「夜に咲く花」第11・12話(最終回) 18.4%と最高記録で有終の美…早くも続編を望む声が殺到!あらすじと見どころ
大ヒット中のMBC金土ドラマ「夜に咲く花」がついに最終回を迎え、18.4%と自己最高記録を更新、MBC金土ドラマ歴代1位となり幕を閉じた。今回は2月16日・17日に放送された第11・12話(最終話)のネタバレあらすじや見どころを紹介したい。予告動画などは番組サイトおよびYouTubeにて公開中だ。
「夜に咲く花」は、夜になると塀を越える15年も節操を守った未亡人チョ・ヨファと、ソウルの四大門の中の皆が憧れるイケメン従事官パク・スホが塀を越えて線を越える、アクション時代劇だ。【「夜に咲く花」を2倍楽しむ】では、各話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識、各回の視聴率なとまとめている。
■キャスト
チョ・ヨファ役:イ・ハニ
パク・スホ役:イ・ジョンウォン
ソク・ジソン役:キム・サンジュン
パク・ユンハク役:イ・ギウ
ヨンソン役:パク・セヒョン
ほか
■第11話あらすじ
スホはヨファの夫が現れたショックで慣れない酒を飲み、酔った勢いでヨファの頬にそっと触れる。しかしすぐさま正気に戻り謝りながら、ソクチョンが夫が戻ってきたことに対し大丈夫かと問う。ヨファは平気だと答えその場を後にするが、ドキドキは止まらなかった。
カン・ピルジク(チョ・ジェユン)はソク・ジソン(キム・サンジュン)に15年前に殺したはずの内禁衛長の息子が実は生き残っており、スホがその息子だと告げる。それをこっそり盗み聞きしていたヨファはユンハクとスホが危険だと知る。その時ジソンが人の気配を察知したため自分の正体がばれる危険にさらされたヨファはすぐに祠に向かい、服を着替えて遺影を拭いているかのように振る舞った。家に怪しい者が入ったという言葉に祠に入ってきた夫ソクチョン(オ・ウィシク)はヨファの服の裾から見える黒い裾に気づくも、とっさに服をかぶせ隠してあげるのだった。
そんな中、大行首がカン・ピルジクに拉致され、「助けたければ一人で来い」と矢文がスホの元へ届く。スホはすぐに救出に向かうも、カン・ピルジクらに囲まれてしまう。その時ヨファが登場するも、ヨファも刀を置かざるを得ない状況に。するとスホが突然ヨファに「初めて会った時のことを覚えてますか?あの時何をしたのか…」と言い出す。突然の戯言に驚くも、当時のことを思い出したヨファ。同じように目の前にあった石を投げつけ、その隙に逃げ出すことに成功した。
王はナンギョンを捕まえろという命令を出し、ジソンは勝手な行動をした王を責める。ナンギョンはすでに逃げた後であり、行方不明の状態が続いた。そんな中、王はソクジョンが戻ったことを祝う席を設ける。そこで王は特別な客をもう一人呼んだと言うと、逃げたはずのナンギョンが登場し、驚くジソン。今回、王やユンハクの作戦は、皆の前でジソンの口から自白させ、またその全ての状況をそのまま記録に残させることだった。ナンギョンは祝いの席にふさわしい意味のあるお茶を準備したと言い、先王、そしてヨム・フンジブを殺した際に使用した毒の花のお茶を差し出す。王はここで、今回の主役ソクチョンに先に飲ませることを提案。皆がジソンがいつ止めに入るか伺っているが、ジソンは止めることなく、またもや息子を見殺しにしようとする。ソクチョンが飲もうと口をつけた瞬間、ヨファが止めようとすると王が叫ぶ。ナンギョンが毒入りの茶だと明かし、続けて15年前、先王にジソンの支持で毒茶を飲ませたと自白する。そして毒を証明するため自身が飲み干す。ヨファは倒れるナンギョンに駆け寄るが、そこでナンギョンが兄ソンフは既に死んだと言い、ヨファは衝撃を受けるのだった。
■見どころ
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視聴率は15.4%と一気に急上昇!ラストシーンは手に汗握る緊張感たっぷりの展開が繰り広げられた。ジソンが息子をまたもや殺そうとしたところは、ナンギョンだけでなく視聴者全員が「ここまで非情な人間だとは!」と怒りを覚えたはず。証拠がないとしらばっくれるジソン、どうか最終回でギャフンと言わせて欲しい!
