の勉強を始めてしまう。
その頃、学習塾の講師として働き始めた一馬(濱田岳)は、持ち前の頭脳とトーク力を生かした授業が好評で、正社員としての雇用が決まる。経済的に安定し、これで雅彦にも瞳との結婚を認めてもらえるはずだと喜んだ一馬だったが、最近ライブにも出ていなかったことで芸能事務所をクビになってしまった。
瞳を呼び出した一馬は、芸能事務所をクビになり芸人を辞めること、学習塾の正社員になったということ、そして結婚式場にひとりで行って式の準を進めていたことを話す。瞳は、余命わずかな雅彦に娘の花嫁姿を見せたいという一馬のやさしさを理解しつつも、結婚の保留を望む自分の気持ちを置き去りにされたことで、モヤモヤした気持ちが募る。
そんな中、自分が望む最高の葬式プランを考えるべく、阿波野(光石研)から自分の人生を振り返り、これからの人生を考えるため『人生ノート』(エンディングノート)を進められ、書き始める。
助産院では、新生児の育児に悩む母親のことを気づけなかった自分に、瞳は落ち込んでしまう。瞳はこらえきれず、助産院の医院長(小林聡美)に雅彦がステージ4だと告知されたこと、治療を行なってくれず悩んでいることを打ち明ける。
岸は一馬の元を訊ね、「本当に瞳を幸せにすることができますか?」と詰問する。結婚を延期するか、芸人を辞めるか考えてほしい、瞳にあなたはふさわしくないと岸に言われた一馬は、岸の瞳への想いに気づく。
姉のまき(筒井真理子)に「死んじゃったら、なんにも言えなくなるじゃないか」と結婚を反対する理由を告げた雅彦は、一馬が芸人を辞めて塾講師になったことを知らされ、なんで辞めてしまったのだと驚く。瞳は芸人を辞めた一馬ときちんと向き合ってほしいと雅彦に伝えるが、一方、一馬の決断は、気づかないうちに龍之介(石塚陸翔)との親子関係にも暗い影を落としていた。
瞳は、久しぶりに一馬に会いに行き、やはり彼のそばにいるとホッとすることに気づく。2人が買い物をして一馬の自宅に帰ると、龍之介が書き置きを残して家出していた。
家出をした龍之介見つけたのは、ほかでもない雅彦だった。龍之介は「僕がいない方がいいんだよ。パパは忙しいじゃん。仕事とひとみちゃんのことで。僕はパパの足枷になりたくないんだよ。それにさ、パパはつまらなくなった。お笑い芸人、辞めてほしくなかったよ。僕は。ひとみちゃんと結婚するためでしょ?でも、僕はお笑い芸人辞めてほしくなかった」と気持ちを伝える。
さらに雅彦も「人に言われて簡単に辞めるなんてさ、君の覚悟はその程度のものだったのかよ」と一馬に葉っぱをかける。そして、2人はD1の時のネタが面白かったと話し、「瞳と結婚したければ、芸人として頑張ればよかったじゃないか。惜しいところまで行ってあきらめちゃうなんて、残念だよ。瞳もそう思っているんだろう?」と尋ねる。どうやら、瞳もそう思っていたようで…
一馬親子を見送ったあと、雅彦と向き合った瞳は「無責任だよ。カズくんは悩んで悩んで決めたの」「そうだよ。無責任だよ、勝手なことを言うよ。親は」「親だったら、娘の気持ちも考えてよ。毎日毎日お父さんの心配して、もうカズくんのことをどうしたらいいかわかんなくなっているの」と正直な気持ちを話す。
「あいつの決めたこと、納得ではないんだろ?遠慮しているんだろ?瞳はカズマルに芸人やめてほしくないんだろ?塾の講師になったって全然うれしくないんだろ」「勝手なこと言わないで、カズくんはお父さんにみとめてもらいたくって…そうだよ。私はカズくんに芸人やめてほしくなかった。夢をあきらめてほしくなかった。でも今はそれどころじゃないの。わかってるでしょ?お父さんのせいだよ。…違う、違う…」瞳は父を責めたことを反省するが。
「瞳。もう、俺のことはいいから…俺のこと、心配しなくていいから。今まで通りでいいから。瞳はカズマルと結婚したい、俺はそれを認めない。今まで通りでいいよ」と返されてしまう。
瞳は意を決し「今まで通りなんてできない。私、結婚しない。父さんがこんなときに、結婚なんて無理だから…。私は、カズくんと結婚しない」と宣言する。
■次回:第6話予告
自分たち父娘のせいで一馬が芸人をやめ、それに反発した龍之介が家出する事態に責任を感じた瞳は、一馬との結婚をやめると宣言。一馬はショックを受けるが、瞳の胸中を察して了承する。同じ頃、人生ノートを書き終えた雅彦は、一度は受け入れたはずの死を前に、やはり瞳と別れるのが寂しいと阿波野に本音をこぼす。そして、脳裏にはある考えが…。一方で、日に日に症状が悪化していることから、これ以上は隠し通せないと、中井(矢柴俊博)と加賀谷(葵揚)に自分が末期の膵臓がんであることを告白。治療は受けないという雅彦の強い覚悟に、2人は言葉を失う。
一馬との婚約を解消し、これで心おきなく雅彦のことに専念できると思っていた瞳だったが、助産院での仕事が忙しくても、夜勤明けで体が疲れていても、心はどこか落ち着かず、眠りにつくことができない。雅彦もまた、瞳と一馬の結婚が破談になったと聞いても手放しで喜ぶ気にはなれず、もやもやした気持ちを抱えたまま日増しに強くなる痛みと闘っていた。そんななか、瞳から結婚をやめたと報告を受けた岸が、突然、椎名家を訪ねてくる。瞳を心配して元気づけようとする岸の優しさに触れ、自らを奮い立たせていつも通り助産院へ向かうが…。
カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「春になったら」は2024年1月15日22時スタート。/主題歌:福山雅治「ひとみ」(Amuse Inc. / Polydor Records)/出演:奈緒 木梨憲武 深澤辰哉(Snow Man) 見上愛 光石研 筒井真理子 小林聡美 濱田岳 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@haru_ktv」。公式Instagramアカウントは「@haru_ktv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇「春になったら」番組公式サイト
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