韓国ドラマ「予期せぬ相続者」第3-4話イ・ジェウク計画通り、イ・ジュニョン社長の息子として本格始動(ネタバレ)

03月08日11時26分ドラマ
「予期せぬ相続者」はDisney+にて独占配信中

3月6日に公開されたDisney+「予期せぬ相続者」(原題:ロイヤルローダー)では、テオとジュンモの緻密な計画により会長の座を狙うソンジュを蹴落とすことに成功する。何とか危機を乗り越えるとテオはジュンモに対し、イナを息子として再びカンオに連れ戻すことを提案する。ジュンモはテオの提案に承諾すると後日、イナを連れ記者たちの前に現れる…。
今回は第3話と第4話のネタバレあらすじと見どころ、感想などを紹介する。



「予期せぬ相続者」は、韓国の財閥オーナーの隠し子、そして野心家の幼なじみが手を組み、社会の頂点に立つことを目的に繰り広げていく非情な権力争いと復讐劇だ。⇒【各話のあらすじ】

■キャスト
ハン・テオ役:イ・ジェウク
カン・イナ役:イ・ジュニョン
ナ・へウォン役:ホン・スジュ
ほか

■第3話あらすじ
会長ジュンモ(チェ・ジノ)の側近となったテオ(イ・ジェウク)は大規模なロイヤルロード事業計画が進んでいることを知らされる。しかしある日、何者からかメールを受け取ると、そこには会長の後釜を狙うソンジュ(イ・ジフン)が党代表候補のチョ・スンドンと密会する映像が。後日、ソンジュの思惑通りスンドンが党代表に当選すると、ジュンモは怒りを露わにし、テオに裏調査を指示する。

ヘウォンはオ補佐官から党大会の集まりがあると聞くと、盗聴器を設置し会話を盗み聞きする。そして、ソンジュが共生協力センターをカンオから独立させるのが最終目的だと知ると、すぐにテオとイナ(イ・ジュニョン)にも知らせる。ソンジュの目的を知りヘウォンとイナは諦めた様子を見せる中、テオはただ一人、「会長にまだ勝算はある」と謎めいた自信を見せる。

ソンジュがチュ代表を呼び出すと、ジュンモを背任させるためミルトンの一件を横領の証拠として告発するよう提案する。初めは拒否するチュ代表だったが、新たな事務所設立を条件にソンジュの提案に乗ることに。しかし、ソンジュが約束した新事務所設立はただの口約束に過ぎなかった。テオはソンジュとチュ代表が交わした裏取引の情報を謎の男(ジャン・マル)から受け取りジュンモへ伝えると翌日、ジュンモはチュ代表を呼び出し、センターを会長室直属にすると言い出す。チュ代表はジュンモが下した決定をソンジュへ伝えると、ソンジュは焦った様子でグムソク(キム・ホジョン)へ報告する。すると、グムソクは「カンオは会長だけのものではないことを示す」と意味深な発言をする。

会議が開かれるとジュンモはセンターを会長室直属とすることを正式発表するとともに、ソンジュをカンオ証券社長に抜擢すると発表する。計画が全て水の泡になったソンジュは落胆する表情を浮かべる。そんな中、ジュンモとグムソクはとある話で言い合いをしていると、持病をもつジュンモは突如発作を起こしその場に倒れてしまう。倒れたジュンモを助けないままグムソクが去ると、そこへテオがやってくるがテオもまた、倒れたジュンモをただ見守るのだった…。

■見どころ・感想など
側近として会長の右腕となったテオは、野望を隠しながらカンオグループの闇を少しずつ暴いていく。謎の男からの情報をもとに、会長の後釜を狙うソンジュが裏で動いているのを知ると、先手を打つようジュンモに助言をするテオ。結果見事、ソンジュはまるで左遷かごとくカンオ証券社長の座に飛ばされ、代わりにドンウク(コ・チャンソク)がセンター長に復帰する結末を繰り広げた。

そんな中、持病をかかえるジュンモが倒れてしまうと、それを目撃したグムソクはその場を立ち去ってしまう。その後やって来たテオをまた、倒れたジュンモをただ見守るだけという行動を見せる。ジュンモが持病で亡くなるのをまるで待っていたかのようにも見えた2人は果たしてここからどんな行動をとるのか。そして、テオはソンジュが解雇したドンウクを再びセンター長に呼び戻したが、どんな思惑があるのかも気になるポイントだ。

ロイヤル1「予期せぬ相続者」はDisney+にて独占配信中

■第4話あらすじ
グムソクが動く前に何者かによって告発されるとカンオに全面捜査が入る事態に。しかし同じタイミングでジュンモが倒れ危篤状態になると捜査はすぐさま中止され、ミルトン押収の件は持ち越しに。一方、病院に運ばれたジュンモの元へ家族が集まり激しい言い合いを繰り広げる中、テオは家族たちを病室から帰らせるよう促す。

インジュ(ハン・サンジン)の自宅を訪れた後、再び病院へ戻るテオ。病室に入るとそこには何事もなかったかのように振る舞うジュンモの姿が。実はテオとジュンモは手を組み、ソンジュより先にわざとミルトン押収の告発をし、そのタイミングでジュンモが倒れるシナリオを作っていた。見事先手を打つことに成功したテオは褒美として、ジュンモにイナを会社へ連れてくることを提案する。

グムソクはジュンモが入院している際に緊急役員会議を開くと、ソンジュを会長代理として推薦する。グムソクの手助けにより地位を取り戻そうとするソンジュだったがある日、謎の男がカンオ証券のサイトをハッキングし株価を大暴落させる。カンオ証券社長の座に就いて間もないソンジュは予想外の事態に混乱していると、株式の超過発行の罪に問われ出頭を要請されてしまう。

一方記者たちが囲む中、退院したジュンモはイナが付き添いながら車いすに乗って現れる。記者たちは一斉にミルトンとの関係やカンオ証券のトラブルに関する質問をする中、イナは覚悟を決めた表情で会長の息子であることを発言する。

■見どころ・感想など
計画通りにソンジュを一気に蹴落とすことに成功したテオは、ジュンモにイナを息子として連れ戻すことを提案する。イナを社長の座に上らせるのが目標であるテオは、緻密な計画を立て少しずつ地位を確立していく。一方、イナはテオとジュンモが極秘に手を組んでいたことを聞かされ疎外感を感じてしまう。しかし、テオがイナのことを想いわざと黙っていたのを理解すると最後、イナは覚悟を決めた様子でジュンモの息子であることを公にする結末を見せた。

のけ者にされてきたイナがついにカンオの一員として認められ、ここから本格的に社長の座を奪いに行く計画が実行される予感。ソンジュは今回の一件でかなりの損害を受けたが、まだカンオグループ内にはクムソクやインジュ、そして現会長ジュンモが待ち構える。テオとイナがどのようにしてここから這い上がっていくのか期待が高まる。また、イナと結婚の約束をしたヘウォンもカンオグループにどう関わってくるのか、ヘウォンが本当に望むのは何かについても今後の見どころだろう。

「予期せぬ相続者」はDisney+ にて2024年2月28日より独占配信開始(全12話/毎週水曜日2話ずつ配信)

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