そんな残酷な人間の息子であるソクチョン、彼も父のようにヨファらの邪魔をするのか?と思いきや、正体がばれそうになったヨファのためにとっさに覆面を隠して周囲に気付かれないようにしてあげたり、ヨファが覆面の人物だと確信し、全幅的な支持を表明しながら「かっこいい人が好き、つかまらないでほしい」と発言。またスホを呼び出しヨファについて「スホの情人」なのか「覆面を被った怪人」なのか、とヨファの正体を知っていることを仄めかし、実はとても勘が鋭い人間のようだ。もしかしたら途中から登場した彼が最後にヨファ達を大きく救ってくれるのかもしれない?と思わず期待してしまう。
■第12話あらすじ
ヨファはオ・ナンギョンが死ぬ直前に兄の死を語り、カン・ピルジクがソク・ジソンの命令で自分が殺したと告白し事件の真相が明らかになった。15年もの間、兄が戻って来ると信じて生きて来たヨファだが現実を受け入れられず、復讐心に火がつく。夜にヨファはジソンを襲って殺そうとするも、スホが止めに入る。ヨファは何故止めるのかと怒りを露わにするが、スホはヨファの兄が自身の復讐のため妹が死ぬことを望むと思うのかと訴え、もしそんな方法しかないのなら、自分がやると説得し、ヨファはその場で泣き崩れる。
その後、刀の持ち手の中から兄がヨファへ残した品物が発見される。また先王が残した手紙もまた発見され、そこにはソク・ジソンが自身を殺そうとしていると記されていた。ヨファは王をはじめ皆が集まる前でジソンの罪を告発するのであった。するとジソンは開き直って「真実だったら何が問題か?全ては国を守るためだった」と言い放ったため、ヨファは目の前で黒い覆面をつけ、刀を抜く。夜に襲撃してきたのがヨファと気付いたジソンは驚き、ヨファは「あの時殺しておくべきだったと後悔させないでください」と言うのだった。ジソンは一体お前は誰だとヨファに問うと、ヨファは「もう誰か忘れましたか?左議政宅の嫁、チョ・ヨファです」とにっこり微笑むのだった。結局、ソク・ジソンは「サクタルクァンジク/削奪官職」と賤民の身分に落とされ地方に送られる。
全てが解決し、ヨファはスホに「今後は誰かの情人、夫人、嫁ではない、チョ・ヨファとして生きたい」と語る。しかし死ぬまでソク氏の嫁ということは変わらないということを悟ったヨファ、離婚したとしても今後も寡婦と変わらず生きづらい人生となり、スホには自身の道を進むように言うのであった。スホはどんなヨファでも関係ない、一緒にいたいというも、ヨファの決意は固かった。
その後ソクチョンが「全部父が仕組んだこと、この婚姻は詐欺だ」と大勢の前で訴えたおかげで、王によって婚姻が無効となり、ヨファは晴れて自由の身になる。しかし自分の心配はしないでと手紙を残して姿を消したのだった。
1年後、ヨンソンはファヨン商団の一部の権利を得て、ユンハクと互いに想いを確認した。ファン・チダルは望み通り兵曹判書になり、スホは近衛兵長に昇進した。そしてヨファは覆面をつけて夜の町に戻り、困っている人を助けていると、そこにスホが現れ再会を果たす。スホはヨファの覆面を外しながら「再び私の目に止まったからには、もう、私の視界から抜け出すことはできません」と言うと、ヨファも「私はそう簡単に捕まる人間ではないですが、一度機会を与えましょう」と笑顔に。するとスホはヨファを抱き寄せるのだった。
■見どころ
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拡大放送した最終話は18.4%と最高記録を更新し、MBC金土ドラマ歴代1位を記録。 中盤ではサッカー中継などと放送が重なることもあったが、粘り強い視聴率上昇勢を見せて有終の美を飾った。
ソク・ジソンの結末に関しては「刑が甘い、もっと苦しむ姿が見たかった」などと厳しい意見の視聴者もいたものの、最初から最後まで笑って見られる勧善懲悪の明るいドラマである本作品としてはとてもスッキリした素晴らしい終わりかただったのではないか。またヨファとスホの二人の関係に関しても、「キスシーンがなくて残念」「二人が結ばれて婚姻するのかと思った」など、明らかなハッピーエンドを望む視聴者の声もあったが、同様に、今後の二人の明るい未来を彷彿とさせる爽やかな終わりかたで寧ろ本作品らしいと言えるだろう。また寧ろその方が続編が作りやすいといった指摘もあり、早くもシーズン2を願う視聴者の声が殺到。これは是非とも期待して待っていたい!
◇MBC番組HP
◇YouTube第12話予告動画
【作品詳細】【「夜に咲く花」を2倍楽しむ】