「相棒22」IQ150の天才少年・山田(中川翼)の自殺を止めた右京(水谷豊)!第18話ネタバレと第19話予告
28日放送の「相棒SEASON22」第18話ではIQが高すぎるゆえに孤立しいじめられた少年の心を同じ境遇の右京(水谷豊)がしっかりと受け止めた!テレビ朝日、3月6日(水)最終回スペシャル前編・第19話「トレードオフ」を放送。豪華俳優そろい踏み!予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「相棒SEASON22」の第18話が2月28日に放送された。2話連続となる話の後半だ。頭脳明晰でチェスでも圧倒的な力をもつ右京(水谷豊)が苦戦させられたIQ150の天才少年・山田(中川翼)が、爆弾テロとして自首をしてきた。右京以外の人の尋問には答えないといって、強引に特命係を引っ張り出してくる。しかし、山田は口をわらない。何も答えないが、右京なら爆弾が爆発する16時までにその場所を特定できるのでは?と挑戦してくる。人の命がかかっている状態での「ゲーム」発言に亀山薫(寺脇康文)が本気で怒るが、山田は意に介さない。
結局、右京がすべて探り当て、爆弾も無事に処理することができた。原因となったのは、城北中央署でのパワハラだった。激しすぎるパワハラを署長に訴えたのに自分の経歴に傷が付くことをおそれた署長は放置した。絶望した警官が自殺したのだが、それは山田たちの養護施設での仲間だった。自殺しようとする山田を説得した右京は優しく抱きしめるのだった。
3月6日に放送される第19話は最終回スペシャルの前編となる。10月18日から放送されたシーズン22もあと2話で終わりを迎える。最終回スペシャルには、特命係の“ボス”である警察庁長官官房付・甲斐峯秋(石坂浩二)、野心家の警視庁副総監・衣笠藤治(杉本哲太)、“鉄の女”の異名をもつ内閣情報調査室トップ・社美彌子(仲間由紀恵)らレギュラー陣の中でも「クセ強」な面々が登場する。
法務大臣が“指揮権”を発動し、与党幹事長の収賄容疑に関する強制捜査が見送られるという、大混乱の事態から幕を開けるという第19話のゲストには、法務大臣・下川阿貴役に黒谷友香、幹事長の収賄の捜査を指揮していた東京地検特捜部検事・尾上欣悟に甲本雅裕、襲撃された政治学者・乙部泰治郎役に佐戸井けん太、そしてテレビ朝日の刑事ものの連続ドラマには欠かさない金田明夫が内閣官房長官・武智淑郎として登場する。
さらに予告動画で右京が監禁されているような場所からカメラに向かって「黒幕は」と話しかけている。いったい右京の身になにがおきたのか?
■前回・第18話ネタバレあらすじ
IQ150の天才少年・山田(中川翼)が、連続爆破事件の犯人“INVISIBLE(=透明人間)”を名乗って所轄署に出頭してきた。右京(水谷豊)以外とは一切話すつもりはないと主張し、取り調べ官に指名する。しかし、右京の追及に対しても「僕が色々話したらゲームになりません。解き明かしてくれないと。捨て身のゲームでないと、勝てない」と右京を挑発してくる。
いっぽう、薫(寺脇康文)は、第二の爆弾テロの被害者が、所轄署の元刑事・牧野文雄(山形匠)だと判明したことを受け、何か隠している様子の副署長を追及するが、かわされてしまう。負傷した牧野は激しいパワハラをしていて、その被害を受けていた警官が自殺したという噂があった。しかし、署長たちは口をつぐんでいる。自殺した金森という警官の経歴には東都愛育園があった。施設出身だったのだ。右京と薫は愛育園を訪ねる。愛育園の職員の話から、金森は山田と本城(吉田日向)をかわいがっていたことがわかった。金森は正義感が人一倍強い人物だった。
そんな中、山田と共謀していると思われる本城が、再び不穏な動きを見せる。帰りの車の中で「会社を辞める」といってかってに車を降り、どこかへ向かう。
金森が死亡したころ警察を辞めた牧野という人物を右京と薫は訪ねる。すると、壮絶なパワハラがあったことがはっきりと証言された。自殺した後も、遺族がいないのをいいことに署長は隠そうとしていたのだ。
山田が16時に爆弾が爆発すると言ったが、右京の推理でその場所を特定できた。さらに本城が共同墓地にいっていることも突き止めた。本城のことは伊丹(川原和久)たちに託し、右京は山田の取調室に戻る。そして、爆弾を処理したことを告げる。
そして3つの事件のうち、最初の山田市長に対する爆破が理解できないと右京はいった。牧野を襲ったのは金森への復讐、警察署内に爆弾をしかけたのは署長たちへの復讐だとしても最初の1つがわからないという。すると、山田少年は、山田市長(升毅)は自分の名付け親なのだという。山田市長はよかれと思って、自分の名字を山田につけ、希望という名前をつけた。自分の実の子であり現在城北中央署の署長である息子には正義と名付けた。山田少年には絶望しかない自分に希望という名前をつけて、息子に正義と名付けたことを恨んでいた。また、子どもの頃から一度見たものはすべて覚えてしまう頭脳のせいで学校でもいじめられたし、孤立してしまった。どこにも居場所はなかったという。右京は自身も学校では孤立していたことを話し、理解しようとするが、山田は隠し持っていた銃で自殺を図ろうとした。右京はそれにひるむことなく、「君には希望がある」といって近づき、銃を取り上げてから抱きしめた。
署長はパワハラについての監察をうけ、市長は辞職した。
■第19話あらすじ
与党幹事長の収賄容疑に関する強制捜査が進んでいたが、法務大臣の下川(黒谷友香)が指揮権を発動し中止することになった。内閣官房長官の武智(金田明夫)が裏で糸を引いていたが、ほとんどのマスコミが黙殺していた。捜査を指揮していた特捜部長の尾上(甲本雅裕)も圧力に負け、ベテラン政治学者の乙部(佐戸井けん太)だけが意を唱えていた。
そんな中、乙部が未成年の男性に襲われる事件が発生した。興味を持った右京(水谷豊)が、薫(寺脇康文)と共に動き出すと、被害者である乙部から、意外な証言が飛び出す。
テレビ朝日 2023年10月スタート。毎週水曜日21時放送「相棒SEASON22」。出演:水谷豊、寺脇康文、鈴木砂羽、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@AibouNow」。
◇テレビ朝日「相棒SEASON22」番組公式サイト
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