新朝ドラ「虎に翼」メインビジュアル&音楽が決定!伊藤沙莉が昔の法服をアレンジした衣装を着る

02月29日12時03分ドラマ

NHKは29日、2024年度前期の朝の連続テレビ小説「虎に翼」(4月1日1日スタート)のメインビジュアルを公開し、音楽担当が森優太に決まったことも発表した。

「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性の物語。舞台は昭和初期。日本初の女性弁護士で後に裁判官になった実在の三淵嘉子がモデルで、伊藤沙莉が猪爪寅子(いのつめ・とらこ)を演じる。



公開されたメインビジュアルは、真っ黒な衣装に身を包み、凛とした佇まいのヒロインの寅子が全面に配置された、彼女の意志の強さが伝わってくる。

メインビジュアルのデザインを手掛けた三宅瑠人と岡崎由佳は「主人公の寅子は、いつも自分の足で立ち、頑張る女性。それを表現するために、王道なポートレート写真を選び、ヘアメイクでいろいろな年齢に見えるように工夫し、時間を超えたビジュアルを意識しました」とコメントした。

伊藤が着用している黒い服は「昔の法服のデザインを参考にアレンジしたもので、胸元のイラストは、家庭裁判所創設に携わった主人公のモデルの三淵さんにちなんで、『家庭』を感じさせるものや、寅子が出会う友人たちを象徴するもの、戦禍を表す爆撃機なども散りばめ、寅子がさまざまな人生や出来事を胸に裁判官になったことを表現して描きました」と説明。

虎に翼また、併せて発表された音楽担当は1985年生まれの作編曲家の森優太。主に映画や舞台、ドラマの劇伴音楽を制作している。主な担当作品は映画『恋するけだもの』『明け方の若者たち』など。NHKでは「あなたのブツが、ここに」「海の見える理髪店」「忘恋剤」を担当した。森は「自分の人生が、朝ドラの音楽を担当させていただけるものだったとは、、! 驚きと喜びで震えております」と感激。「多面的で生き生きと血の通った登場人物達、規則と人間の両面をもつ司法の世界、このごまかしのない物語に寄り添い、一緒に羽ばたいていけたら、と思います。素晴らしいキャストとスタッフの皆様、最高のミュージシャンの方々のご協力のもと、この作品が一人でも多くの人の心に届き、素敵(すてき)な朝を増やす力になれるよう、音楽を作ってまいります!」と意気込みを語っている。

■2024年度前期 連続テレビ小説『虎に翼』
作:吉田恵里香
主題歌:米津玄師「さよーならまたいつか!」
キャスト:伊藤沙莉 / 石田ゆり子 岡部たかし 仲野太賀 森田望智 上川周作 / 土居志央梨 桜井ユキ 平岩 紙 ハ・ヨンス 岩田剛典 戸塚純貴 / 松山ケンイチ 小林 薫
法律考証:村上一博
制作統括:尾崎裕和
プロデューサー:石澤かおる 舟橋哲男 徳田祥子
取材:清永聡
演出:梛川善郎 安藤大佑 橋本万葉 ほか
放送予定:2024年4月1日(月)より 全26週(130回)

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