【最終回ネタバレ】「ジャンヌの裁き」玉木宏たち検察審査会メンバーは田中直樹や笹野高史の悪を暴いた!
3月8日に放送されたテレ東「ジャンヌの裁き」(20時)の最終回・第8話で、剛太郎(玉木宏)たちは桧山(田中直樹)が庄司議員(笹野高史)と共に悪事に手を染めていたことを暴露!剛太郎は新しい漫画に挑戦し始めた!最新話はTVerで、全話はU-NEXTにて配信されている。
圧倒的≪強者≫である検察に、≪弱者≫である一般人の寄せ集め=検察審査会メンバーがジャンヌ・ダルクが革命を起こしたように立ち向かい、事件に隠された巨悪の存在に迫っていく痛快なエンタメ司法ドラマ「ジャンヌの裁き」の最終回・第8話が3月8日(金)に放送された。これまであまりなじみが無かった検察審査会を世間に広めるのに1役買ったドラマとなった。
「検察審査会」とは一般市民からランダムに選ばれた人たちが、検察が「不起訴」「不起訴相当」とした案件に対して、「ちょっと待って。この事件、もう一度話し合ってみましょうよ」と、市民が法曹界に物申すことができる。実際にいくつもの事件をそうやって「起訴相当」に持ち込んでいる。2019年には森友学園問題で、2021年には故・安倍元総理の「桜を見る会」について不起訴不当という判断を出しているし、最近では自民党の裏金問題などでも検察審査会の名前が浮上している。
最終回では、これまで検察審査会の邪魔ばかりをしてきた桧山(田中直樹)の検事長就任を阻止すべく、剛太郎(玉木宏)を初めとする検察審査会のメンバーが弁護士のふみ(桜井ユキ)と共に戦った。第7話では桧山側にたってふみを誘拐までした寿(音尾琢真)だったが、桧山に自分の罪を握られていたための行動だった。自首することで寿は正義を守った。そして、夫が庄司議員(笹野高史)の秘書を務めていた美弥(高岡早紀)が夫の残したメモを公開することで、検察審査会は桧山と庄司の罪を糾弾することができた。
悪が捕まって「正義万歳!」となる結末ではなく、桧山はその罪をすべて部下の塩川(金子昇)に押しつけたり、庄司は自分のあずかり知らぬことといって逃げおおせる。桧山にいたっては検事長にはならなかったが、後に政治家に転身を図っている。
ただ、検察審査会のメンバーは自分の道を改めて考えることができ、それぞれが力強く生きていけるようになった。剛太郎も少女漫画から、もともと描きたかった少年向けの漫画を書く転身を図った。
■最終回・第8話あらすじ
寿(音尾琢真)と塩川(金子昇)によって監禁されているふみのことを知らない剛太郎(玉木宏)はふみ(桜井ユキ)と連絡がとれないことを心配している。剛太郎のスマホに突然美弥(高岡早紀)から1枚の写真が届いた。そこにはふみが履いている靴が写っていた。しかし、場所はわからない。
ふみは、剛太郎の親友の寿がなぜ桧山側についているのかがわからない。寿は、美弥の居場所を教えれば開放するというが、ふみは「知らない」と答えた。そんなふみを寿は逃がした。
そうやっている間にも桧山の検事長就任の時期が近づく。たとえ、庄司に「犬」と言われようとも桧山は庄司の力を使って上に登りつめようとしていた。
検事長就任がマスコミをよんでの会見だときいた検察審査会メンバーはその場で桧山の悪事を暴こうとする。マスコミに声をかけているが、佐和子(優香)の会社だけにはその連絡がない。上司は佐和子を止めようとするが、佐和子は会見の場に向かう。
会見が開かれ始めると、剛太郎は桧山を糾弾し始めた。証拠がないという桧山の前みふみが美弥を連れてきた。美弥は夫が残したメモを出した。そこには庄司や桧山の悪事が書いてある。すると桧山はすべて部下の塩川(金子昇)がやったことだといって追求を逃れる。庄司もまた人のせいにした。とりあえず、桧山が検事長になることは阻止でき、ふみの姉の事件も検察審査会が審議してくれることになった。
検察審査会は時期が終わったので解散となった。桧山のゆくえはしばらくわからなかったが、政治家に転身していた。庄司は収賄で特捜部の捜査を受ける。指揮をとっていたのは塩川だった。
剛太郎は少女漫画を卒業し、少年向けの漫画を描き始めた。
テレ東 2024年1月12日スタート。毎週金曜日20時放送「ジャンヌの裁き」。出演:玉木宏、桜井ユキ、音尾琢真、優香、高岡早紀、田中直樹(ココリコ)、金子昇、入江甚儀、長谷川純、山本龍二、糸瀬七葉ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@tx_dorama8」。
◇テレビ東京「ジャンヌの裁き」番組公式サイト
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