BS11「宮廷の諍い女」第16-20話あらすじ:過ぎゆく海棠(かいどう)の季節~西北からの逆風
BS11で放送の「宮廷の諍い女」(全76話)は、中国の大奥ともいえる宮廷時代劇の最高傑作。2月19日(月)から放送の第16話~第20話を放送、YouTubeにて2分強の予告動画が視聴できる。
「宮廷の諍い女(きゅうていのいさかいめ)」は、日本の“大奥”ともいえる閉ざされた後宮の中で、苛酷な仕打ちに立ち向かい、愛を失いながらも権力を手に入れていく一人の少女・甄嬛(シンケイ)の姿を描いた物語。
■キャスト
甄嬛(しんけい):スン・リー(孫儷/SUN Li)
雍正帝(ようせいてい):チェン・ジェンビン(陳建斌/CHEN Jianbin)
皇后:エイダ・チョイ(蔡少芬/Aida CHOI)
華妃(かひ):ジャン・シン(蒋欣/JIANG Xin)
果郡王(かぐんおう):リー・トンシュエ(李東学/LI Dongxue)
皇太后:リウ・シュエホァ(劉雪華/Leanne LAU)
蘇培盛(そはいせい):リー・ティエンジュ(李天柱/LI Tianzhu)
沈眉庄(しんびそう): リュウ・シー(斕曦/LIU Xi)
安陵容(あんりょうよう): タオ・シンラン(陶昕然/TAO Xinran)
温実初(おんじつしょ): チャン・シャオロン(張暁龍/ZHANG Xiaolong)
ほか
■第16話:過ぎゆく海棠(かいどう)の季節
沈眉荘が冷遇され華妃が勢力を盛り返す中でも、雍正帝は変わらず甄嬛を寵愛しており、華妃は歯がゆい思いを抱いていた。ある日、甄嬛は眉荘から安陵容を支えるようにとの手紙を受け取る。眉荘の助けがない今、味方は陵容のみと痛感した甄嬛は、陵容が雍正帝に見初められるべく、散歩中の雍正帝が陵容の歌声を聞くように策を練る。ほどなくして陵容は寵愛を得て常在に昇格するが、甄嬛は複雑な気持ちを抱く。そして甄嬛の侍女である浣碧(かんへき)も家柄の悪い陵容が寵愛を得たことに嫉妬する。
■第17話:及時雨(きゅうじう)登場
中元節の夜、酒に弱い甄嬛は酔いざましのために宴を抜け出し、桐花台にある夕顔に見入る。そこへ果郡王が現れ2人は夕顔について語り合う。宴に戻ると、温宜公主が乳を吐いたという知らせが入り、雍正帝は侍医へ治療を命じた。数日後、回復に向かっていた公主が、くわい餅を食べて再度乳を吐く。くわい餅に混入した木薯粉が原因だと分かり、華妃は何者かが木薯粉を故意に混入させたと訴える。そして調査の結果、浣碧だけが木薯粉を御膳房に取りに行っていることが判明し、木薯粉を混入させたのは中元節の夜、散歩に出ていた甄嬛だという疑いが浮上する。
■第18話:妹の裏切り
西北の乱を年羹堯が平定したため、雍正帝は華妃を後宮指南役に戻そうと検討するが、甄嬛の助言で持ち越しと決定する。一方、最近浣碧の言動が度を過ぎると感じていた甄嬛は、朝食を食べに来た雍正帝の気を引こうとする様子を見て、浣碧の裏切りを確信する。浣碧が曹貴人と繋がっていると読んだ甄嬛は、ある夜お忍びで謹慎中の沈眉荘を訪ねると浣碧に言い残して出かける。そして案の定、眉荘のいる閑月閣に華妃が現れるのだった…。
■第19話:切り絵に籠めた想い
閑月閣に乗り込んできた華妃は何者かが勅命に背き沈眉荘に会っていると到着した雍正帝に訴えるが、ちょうど甄嬛が現れたため華妃は軽率だったと雍正帝に謝罪する。こうして華妃の後宮指南役復帰は遠のくのだった。その後、甄嬛は沈眉荘に会い、必ず助けると約束する。帰り道に偶然、果郡王に出会った甄嬛は、巡回に見つからぬよう小舟に同乗し、果郡王が大切にしていた袋の中身を見てしまう。寝殿に戻った甄嬛は浣碧に対し姉としての思いを伝える。心を動かされた浣碧は二度と裏切らないと誓うのだった。
■第20話:西北からの逆風
ある日、雍正帝は甄嬛へ高価な蜀錦で作らせた履物を送る。雍正帝に大切にされる日々を送っていた甄嬛だったが、西北の乱で勝利した年羹堯が都に凱旋してから状況は一変する。参内した年羹堯は完全におごっており華妃は肝を冷やすが、まだ年羹堯の力を必要とする雍正帝はこれを容認し、後宮でも華妃の元ばかりを訪れるようになるのだった。ある晩、甄嬛と安陵容が談笑していると、翊坤宮の周寧海が訪れ、陛下が安に歌を歌うよう命じていると伝える。甄嬛は安に付き添い、翊坤宮に向かうのだが…。
2012年/中国
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◇BS11「宮廷の諍い女」番組サイト
2024年1月29日スタート 月~金13:00-14:00
◇YouTube|DVD版予告動画
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